佐藤 健 & 阿部 寛 主演!~10年目の殺人・罪を犯してまで護りたかったものとは…~
みなさんこんにちは!スイーツマニアのmiuです♪
最近街中で、現在公開中の映画『護られなかった者たちへ』のポスターをよく見かけませんか?!
佐藤 健に阿部 寛と言う実力派俳優が主演と言うので、おすすめの映画なんだなぁ~位に思っていたら…
話の内容は、『震災から10年後の仙台で起きた連続殺人事件』・そして『罪を犯してまでも護りたかったものとは…』と言うとっても気になる内容!!
『どんでん返しの帝王』中山七里さん作!
ポスターを見かけてこの映画を知ったのは、公開前の9月のこと。
と、いき込んでいましたが…
読み始めると、聞きなれた宮城県内の地名のオンパレード!
震災のことや都市開発のことなど、宮城の情勢が事細かに綴られ、本当に宮城で起こっている事件なのではと、思ってしまうほど!
話の内容にも引き込まれ、夢中で読み進めて、あっという間に読み終えちゃいました。
そして、衝撃のラストに涙が止まらない…!!!
遂に念願の映画とご対面♪
涙なくして読めない原作に、映画館で見て大丈夫かな??(泣きすぎちゃうんじゃないかと…)
と、多少不安を感じつつ、遂に映画館に…。
魂が泣く…!衝撃と感動のヒューマンミステリー
原作の大事な部分は残しつつも、映像になることで異なるストーリーに変化している部分もあり、原作を読んだ方も新たな衝撃があり、より感慨深くなる感動の作品ではないかと感じました!
ストーリー自体は重いのかもしれないけれど、お金や名誉じゃない『人とのつながり・あたたかさ』を感じ、でもどうにも出来ない社会の問題を考えさせられる深い作品でした。
見た後は、じ~んと切なく心の奥に響くものがありました。
映画館でロケ地マップをGet♪
涙なくしては見られない『護られなかった者たちへ』。
原作通り、映画の舞台も宮城県。
映画館にあったロケ地マップを手に、気になる市内のロケ地に行ってみましたよ~♪
容疑者 利根(佐藤 健) VS 刑事 笘篠 (阿部 寛)
映画の中でも印象的な容疑者 利根(佐藤 健)が、全速力で刑事 笘篠(阿部 寛) から逃げる大きな歩道橋は、楽天生命パークから宮城野方面へと架かるJR貨物ターミナル駅の大きく長い『宮城野貨物歩道橋』!
捕まらないようにと、手に汗握るものがありました!
場所:仙台市宮城野区宮城野3丁目地内
科学館が病院に!?
お次は、映画の中で登場する病院。
撮影時は、1回目の緊急事態宣言があけた直後。
病院での撮影は難しかったので、科学館での撮影になったそう!
それはそれで病院だけれど殺風景ではない感じが、素敵に映っていました♪
そして病院の窓の外に映り込むのは、台原森林公園の美しい木々たち!
映画監督さんと、阿部寛さんのサインが飾ってありましたよ~♪
場所:仙台市青葉区台原森林公園4-1 スリーエム仙台市科学館
第3の事件発生?!
こちらは、3番目の事件が起きるかも?!と、刑事が張り込み厳戒態勢がとられた講演会場。
実は『仙台文学館』に訪れたのは初めて!
映画のシーンで『文学館』ってこんな特徴のある素敵な建物だったんだ!と知ることが出来ました♪
こちらには、『護られなかった者たちへ』コーナーが♪
撮影時の写真や、映画の監督さんや著者の中山七里さんや出演者の方のインタビュー記事がありました!
こちらにも、サインがありました!
コロナ渦の中での撮影は、今までと勝手が違いロケ自体が危ぶまれることも…。
大勢の人が参加する映画製作なので、受け入れる側の宮城県の自治体が不安なく行えるようにと、厳戒態勢をとりながら進めてくれていったそうです。
場所:仙台市青葉区北根2-7-1 仙台文学館
ある人との再会…!
ここは、仙台市民おなじみの勾当台公園の野外音楽堂!
よくよく考えると、ここは宮城県警の向かいにある場所。
と、願っちゃいます!
場所:仙台市青葉区本町3-9
そんな勾当台公園の向かいにある『宮城県警本部』の中にあるであろう、県警捜索本部での会議シーンは、卸町にある『宮城県トラック協会』で撮影されたんだって♪
仙台シネマ認定!『護られなかった者たちへ』
宮城をたっぷり感じられる『護られなかった者たちへ』。
なんと役所のシーンでは、むすび丸の人形が写り込んでいることも…!!
他には、八木山の住宅街や秋保の大滝自然農園・富谷市役所や塩釜・石巻・気仙沼と、宮城県内各地でロケが行われておりました。
原作では、こちらの仙台空港も登場!
映画では、やはり詳細の地名などは実在しているものは難しいのか、ちょっぴり変更されていました。
なので、ぜひ皆さんには原作も読んでいただきたいですね!
映画と小説。
どちらも素晴らしく、とても素敵な作品でした!
切なく儚い物語で、時折辛くなりますが、宮城の地でこの問題を表現されたことにより意味があるんだろうな…と胸に突き刺さる作品でした。
ぜひ気になる方は、映画館に足を運んでみてくださいね!