大正ロマンを見て!感じて!写真を撮って!!「亀井邸」~塩竈市~

おでかけ

こんにちは、はまみーです。

今回は、塩釜神社の裏坂途中にある「亀井邸」のご紹介です。なかなかわかりにくい場所にありますので、まずは道順より・・・

こちらの裏坂と呼ばれる、塩釜神社入り口の大鳥居をくぐります。

左手の高台、電柱の向こうに見える白い洋館が「亀井邸」です。

これは、亀井商店「現・総合商社カメイ(株)」さんの初代社長の亀井文平氏が大正13年に建てたもので、塩釜港の繁栄と亀井商店の隆盛を象徴する建物と言われています。

施設名:旧亀井邸
住所:宮城県塩竈市宮町5-5
アクセス:JR仙石線 本塩釜駅から徒歩15分
開館時間:10:00~15:30
休館日:火・水・木曜日、年末年始(イベント貸切等により臨時休業の場合あり)

民家の奥にあり、この看板が出ていないと、まったく気づきません。

公開していないときは、こちらの門が閉まっています。入場は無料です。

ちょっと入りずらい雰囲気ですが、普通に入って大丈夫です(*^^*)

玄関のタイルの模様もかわいく、おしゃれ!

建物の中に入ると受付があり、NPO法人の方がいらっしゃって、間取りや見どころなど丁寧に教えていただけます。

亀井邸は、建築史的に見ると「和洋併置式住宅」と呼ばれる建物。

伝統的な和館に洋館を併置して建てられており、ともに豊富な資金と、優れた材料そして技術が投入され、所々に当時の流行りのデザインを取り込みつつ相当に手をかけて造りこんでいるそうです。

昔の塩釜のジオラマもありました。

 

こちらの絵は、映画「ラストサムライ」で、トム・クルーズさんが演じたネイサン・オールグレン大尉が描いた塩竈神社だそうです。

当時、塩釜神社の表坂の入り口の両脇は、遊郭だったらしいですよ。

1階の窓際の廊下では、いい雰囲気の中ドリンクを頂くことが出来ます。

100円以上の協力金をボックスに入れる、セルフの喫茶コーナーです。いろんな種類のドリンクやお菓子がありました。

私たちは、こちらでコーヒーとお菓子を頂きましたよ。この日は天気が良く、気持ちが良かったです!

左側にあるのは、今期の朝ドラでヒロインが作成している「絵付け火鉢」ですね。

離れの洋館に向かう通路です。

こちらが洋館となります。リーフレットを見ると、アールヌーボー様式というようです。

現代の左官技術においての再現は難しいらしい。

 

左側には、桐箪笥があります。洋間ですが、不思議と純和風のタンスがしっくりきていますよね。

二階に向かう階段です。案内したお客様が会わないように工夫された構造が見事で、登る階段が4方向に別れているのが特徴的。

二階です。雪見障子が美しい。

 

 

昔々の古い金庫を、鍵師が開けるテレビ番組がありますが、あれに出てくるようなご立派な金庫もありました。

金庫の鍵ですね(*^▽^*)

 

 

こうもりをかたどった、ふすまの取っ手。凝ってますね~。

この建物はどこをとってもフォトジェニックで、素敵な写真がたくさん撮れました。こちらの記事にどの写真を載せたらいいのか、本当にチョイスが悩みましたよ~。

古民家好きな方にはぜひともお勧めします。もちろん、建築に興味がある方にも!時を忘れて、見入ってしまいますよ。

高台にあるので、塩釜の景色もよく見渡せます。新緑の頃に来れば、また違った雰囲気でしょうね。この後は、ご近所の「カフェはれま」さんに寄り、大正ロマンの念押しをしました(*^^)v

これらの建物が集まっている町、塩釜って本当に素敵なところですね!

施設名:旧亀井邸
住所:宮城県塩竈市宮町5-5
アクセス:JR仙石線 本塩釜駅から徒歩15分
開館時間:10:00~15:30
休館日:火・水・木曜日、年末年始(イベント貸切等により臨時休業の場合あり)