Photo: Martin Girard, Pierre Manning / shootstudio.ca © 2014 Cirque du Soleil
2019年4月19日より、世界のサーカスエンターテイメント集団【シルク・ドゥ・ソレイユ】の創設30周年記念作品『DAIHATSU KURIOUS(ダイハツ キュリオス)』が、ついに仙台にやってきました!
2018年の2月の東京公演を皮切りに日本国内、大阪、名古屋、福岡と公演をしてきた『DAIHATSU KURIOUS』その日本公演の最終地が、ここ仙台なのです。
▼目次
オープニングセレモニー
そんな『DAIHATSU KURIOUS』ですが…なんと!マチプラで取材をさせていただく事ができました★
今回はスタートしたばかりの『DAIHATSU KURIOUS』仙台公演の魅力をマチプラのボスキッドと、しのぶがたっぷりとお伝えいたします!
取材をさせていただいた4月19日は仙台公演初日という事もあり、スペシャルサポーターの宮城県民に愛されすぎてるサンドウィッチマン、TVでも実物でも変わらず可愛い藤田ニコルさん、ドラマ逃げ恥のオープニングがぴったりだったチャラン・ポ・ランタンのお二方と、今では老若男女に大人気の純烈の4人が目の前に!
そしてそして、キュリオスに出演しているキャラクターの三人も一緒に来てくれました。そんな素敵なスペシャルサポーター達の登場に入場中のお客様も大興奮!
続きまして宮城県のワケルくんこと、宮城県知事 村井 嘉浩氏と仙台市長 郡 和子氏が登壇。
写真を見ていただければわかると思いますが、スペシャルサポーターのサンドウィッチマンと村井知事のノリの良さを実感して終了。宮城県知事がゴミの仕分けキャラクター、ワケルくんに似ているというだけで盛り上がれる素敵な県が、宮城県です★
さすがは伊達ちゃん、ナイスツッコミでした。
オープニングセレモニーが終了した後は、物販とフードコーナーを探索です!
こちらのキュリオ酢、気になりはしましたが長蛇の列に心が折れて本日は購入ならず!物販ブースは時間と人の流れを見計らって購入した方が良いですね。
心が折れた私とマチプラのボスキッドがたどり着いた先はこちら。
開演前のフードコートは混み合っていましたが、生ビール専用レーンはガラガラ!ここぞとばかりに並ばせていただきました。
キュリオスでは飲食物の持ち込みは禁止なのですが、キュリオスのテント内で販売しているフードとドリンクならば席でも飲食可となっております。フードブースには椅子はありませんが、テーブルがありますので開演前に軽くフードやドリンクを楽しむ事もできますよ♪
こちらが本日の演目。二部構成になっていて途中休憩もあり。このタイミングでトイレなどに行けます。
マチプラのボスとビールを片手に座席へGO!
が、気づいた事が一つ。今回はSS席で観覧をしたのですが、映画館と違ってドリンクホルダーなどはありませんでした。
なので飲みきるまでは手に持っておくか床に置く事になりますので、気になる方はフードコートのテーブルにて飲食をされる方が安心ですね。
私はビールを片手に開演を待ちます。ワクワク、ドキドキ
Photo: Martin Girard, Pierre Manning / shootstudio.ca © 2014 Cirque du Soleil
まずは『キュリオスって何?』
1984年に誕生したシルク・ドゥ・ソレイユ。『キュリオス』はその創設30周年を記念して制作された特別な作品です。タイトルの「KURIOS(キュリオス)」は、「好奇心」「骨董品」という意味を持つ言葉。サブタイトルの「Cabinet of Curiosities」とは、「好奇心の飾り棚」あるいは「骨董品」と訳すことができます。この作品においては、19世紀の貴族が世界中から集めた不思議なものを飾っておいた棚~今の「博物館の前身」、「美術館の先祖」~、つまり「ヨーロッパのルネサンス時代の不思議な物を収納した棚」を指しています。
舞台は、産業革命の時代を彷彿させながら、近未来を感じさせる雰囲気。目に見えない世界が存在すると信じているシーカー(主人公)が、あちこちから集めた骨董品などのコレクションの中から間に合わせのアイテムで作った機械の世界に足を踏み入れるところからストーリーは始まります。風変りなキャラクターたちが主人公の想像力を刺激しようと、詩やユーモアで世界をひっくり返そうとしたとき、骨董品たちが目の前で命を宿していきます。
-DAIHATSU KURIOUS公式サイトより
開演前のお楽しみ
実の所、生まれてこの方サーカスを見た事のない私…
そんな私がいきなり世界のエンターテイメントを見てもいいものか?と不安に思いながらビールを流し込んでいると、開演前にバックステージツアーの方が写真に写っている橋を渡っていたり、キュリオスのアーティストさんが観客席をウロウロしたりしていてびっくり!あれ?まだ開演前だよね?
