【ネットで買える】有名パティシエがパティシエ達に毎年配る仙台名菓～支倉焼/ふじや千舟～

こんにちは、POCHIです。少し前のことになるのですが、帰宅したらテーブルの上にこんなものが置いてありました。

置いた犯人は、同居人のロン。

中身は何かな？と思ったら仙台の銘菓『支倉焼』でした。

時期的には「はらこ飯おにぎり」の記事を書いている頃で、日付を確認すると４月１日。。。POCHIはたいへん疲労困憊状態でした。原因は年度末と年度初め。そんな様子を見かねたロンの優しい心遣いでした。

POCHIが、えらい忙しそうやと思って、叔父さんの依頼先に送る時に１個だけ別で買うてきてん。甘い物食べへんPOCHIでも疲れている時の１個は効くんちゃうか？って。

ロン、ありがとう！そう言えば『支倉焼』を送る時期だねぇ。

実は、ロンの叔父さんというのがアンリシャルパンティエの元チーフパティシエなんです。

とっくの昔に独立して、自分の洋菓子店をやってんで～。なかなかの有名店！

そんな有名パティシエが惚れ込んだお菓子がなんと、仙台の銘菓『支倉焼』

毎年４月頃になるとロンは叔父さんに頼まれて『支倉焼』を関西のパティシエ達に発送しているのです。本日はそんな仙台の銘菓『支倉焼』をお伝えしたいと思います。

どうして有名パティシエがパティシエ達に贈っているの？

たいへん気になるポイントなので、同居人のロンに説明してもらおうと思います。

きっかけは、俺が仙台に来た時に仙台土産を適当に見繕って、関西の実家に送った事なんやけど、その時、叔父さんがえらい『支倉焼』に感激して、すぐに大きい箱でもう一回『支倉焼』を送ってん。そしたら、毎年「パティシエ仲間に送ってくれ！」ってなってん。

その理由は？

叔父さんが絶賛するのは

・「和洋菓子を越えた絶品」
・「菓子職人の心意気が伝わる」
・「シンプルでもあり、複雑でもあるハイクオリティな味わいと技術」
・「断トツのオリジナリティ」
らしい。京菓子を真似した感もゼロやし、玄人ウケするらしいわ。

確かに京都の人から「京都のお菓子の真似みたいやなあ～」って聞いたことある！ある！

そんな京都人のパティシエも『支倉焼』には納得するらしいわ

パティシエ絶賛の支倉焼とは？

支倉焼 l ふじや千舟　支倉焼の歴史

国史に名高い支倉常長の偉業をたたえ名付けられた「支倉焼」
「支倉」とは、今から四百余年前、スペイン領国との通商交渉のため
伊達政宗の命により仙台領月ノ浦から船出した慶長遣欧使節・支倉常長のこと
東西交流のため奔走した常長の偉業を思い、和洋織りなすこの菓子の名に冠しました。

フレッシュバターと卵、砂糖、粉でさっくりと仕上げた皮に
クルミ風味の白あんを包み込み、木型に入れて形を整え
「支倉焼」文字を浮かび出させ焼きあげました。

引用元：ふじや千舟のHP

遥か昔から心が込められた素晴らしいお菓子なんですね。

今でも木型で一つ一つ手作りなんて凄いし、頭が下がります。

『支倉焼』のお味は？

外側はバターの香りがするんですが、洋菓子と言い切るのは違うかも？という感じです。中身の白あんとアクセントと風味になるクルミが外側の皮と相まってたいへん上品に仕上がっています。

世界観はカステラに似ているかもしれません。カステラの作り方も独特。

ロンの叔父さんが絶賛する理由は、とてもとてもわかる気がします。

まとめ

お菓子の作り手である現役のパティシエが配る程のお菓子って素直に凄いなあと思います。そしてそして！甘い物が好きでないPOCHIも「激旨！」だと思います。

『寿』や『祝』の文字が入った特製の大きなサイズのものもありますので、商品のページを覗いてみても面白いかと思います。

外出自粛の中、不意に届いた宮城の銘菓が美味しかったら、誰もがちょっと元気になるかもしれませんね。

特製品は製造に１週間くらいかかるとのことなのでPOCHIは昨日、ネットで特製の大をいくつか「でっかい和菓子が届いたんですけどぉ～」と絶対に大笑いで返してくれる仲間に送ってみました。GW中に「でっかくて美味しい宮城の銘菓」で楽しんでもらえるといいな、と思います。

パティシエが太鼓判の美味しさのお菓子がお店に行かずに買えたり、送れたりしますのでおススメいたします。

店舗詳細

（画像は本店）

店名：ふじや千舟

＊参考＊

ふじや千舟：ホームページ