えんむすびの神さま！優しく佇む仙台のパワースポット【仙台市泉区/二柱神社】

こんにちは！こはくです。

令和になって早1か月…今年も残り半分。新たな元号でも素敵なご縁がありますように！

今回は「えんむすびの神さま」二柱神社をご紹介します。

神社名：二柱神社（ふたはしらじんじゃ）
電話番号：022-372-3474
住所：宮城県仙台市泉区市名坂字西裏61
参考：ホームページ・宮城県神社庁

地下鉄南北線八乙女駅から徒歩15分
東北自動車道　泉ICから車で約10分

ひっそり佇む、という表現が似合いそうな優しい雰囲気。左側の工事がなければもっと感じられそうです。

喧騒から離れた、静かな参道はついゆっくり歩きたくなります。

綺麗な鳥居だな、と思っていたら東日本大震災で被害に遭いその後再建された鳥居のようです。

鳥居をくぐって、左側に手水舎（てみずしゃ）があります。

手水の作法が、イラスト入りで紹介されています。時折、本当に自分の作法が正しいのか迷うことがあったので再確認出来ました！

手を洗う柄杓（ひしゃく）は手水舎に向かって左側にかけられています。柄杓は手水舎に置かれていることがほとんどなので、はじめはちょっと探しちゃいました。

ピンクのベンチ、そしてハートマーク。縁結びの神社らしさを感じます。可愛い♪

二柱神社は別名「仁和多利大権現（ニワタリダイゴンゲン）」といわれ、子供たちの無病息災をお守りくださる「おぼつ子（子ども）神様」としても親しまれているんですよ。

いよいよ拝殿へ。この日、お見かけした方の中に男性おひとりで参拝されている方が。他に参拝されているのは女性ばかりの中、ためらいもなく手を合わせておられる姿に勝手ながらとっても応援したい気持ちになりました！そして、みんな素敵なご縁に恵まれますように。

二柱神社には、伊邪那岐大神（イザナギノオオカミ）と伊邪那美大神（イザナミノオオカミ）の二人の神様がお祀りされています。神様は、一人二人と数えるのではなく一柱二柱と数えます。こちらの神社には二人の神様がおられるので「二柱神社（ふたはしらじんじゃ）」なのです。そして、この二柱の神様は夫婦神なんですよ。

そんな、古事記でも有名な夫婦神が祀られていることから昔より東北地方でも有数の恋愛パワースポットとしても親しまれてきました。

お賽銭箱の上には参拝について優しいアドバイスが。神社に参拝される際には、参考になさってくださいね。他にご自分のお名前と住所もお伝えすると、神様に見つけてもらいやすくなると言われています♪

今年の干支、イノシシがハートの中に。とても気持ちが温かくなるイラストですね。横には新たな元号「令和」についても解説があり、その意味を再確認です。

良縁祈願と家内安全ののぼりが目を引くお社には大国主命（オオクニヌシノミコト）。大国主命は縁結びはもちろん金運アップの神様として知られています。他にも五穀豊穣、商売繁盛、病気平癒、夫婦和合など、あらゆる分野にご利益をいただける日本一の呼び声高い神様なんですよ。

鳴らす鈴がハート型になっていました。今まで記憶にない形で、思わずにっこり。鳴らしてみるとガラガラという音がしましたよ。両脇のおみくじを見て、恋をするにも健康第一だよな…と妙に納得したのでした。

こちらは伊勢神宮・出雲大社の遥拝所（ようはいじょ）でもありました。大国主命は縁結びで全国的に有名な出雲大社にお祀りされていますが、伊勢神宮へのご縁はどんなものなのでしょうね。とはいえ、東北から遠く離れた伊勢神宮・出雲大社へ参拝するのは難しくもあるのでこちらから拝礼できるのはありがたいですね。

鳥居が綺麗なこじんまりとしたお社。横にある看板を見てみました。

雷神社（いかづちじんじゃ）と書かれていました。「かみなりじんじゃ」と今までそのまま読んでいたので読み方が違うことにびっくりです。

【以下、看板より抜粋】

七北田地区の雨乞いの神様であり「おなり神様」とも言われて崇敬（すうけい=あがめ・うやまうこと）されてきたそうです。雷神は蛇の姿（転じてうなぎ、虚空蔵菩薩とも結びつく）となり、水の神の性格を持つので落雷の被害に対する恐怖と耕作神として降雨を祈ったようです。
干ばつが続くと雷神社にあつまり、太鼓・金を鳴らして雨乞いをしたそうです。

耕作には雨が必要ですよね。とはいえ、落雷は現代より情報が少ない時代では更に恐ろしく感じたことでしょう。人々の暮らしを古来よりお守りくださってるんですね。