もしやこれはサービスのオープニングアクト??時間に余裕があるのならば、開演前に着席する事をおすすめいたします☆
第一幕
Photo: Martin Girard / shootstudio.ca © 2014 Cirque du Soleil
オープニングアクト?が終了すると暗転、そしてステージが浮かび上がり時計の針は11時10分から11分へと進み始める。
Photo: Martin Girard / shootstudio.ca © 2014 Cirque du Soleil
主人公のマッドサイエンティスト『シーカー』と日本人唯一のキャスト『クララ』池田一葉さん。
11:11から11:12に変わるほんの60秒の中で一体何が起こるのか?それは誰にも想像ができない。
Photo: Martin Girard / shootstudio.ca © 2014 Cirque du Soleil
オープニングの『カオス・シンクロ1900』
楽しいカーニバルのような雰囲気!が、私が注目してほしいのは生演奏!舞台の上で常に生演奏と歌が聞けるという事にかなりの衝撃を受けました。
Photo: Martin Girard / shootstudio.ca © 2014 Cirque du Soleil
『エアリアル・バイシクル』
空中を自由に飛び回る自転車と美人のお姉さんに目を奪われますが、この時にも生演奏と生歌が!会場で聞いていると録音なんじゃないかと思うくらい素晴らしいので、ぜひ音楽もチェックしてみてください。
Photo: Martin Girard / shootstudio.ca © 2014 Cirque du Soleil
アクロバティックなパフォーマンスだけがキュリオスの魅力ではありません。
こちらの『透明サーカス』は何かがいる!けれども一切見えない!でも飛んだり跳ねたりしているのはわかる!というマジックに近い不思議なショー。これには大人も子供も大興奮!
Photo: Martin Girard / shootstudio.ca © 2014 Cirque du Soleil
こちらは、打って変わって超人的演目の『コントーション』
同じ人間だとは思えないくらい柔軟な体で表現されるピラミッドは、観客の息と心を奪います。
Photo: Martin Girard / shootstudio.ca © 2014 Cirque du Soleil
『バランシング・オン・チェア』は観客が息を呑む瞬間のオンパレード。
一体、何をどうしたらこんな風にバランスが取れるの?と、ただただ感嘆するばかり。
Photo: Martin Girard / shootstudio.ca © 2014 Cirque du Soleil
こちらもバランス感覚抜群の『ローラ・ボーラ』
写真ではボールに乗っているだけですが、実際のパフォーマンスでは「え?積み重ねるだけでも大変なのに、そこに乗っちゃう?」と、びっくりする事間違いなし!あぁ、実際に見て欲しい…
と、思っていると、ここで第一幕が終了。
いやあ、あっという間だったなぁ、すごかったなぁ…見れて幸せだなぁ、なんて余韻を引きずりながらも、ちょっとトイレ休憩をはさみます。
※トイレについて
休憩が30分だけなので、トイレは長蛇の列になるだろうなと思っていた私。
確かに列が出来ていたのですが、これが意外にスムーズに進んでいきます。やけにスムーズだなと思っていると、なんと入口と出口が別々になっていました。イベントではいつも問題になるトイレ事情ですがキュリオスでは困る事はなさそうです。
第二幕
先程の興奮も冷めやらぬまま第二幕がスタート。
Photo: Martin Girard / shootstudio.ca © 2014 Cirque du Soleil
第二幕のトップバッターは『アクロネット』
張られたネットの上でポンポン飛び跳ねるのですが、これがとても面白い!パフォーマーの脚さばきで飛び跳ねる高さを微妙に変えていたり、コミカルだったりアクロバティックだったりと一瞬たりとも目が離せませんでした。
Photo: Martin Girard / shootstudio.ca © 2014 Cirque du Soleil
続いては観客を巻き込んでの演目『コミック・アクト』
客席から女性をステージに上げて、あの手この手で親しくなろうとするのですが、ことごとく邪魔が入りひたすらうまくいかない(笑)観客席は笑いで溢れ、和やかな雰囲気に。
Photo: Martin Girard / shootstudio.ca © 2014 Cirque du Soleil
先程の笑いから一点、リボンにぶら下がりアクロバティックなパフォーマンスをする『エアリアル・ストラップ』
強靭な肉体美も素晴らしいのだけれど、2人の息の合った空中パフォーマンスが本当に美しく、時にハラハラさせる展開も見逃せない!
