漫才の台本が作れるようになる!?「お笑いドリル」本日発売!
ライターのらむねです。
ここ半年くらい編集・ディレクションなどに関わらせていただいた「お笑いドリル(どろにんげん)」が本日5月8日(金)、WEB通販 および S-PAL仙台 ザ・スタディールーム にて発売されます!
簡潔に言うと、これは「お笑いのボケツッコミの基礎を遊んで学べる書き込み式のドリル」です。基礎・練習・実践の3つのステップを踏んで最終的にはオリジナルの漫才やコントの台本が作れるようになるってワケ!
対象は小学校高学年〜ですが、親御さんやおじいちゃん・おばあちゃん、学校の先生、おもしろ好きの大人が夢中になったっていいんですよ。
お笑いドリル
著者…どろにんげん(中田敦夫)
ISBN…978-4-600-00694-5
仕様…B5 全80ページ/本文モノクロ
価格…935円(本体850円+税10%)
★2021年5月8日(土)より発売開始
販売予定先…
Web通販:『コトマグショップ』
実店舗:S-PAL仙台 ザ・スタディールーム
【制作スタッフ】
■著者…どろにんげん(中田敦夫)
■編集・AD・デザイン・イラスト…恐山R(昆野沙耶)
■本文DTP・校正…就労継続支援B型 manaby CREATORS仙台(林 誠)
7つの“ボケ技”を紹介
はじまりの第1ステージでは、7つの視点からトンデモないボケをくり出す「ボケ技」をお笑いはかせが伝授してくれます。
桃太郎&愉快な仲間たちと一緒に、鬼ヶ島…もとい、お笑いの修行に出発〜!
桃太郎をモチーフにした豊富な例題やトレーニング
誰もが知っている定番のストーリー=ネタをつくるアレンジには持ってこいの素材のため、桃太郎を例題や練習問題の題材に選びました。
みんなが知っているから、誰もが楽しめる!
じっくり無理なく進められる
いきなり台本を作れなんて…と困惑される方もいらっしゃるかもしれませんが、大丈夫。
第2ステージでは最初に覚えた7つのボケ技がふんだんに登場するので、何度も技を思い出しながら、楽しくトレーニング♪忘れてしまった技があれば、いつでも前のページに戻ったっていいんです。
3つのステージをじっくりこなした後には、いつの間にかオリジナルの台本が完成できるようになっています。焦らず進めましょう!
飽きない構成
第3ステージの実践編では身につけた「ボケ技」をおさらいしながら、オリジナルの台本を作ります。
「そこに到達するまで、うちの子…飽きない?」と心配のパパ、ママ、ご安心あれ。
ページのあちこちには、ボケの小技集やボケ技を活用した日常生活を楽しむ方法が満載!
こういったおまけトピックスも、ボケツッコミを考えるのに役立つかも?
「お笑いドリル」の特徴
答え合わせのページが無い
これからの予測不可能な時代を生きていく子どもたちに大切な正解のないテーマに取り組む力を育んで欲しいので、答え合わせのページはありません。
つまり、このドリルに関しては、スマホでググったとしても答えは出てこないのです。
新しい自己表現として「お笑い」を楽しんで
お笑いは、皆さんが大好きなスポーツや習い事と同じく「のびのび自己表現できる方法」。お笑いはお笑い芸人さんのものだけではないのだから、子どもだって、お年寄りだって、作って演じて楽しくあるべきものなのです。
お笑いへのチャレンジを通して “つながる”コンテンツ
表現者と聞き手がいて成立するのがお笑い。
ドリルをこなしたその先に、たくさんの人とつながりが生まれます!
創作する楽しさ・正解のないものに取り組む大切さを伝える「お笑いシリーズ」
実はこの「お笑いドリル」は、以前姉妹サイトのウラロジ仙台でも特集した「お笑いノート」の続編。
ノート・ドリル両方とも著者・どろにんげん(中田敦夫)氏が子どもたちの創造性を伸ばすワークショップ等を展開するプロジェクト「コトマグ」から発売されています。
【台本を漫画制作へ活かす!】子どもの創造性を育むツール「お笑いノート」(コトバマグネットプロジェクト) 大人が本気で遊んでみた
「お笑いノート」はテンプレートに沿ってアイディアを書き出すことで、簡単に漫才の台本が作れるようになるノート。特にお題が設定されているわけでも無いので自由度が高く、アイディアを広げる練習にもなります。
他にもコトマグでは、大喜利カードゲーム「ももじぞうのおんがえし」を昨年リリース。
これら一連の「お笑いで創作を楽しむシリーズ」の中でも「お笑いドリル」は、創作ノウハウをより実践的に身につけるためのアイテムとなっています。
楽しみ方にも正解はない!自由な発想を大切に
お笑いドリルには回答の正解もなければ、使い方の正解もありません!
- ステイホームのお供に
- 学校のお楽しみ会や学芸会の演劇ネタづくりに
- 自由研究の題材に
- 挿絵に吹き出しセリフを足しちゃえ!色も塗っちゃえ!
- このボケツッコミよくできたから、勝手に挿絵を描いちゃおう!
ドリルをやり終えて、ボケツッコミの基本技をマスターしたら…
自分なりのオリジナル技を考えたり、ドリルに色を塗ったり絵を描き足したりして、
ドリルがくたくたになるまでお楽しみください!
自分だけの楽しみ方を見つけられるのもお笑いドリルの醍醐味。
もう一冊買ってくれても、いいんですよ、ヘッ!
執筆:恐山らむね