保護猫歴35年のユーホーです。
現在は、2013年の3月に道端で死にかけていた野良ボスの茶トラを保護してから、かけがえのない存在です。
飼い主のいない(捨てられた)猫の保護活動を、個人的に行ってきたこともありますが、一方で家猫として可愛がられている子たちが、飼い主のあらゆる事情で悲惨な末路をたどることも見聞きします。
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私自身の経験談ですが、独身の伯母が以前野良猫を保護して、賃貸アパートで飼っていました。
伯母が高齢になり、猫の世話が出来なくなりました。
猫も推定16歳となり、毛玉が酷く、爪は伸び放題で可愛そうな様相となり、伯母が入退院を繰り返すたびに、私が猫の世話をしに毎日駆け付けました。
伯母を施設に入所させたいけれども、猫と一緒は無理でした。
猫にとっても今更環境が変わるのはかわいそう、かといって私も忙しくて通えない、どうしよう…。
そんな悩みを察したのかどうか…その猫はまもなくして伯母に看取られ天国へ旅立ちました。
そうして伯母は、サービス付高齢者住宅へ、無事入所することができました。
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昨今、人間のおひとりさまの終活事業が増えてきましたが、ペットの犬猫の終活も真剣に考える世の中になってほしいな…
と思っていたところへ、宮城からこのNPOの立ち上げを知り、即スタッフとして活動に参加することになりました。
特定非営利活動法人ペット終活サポートネット宮城が、先月9/3に法人成立しました!
ペットを愛する飼い主さんに「早め備え!」の相談・支援をし、プロと連携し、欲しい仕組みをつくる・つなげる活動をします。
私はおもに、広報がメインになると思いますので、今後とも歴史関連記事ともども、どうぞよろしくお願いします!
【私たちの想い】
家族同様のペットに,最後まで幸せでいてほしいはずなのに……。
高齢になって世話ができなくなって遺棄したり,餓死したり,殺処分や虐待にあってしまうペットの増加……。
離れて暮らす家族が世話してくれるとは限らない。
人もペットも高齢化,一人暮らしの増加,孤独と孤立。
こんな事態を少しでも減らしたい。
飼い主が世話できなくなってから周囲が動くのではなく,飼い主こそが、将来に見通しを持ち,自分の意思で備えができるようにしたい。
事後対応ではなく,飼い主が未然防止のために,備えの行動できるよう支援します。
特にペットの後見人がいない場合,自分に合った情報を探し出すことは一苦労。
この地・宮城県で,そんな飼い主たちの想いをかなえるしくみはないものか。
私たちは,安心できる専門家たちと連携し,一人一人に応じた備えの具体を考え,提案し,
いざというときのペットの行き先確保まで支援をします。
高齢になってからではなく,動けるうちに,判断力があるうちに。
「早め備え」を支援します。
ペットの将来を守ることができるのは飼い主さんです
自分が飼えなくなっても,代わりに世話をしてくれる人はいますか?
飼い主の孤立や高齢化の増加に伴うペットの飼育放棄,餓死,殺処分等の事態の未然防止策として、飼えなくなってからからではなく,「早め備え」のご相談をどうぞ。
あなたに合わせたペット終活方法をご提案します。
支援者や関係者にワンストップでつなぐことをお手伝いします。
早速ですが、NPO法人化になって初のイベントが開催されます!
ペット終活に関心のある企業,NPO,保護活動家の皆様
ペットを愛する飼い主の皆様
老いも若きも、ペットを飼ってないけど興味ある方などなど
関心のある方々とつながる・つなげる場になるように!
どなたでもいらしてください!!
フェア当日は、ペットフードや使わなくなったペット用品などの寄付を受け付けています。
また、賛助会員,寄付,お買物での応援をお願いいたします。
イベント開催場所:仙台市泉区長命が丘2-21-1 ブランチ仙台WEST区画1階