Photo: Martin Girard / shootstudio.ca © 2014 Cirque du Soleil
こちらは男性の観客を虜にした『ヨーヨー』
子供の頃に遊んだヨーヨーとは全く違った、別次元のパフォーマンス!ヨーヨー自体が小さいのでステージからちゃんと見えるか心配だったのですが、ヨーヨーが光りしっかりと楽しむ事が出来ました。
Photo: Martin Girard / shootstudio.ca © 2014 Cirque du Soleil
ジャイアント・ビッグハンドの上で繰り広げられる『シアター・オブ・ハンズ』その名の通り手だけを使ったパフォーマンスなのですが、空中の気球がスクリーンとなりストーリーが進んでいき…観客は静かにその幻想的な時間を見守る。
Photo: Martin Girard / shootstudio.ca © 2014 Cirque du Soleil
先程の静寂から一点、動のパフォーマンス『バンキン』
これぞ、まさにシルク・ドゥ・ソレイユ!と思うほどの迫力と熱気。人間の持つ力を見せつけられる、そんなパフォーマンスでした。
Photo: Martin Girard / shootstudio.ca © 2014 Cirque du Soleil
そして物語はフィナーレへ…
『シーカー』をはじめとする出演者がやってきて最後を締めくくる…このパフォーマンスがまた見ていて楽しい!
そして時計が11時12分になり、楽しかった1分間の旅が終わる。
ここで、「いやだー、終わらないで~!!!」と思ったのは、私だけではないはず。
いやぁ、本当に素晴らしすぎてしばらく席を立ちたくなかったほど。そのくらいキュリオスはすごかった!
キュリオスの魅力と楽しみ方
キュリオスの魅力は多彩な演目だけではなく、出てくるキャラクターや衣装、道具、舞台…全てが魅力的!しかもどれも細かく作られていて、舞台上ではどこに集中していいのかわからなくなるくらい!
Photo: Martin Girard / shootstudio.ca © 2014 Cirque du Soleil
一度見るだけで満足するなんてもったいない。
キュリオスは何度も見て、また新しい発見と出会いを見つけられる旅なのではないかと、今回思いました。
正直言って見る前は、『チケットはそこそこ高いしな…』と思っていたのですが、実際に見た後は『また来たい、また見たい!』と、いう気持ちでいっぱいになり自分でも驚くほど。
Photo: Martin Girard / shootstudio.ca © 2014 Cirque du Soleil
私と同じように、今までシルク・ドゥ・ソレイユを見たことのない方、絶対見るべきです!
出来る事なら、ステージが目の前のSS席(オリジナル特典付き)で今度は見たい!と思いながら、本日はここまで。
長文になってしまいましたが、キュリオスの魅力が少しでも皆様に届きますように。
せんだいマチプラは『DAIHATSU KURIOUS』を応援しております!!
ダイハツ キュリオス仙台公演について
Photo: Martin Girard, Pierre Manning / shootstudio.ca © 2014 Cirque du Soleil
●『DAIHATSU KURIOUS』仙台公演
開催期間:2019年4月19日(金) ~ 5月29日(水)
会場:仙台ビッグトップ(あすと長町)
公式ホームページ:http://www.kurios.jp/
料金:チケット料金(税込)
<平日>
SS席大人12,500円子供8,500円
S席大人10,000円子供6,500円
A席・車イス席6,500円子供4,500円
SS席(オリジナル特典付)20,000円
<土日祝>
SS席大人13,500円子供9,500円
S席大人11,000円子供7,500円
A席・車イス席7,500円子供5,500円
SS席(オリジナル特典付)21,000円
グループチケット(4枚セット)
<平日> SS席(4席)42,000円
<土日祝> SS席(4席)46,000円
※子供券は3歳から小学生までとなります。3歳未満は保護者1名につき1名まで膝上に限り無料。
特典内容:
・特製オフィシャルプログラム(ハードカバー仕様・非売品)
・キュリオス キャラクターお菓子缶(非売品)
・特製おみやげバッグ(非売品)
・会場内ソフトドリンク飲み放題付オリジナルパス
※特典内容は変更になる場合がございます。ご了承ください。