手作りにこだわる仙台牛たん焼きの老舗 ~たん焼 一隆本店~

グルメ

こんにちは、斉藤さんです。
今回は、青葉区国分町にある牛タン焼き専門店『一隆(いちりゅう)』さんへ行ってきました。こちらは牛タン焼きの生みの親である「太助」初代店主さんの一番弟子として修業を積んだご主人が切盛りされているお店で、牛タンは昔ながらの手法で丁寧に仕込んだ本場仙台の味が楽しめますよ。

店名:たん焼 一隆本店
電話番号:022-261-4026
住所:宮城県仙台市青葉区国分町1-4-21
参考:ホームページ食べログ



お店は、地下鉄広瀬通駅から徒歩5分ほどの場所。広瀬通沿いの「白松がモナカ」さん裏手の細い路地にある小さなお店です。お隣には大衆浴場「駒の湯」さんがあります。

この日は、平日の開店直後に伺いましたが、お店前には並ぶ先客が2名ほど。休日だと数十名の行列が出来ることもあるのでラッキー。回転も速いのでそんなに待つことなく入れました。

庶民的で年季の入った店内からは、長い歴史が伺えます。席はカウンター6席に小あがり3卓とちょっと狭めです。



メニューは、牛タンとみそかつの2大看板。最近は、牛タンも2千円前後のお店が多い中『牛たん焼き定食1300円』と驚きの安さですよ。

それから待っている間も絶えず聞こえる、牛タンを焼くご主人と女将さんの声掛けがいい感じ。せっせと手を動かしながらも「狭いんで気を付けてねー」「ゆっくりできなくてごめんねー」と、とにかくずーっとお客さんを気遣いっぱなし。気さくで優しいご主人のおかげで慌ただしい店内も和やかな雰囲気です。



程なく牛たん焼き定食がやってきます。牛タン、麦飯、テールスープに、漬物は白菜漬けと南蛮みそ漬けがひとかけ。牛タンは重ねられていて、なんと10切れも乗っています。……本当にこのお値段でいいの?



牛タンは、ひと口噛んだ瞬間もう強烈に美味しい。しっかりと下処理されて臭みが一切なく、それでいてジューシーです。焼き加減も、均一に火が通っていながら焦げがなく正に職人の技。歯切れがいいのに歯ごたえもあって、牛タンの味を存分に味わえます。もうずっとモグモグしていたいくらい噛めば噛むほど熟成されたうま味が溢れてきますよ。



テールスープには、塊のテール肉がゴロンと3つ入っています。隣に居たお兄さんが「テール、デッケェ……」って呟いたので心の中で相槌を打ってしまいました。わかる。
お味も濃厚でなかなか。じっくりと煮込まれたテールのうま味が染みわたります。

食べ終わるともうお腹いっぱい。大盛にしていなくても十分満足できるボリュームですよ。

一隆さん牛タンは、丁寧に一枚一枚手作りだからこそ出来る老舗の味ですね。機械を使わず、柔らかくするための薬剤も一切使用していないとのことなので安心して食べられますよ。噛めば噛むほど美味しい、昔ながらの仙台の牛タンを楽しめるオススメのお店です。またお邪魔したいと思います。ご馳走様でした。

※一部メニューの価格変更があります(2019年6月18日現在)※

●牛タン焼定食
A定食(タン6切れ)1,200円
B定食(タン8切れ)1,200円
C定食(タン12切れ)1,900円

●みそかつ定食 1,200円

※ライス大盛・おかわり 150円

●ミックス定食(牛タン焼&みそかつ)
普通(タン4切れ)1,400円
タン大盛(タン8切れ)1,900円

●単品
牛タン焼(タン8切れ)1.000円
味噌かつ 800円
南蛮味噌漬け 300円
テールスープ 500円
ライス 150円
生ビール(中ジョッキ)550円
瓶ビール(中瓶)680円
ノンアルコールビール 360円
コーラ 260円

全て税込価格となります。


店名:たん焼 一隆本店
電話番号:022-261-4026
住所:宮城県仙台市青葉区国分町1-4-21
参考:ホームページ食べログ