【10/3OPEN】東北初！？レモンレストランが北目町にやってきた　～Tooooo Lemon～

こんにちは、キッドです。
先日のこと、新店のプレオープンイベントにお呼ばれしてきました！！気になるお店はというと。

2018年10月3日仙台市青葉区北目町にレモン専門のカジュアルレストラン
『Tooooo Lemon/トゥーレモン』さんがオープンします。おめでとうございます。パチパチパチ～♬

店名：Tooooo Lemon/トゥーレモン
電話番号：022-302-6899
住所：宮城県仙台市青葉区北目町5-9 アトレ北目町2F
参考：ホームページ・Twitter

いろんな食材を使った専門店が多い中、レモンの専門店は聞いたことがないですね。どんな料理があるのか楽しみ。うふふっ。

みなさんよりも一足先にお店へ行ってきましたので、マチプラでもご紹介をさせていただきます。

お店の場所は仙台トラストタワーの裏手、最近では、いろんなオシャレなお店が増えているホットスポット、仙台市青葉区北目町になります。

近くにはとんかつの人気店「かつせい」さんやマーボー焼きそばの人気店「竹竹」さん、すぐ隣には地元民に愛される大衆中華食堂「横綱」さんがあるので、わかりやすいかと思います。

■過去記事：まさに横綱の安定感！北目町の大衆中華食堂
■過去記事：仙台名物マーボー焼きそばのススメ

『Tooooo Lemon』さんはビルの2階になります。建物の入り口には可愛らしい看板がお出迎え。

レモン専門店ってことで、やっぱりレモンがてんこ盛りです♬

さてさて、早速お店へ入ってみましょうか。Let’s Go！！

おお、素敵！！

店内は白とブラウンを基調とした中に、レモンの黄色がアクセントとして散りばめられていました。この日は夜でしたが、昼間であれば道路側の窓からは、光が差し込んで気持ちが良さそうです。

では、定刻となりましたので、代表の柴田さんより『Tooooo Lemon』についての説明が始まりました。

ホームページでも紹介されていますが、お店で使用されるレモンは広島県呉市の沖合に浮かぶ「安芸灘とびしま海道」で作られるとびしまレモンとなります。実は「安芸灘とびしま海道」はレモン国内生産量1位なんだそうです。

しかし、今年の7月に同県を襲った大洪水は、レモンの収穫量にも影響を与えているんだとか。Tooooo Lemonでとびしまレモンを使用することで、少しでも復興の手助けになればと、柴田さんの思いを感じることが出来ました。

ちなみに皆さん、レモンの旬の時期ってご存知ですか。個人的には夏のイメージがありますが、レモンの旬は冬になります。へぇ～、意外！！むしろ、夏の6-7月の間は収穫が出来ないそうです。外国産レモンを使用すれば問題ないかもしれませんが、お店では食への安全性を考慮し、すべて防腐剤、防カビ剤不使用のとびしまレモンを使用します。夏の期間は、あらかじめ収穫したものを冷凍することで対応が可能となるようです。果実はもちろんのこと、皮まで美味しく食べられるとびしまレモン。楽しみですね。

とてもタメになるお話の後は、実際に食べて感じてみないといけませんね。これが今日一番の目的だったりします。笑

乾杯はお店特性のレモンカクテルでカンパーイ！！わがままを言って、グラスにレモンを添えていただきました。レモンのさわやかな香りが広がり、程よい甘さでさっぱり飲みやすくて美味しい。もう水のようにグビグビいけちゃいます。

まずはこちらの『前菜3種盛り合わせ』から。
自家製レモンピクルスに無添加サラミのピンチョス、タラモサラダの組み合わせになります。レモンピクルスは酸味が柔らかくとても食べやすいです。ピンチョスは白ワインかビールが進む美味しさ。タラモサラダは美味しくて、もう言うことなし。目の前にあったら、無意識に食べてしまいそうです。

次にやってきたのは『イカとドライトマトのアヒージョ』になります。イカはぷりぷり食感、ドライトマトは味が凝縮され、食材の旨味が溶け込んだオイルをバケットにつけて食べたら、もう至福のひとときです。このオイルを使ってパスタでも作ってほしいよぉ。

こちらは『レモンステーキ関村牧場の漢方三元豚』になります。レモンステーキとは長崎県佐世保の名物になるんですね。恥ずかしながら初めて聞きました。その気になるお味はというと、こりゃ美味い！！豚の脂が甘くて口の中で溶け、程よい肉感もあり繊維は噛むほどに優しくほぐれていきます。

レモンの酸味が肉質を柔らかくし、とても奥行きある美味しさとなっていました。間違いなく白いご飯が欲しくなっちゃいます。牛タンや漢方和牛も気になりますね。料金メニューを見ると、漢方和牛は1,900円ぐらいするので、ちょっと高いですが、せっかくなら食べておきたいところ。

待ちに待った『レモボナーラ』がやってきました！！どんな味がするのでしょうか。想像もつかないですね。

では早速パクっと。うわ、面白い！！全然予想していた味とは違います。レモボナーラとは言いながらも、カルボナーラとは違いますね。カルボナーラのような濃厚さはなく、レモンの清涼感が先行し、後味にはふわりとカルボナーラの味わいがやってきます。レモンの皮の苦みがアクセントにもなっています。ベーコンも美味しいですね。初めての味でした。レモン明太クリームも食べてみたいなぁ。

先ほどの柴田さんの話の中でも紹介があったタバスコのようなレモン調味料『レモスコ』も出していただきました。広島ではお土産でも大人気の商品になるみたいですよ。

タバスコとはいうものの、辛さはそこまでなく、料理がさっぱりピリッとするような引き立て役。和食にも合いそうですね。

パスタの後には『クリームチーズのリモーネピザ』の登場です。見た目はまさに、4種のチーズで作るクアトロフォルマッジのようなヴィジュアル。

ということは、もちろん蜂蜜が欲しくなりますよね。くぅ～、なんて美味しそうな見た目でしょうか。熱々のところをガブリっ。もう、最高です。クリームチーズとレモンの組み合わせ、そこに蜂蜜の甘さが加わると、まるで焼きチーズケーキを食べているような味わいになります。個人的にはもっと蜂蜜をかけたくなりました。

なんと、なんと、レモスコには赤いレモスコもありました。黄色のレモスコは青唐辛子を使用しているのに対して、赤いタイプはハバネロが使用されているみたいですね。せっかくなのでピザにちょこんと付けてパクっと。うん、美味い！！すっぱくて甘くてしょっぱくて辛くて、いろんな味が口の中で暴れています。でも、そんなアンバランスな感じも面白い。甘味があると辛くても美味しくなるから不思議ですよね。家でカレーを作るときには、スパイスと一緒に隠し味として砂糖を入れています。これが結構ポイントだったりします。

柴田さんがせっかくなのでということで、広島県呉市豊島で作られる柑橘「プリンス清見」を100％使用したワイン『みかんわいん　Kiyomi』を出してくださいました。

一口飲んだ瞬間に、さわやかな香りが広がり、果実の甘さがポワンっと広がります。これは美味しい。お酒が苦手な人でも飲みやすいのではないでしょうか。お土産にもいいかもしれませんね。

美味しい料理に美味しいお酒でもう大満足です。最後の締めには『レモンのクリームブリュレ』を提供していただきました。表面のキャラメリゼした飴のほろ苦さとレモンの清涼感、北海道産の生クリームとのマリアージュを最後の一口まで楽しみます。はぁ～、美味しかった。とても楽しくて、美味しい料理の数々でした。