こんにちは、はまみーです。
みなさま、仙台に日本一低い山があることはご存知でしょうか?その山の名は「日和山」といいます。
日本一低い山「日和山」とは?
「日和山」とは、仙台市宮城野区蒲生にある標高3mの山。
日和山はもともと標高6.05mあり、日本一低い山に認定されていました。
しかし、1996年に天保山(大阪市)にその地位を譲ってしまいます。その後、2011年(平成23年)3月11日に発生した、東日本大震災によって津波と地盤沈下に見舞われ高さが半分になり、なんと2014年、18年ぶりに再び日本一低い山へと返り咲いたのです!
山の名前:日和山
住所:仙台市宮城野区蒲生町87
アクセス:車で仙台東部道路「仙台港IC」下車約10分。
バスで仙台駅西口より蒲生(中野新町)行きに乗車、「中野新町」下車徒歩約30分。
日和山登山、レッツ・スターティング!
蒲生地区は今、大規模な区画整理中の真っただ中。
日和山へ行く道路は、あちこちに矢印が出ていますので、迷うことなく行くことができます。
しかし向かう途中、ホントにこんな工事中のところを通るルートでいいわけ?と不安になってしまいますが、ちゃんと到着できます^^
駐車場に着いてからも、日和山への遊歩道の方向を示す看板がこのようにたくさんありますので、その通りに進んでいきます。
じゅ、10分?そんなに?とちょっとびびってしまいましたが、実際にはそこまでかかりませんでした。ほっ。
まずはこの階段を登ります。
登り切ると、このように蒲生干潟の素晴らしい景色が眼下に広がります。
そして、このような遊歩道をてくてくと歩いて行きます。私は歩きながら、震災前のこのあたりのことを思い出していました。
おいしい鰻屋さんや乗馬クラブがあったんだよなーとか、小学校の時には春の遠足で生き物を観察に来たなーとか…。
ここ蒲生干潟は、国内でも有数の野鳥の飛来地でした。東日本大震災による津波は、沿岸地域の自然環境を一変させてしまったんです。ですが、徐々に戻りつつあるとのことです。
さて、着きました「日和山」
小さいながらも、登山口やバス停などがあって、なんだか全体的にミニチュアっぽくて可愛いくないですか?
登山口の看板から階段にしてわずか6段。毎年7月1日には日本一高い富士山と同じ日に「山開き」が行われているそうです。
このバス停の下に、トトロと、サツキとメイのフィギュア置きたい!
日和山の看板の裏側です。
山頂からの景色。左手には仙台港の船が見えますね。
この階段を下りていってみましょう。
鳥が泳いでいました。のどかな風景。
登山証明書をゲットできるよ!
日和山にはちゃんと「登頂証明書」があります。
登頂証明書がもらえるのは日和山から車で約10分程度の距離にある「仙台市高砂市民センター」の窓口です。スマホなどで写した写真を係りの方に見せれば、無料で発行してもらえますよ!
※仙台市高砂市民センター※
住所:仙台市宮城野区高砂一丁目24-9
受付時間:9:00~17:00
電話番号:022-258-1010
休館日:月曜
震災を風化させないように
いまだに日和山の周りは大変な工事作業中で、高砂市民センターの方に伺ったところ、復興にはまだまだ時間がかかるそうです。震災を風化させない、そして防災への意識を保つためにも、「日和山」をぜひ、訪れてみてはいかがでしょうか?
山の名前:日和山
住所:仙台市宮城野区蒲生町87
アクセス:車で仙台東部道路「仙台港IC」下車約10分。
バスで仙台駅西口より蒲生(中野新町)行きに乗車、「中野新町」下車徒歩約30分。