暑い➕喉が渇いた＝キンキンに冷えたビール。
この数式に頷く（うなずく）ワタクシは、酒場を愛するHANAです。
心身共に英気を養いたくなるこの頃、焼肉ホルモンで一献なんていかがでしょうか？
そこにキンキンのビールが伴走となれば、思わずゴクリと喉が鳴ります。
そんなワタクシが今回訪れた酒場は「仙一ホルモン」さん。
お肉を噛み締める喜びを想像しながら、いざごめんくださいませ。
まずはビールを取り急ぎお願いいたします。
喉元を通る炭酸の刺激が心地よく、ひと息ついたところで今宵もお品書きと相談です。
飲兵衛の宿命でしょうか。
「刺」という文字の求心力は相当なもの。
アレもコレもと悩んでいたところ、1人客のワタクシへ少しずつの刺盛りも可能ですと店主さんから優しいひと押しがあり、甘えさせていただきました。
こういったお心遣いはひとり酒には本当に嬉しいですね。
お通しのキャベツを頂きながら心落ち着かせていると、目の前に現れた美しさに目を奪われます。
左上から時計回りに「センマイ」「ミノ」「ハツ」の3点盛となります。各々に美味しい個性があり、ペロッと頂ける一皿です。
仙一ホルモンさん。お通しのキャベツに添えられた味噌から、タレの全てを自家製でお作りになられているそうで、お肉に対する愛情がその細やかなお仕事ぶりから伝わってきます。
刺盛りがあまりにも美味しかったので、ハツユッケもお願いしてしまいました。
これも、小気味良いハツの歯ごたえに、卵黄のコクも加わり、酒の肴にはたまらないご馳走です。
そろそろ焼きも頂きたいところ。ココは1番人気のホルモンをお願いします。
現れたのは目にも美しい緑をまとった「テッチャン」。
口中に含むと、ホルモン独特の旨味にアオサの香りが相まってアッサリと頂ける一品。これは、お酒をクイっと頂かずにはいらない旨さ。
もう一品、心をつかまれていた「ブリスケ」もお願いします。
紅白の美しい色合いに、心が高鳴ります。サッと炙る程度に焼いて頂けるのも食いしん坊には嬉しい肴。仙一ホルモンさん自家製のポン酢が、お肉の旨味と相まって堪らない美味しさです。
お腹も心も満たされてはいるものの、どうしても食べたい一品があり、お酒の勢いでお願いしたのは「あぶらかす中華」。
品名から想像していたのはコッテリだったのですが、意外や意外。綺麗なラーメンが登場です。キリッと引き締まったスープの中に脂のコクが細麺に絡まり、シメにコレが食べたかったと頷ける一品でした。
あまりの美味しさにちょっと食べ過ぎちゃったかな？
本日のお会計は5000円程となりました。サクッとお一人様ホルモンなら、３０００円程でお釣りが来る良酒場です。また食べたくなる余韻を残しながら、大満足でご馳走様でした。
カウンターでお一人様も良いけれど、テーブル席も有り、今度は皆でワイワイとホルモン飲みも楽しそう。夏のお酒を美味しく愉しむ為にも、仙一ホルモンさんで栄養補給。皆さんもいかがでしょうか？
店名：仙一ホルモン
ジャンル：焼肉・ホルモン
住所：宮城県仙台市青葉区国分町2-9-10
営業時間：【月～土】17:00～1:00
定休日：お盆・年末年始
参考：仙一ホルモンHP・食べログ
