自分が老いたり病気になって、大切な猫の世話が出来なくなったとき、愛猫の行く末を真剣に、早めに備えておきたいユーホーです。
前記事からの続きです。まずはコチラをご覧ください。
ペット終活フェア開催リポート
10月9日にまちづくりスポット仙台(長命ヶ丘ブランチ仙台内)にて、任意団体「ペット終活を考える会・宮城」が法人化になって初のイベント『ペット終活フェア』が開催されました。
会場入り口すぐに、不要となったペット用品やフード(消費期限内)などが寄付され陳列されました。
欲しい方は寄付金(任意)を投入して好きな物をお持ち帰りできるという、素敵なコーナーです。
私はペットシーツや猫砂、チュールなどをいただきました。
外袋は開封されていますが、中身は全く問題ありません。
関係事業所や専門家のパンフレットコーナー。
個人的にすぐ目についたのが、NPO法人 全国動物避難所協会さん(岐阜)の動物避難所マップなるパンフレット。
うちトコ動物避難所マップ|ペットと安心して避難できる社会に (uchitoko.jp)
もはや他人ごとではない大災害時に、ペットを一時避難させることのできる社会になりつつあること。
東日本大震災を経験した我々にとっては、待ってました!の活動内容だと思います。
是非とも全国に広がってほしいです。
防災用のペットグッズも展示されました。人間同様に災害時の必需品です。
当法人オリジナル商品も含め、犬猫グッズが販売されました。
売り上げは活動資金となります。
人とペットのどちらも、終活の個別相談に応じています。
相談場所は、イベント会場、家庭訪問可、榴岡の「みやぎNPOプラザ1階交流サロン」が拠点となります。
支援対象となる飼い主は宮城県在住者です。
当法人は、犬猫の預かり施設ではありません。
人それぞれの事情を聴き取りし、専門家などへつなげるアドバイスをし、【ペットのために行動する飼い主さんを支援する】団体として発足されました。
当法人オリジナルの【うちのコ情報ノート】のコーナーです。
人間用のリビングノートのペット版ですね。
これ私も1冊買いました。1,500円ナリ。
飼い主とペットの情報を書き込んで、万一の時にお世話をしてくれる人が一目で理解できる内容になっています。
リングファイルなので、自分でページを増やしたり透明ファイルを足したりカスタマイズできます。例えば動物病院の診療記録やお薬手帳などをまとめてこの一冊に保管すると便利。
専門家によるセミナー
NPO法人 ペット終活サポートネット宮城 代表理事/齋藤まり子氏
澤田行政書士事務所 行政書士/澤田誠喜氏
(有)ディライト/ニャンワンクラブ 代表取締役 NPO法人 ペット終活サポートネット宮城 理事/菊池信恵氏
飼い主の高齢化で、ペットの飼育放棄や多頭飼育崩壊といった社会的問題が発生しています。
また、犬猫の寿命も年々伸びています。近い将来、室内飼いの犬猫は20年は生きる、という時代がすぐそこまできています。
自分でペットの世話ができなくなった時、たとえ身内がいるとしても、そのだれかが面倒をみてくれるという確実性はあるでしょうか。
お三方のお話を聴きながら、ペットと暮らす飼い主さんは年齢に関係なく【元気なうちに】、人間もペットも終活を考えることの大切さを、改めて実感いたしました。