NHK「みちたん」で取り上げられたディープなお肉屋さん~山形屋精肉店~【宮城野区】

おでかけ

こんにちは、はまみーです。

みなさま、NHKの「みちたん」という番組をご存知でしょうか?

見る、知る、探す(= 見知探)。
「みちたん」は、東北の未知なる魅力をどこまでも探求する新感覚紀行番組。テーマはずばり「ディープ」。ガイドブックには載っていない穴場や、とっておきの人物をとことん探求し、知られざる東北の魅力を発信します。NHKHPより

NHKのローカルなのですが、へんてこなお店や場所の紹介がかなり楽しい番組です。

今回はこの番組で取り上げられた精肉店、宮城野区の「山形屋精肉店 宮城野支店」さんをご紹介します。

仙台の中心部から向かうと国立病院、もとい仙台医療センターから萩野町に抜けるトンネルの先にあるお肉屋さんです。

店名:山形屋精肉店 宮城野支店 (看板を見ると(有)三国食品??)
住所:宮城県仙台市宮城野区萩野町1-17-1
電話:022-231-5869
営業時間:決まっていない
定休日:決まっていない

 

ご覧の通り、外観がいろんな意味ですごいです。廃墟・・・じゃないよね??

営業しているのか、していないのかよくわからない佇まい。

中に入りました。ショーケースには全く何もありません!いったい何を買ったらいいのか…??

この窓口から声を掛けます。中にいらっしゃったのは、80歳OVERと思われる、男性店主のおじいさん。

揚げ物がおいしいと聞いていたので、揚げ物は?と尋ねたら、仕入れていた山形の粉屋さんが亡くなり、もう揚げ物はやっていないそうです。

「今、生ホルモンつけてたとこなのよ」とおっしゃるので、味付けホルモン300グラムと、味付け牛タン3人分をお願いしました。

お肉を切ってもらっている間、きょろきょろしちゃいます。

あのお歳(失礼!)になっても、講習を受けていらっしゃるんですね。

冷蔵庫からお肉を取り出す店主さん。

とても話好きで、自分のお名前の由来や、姪っ子さんのことなどを話してくれました。

昔はホルモンが売れず、ホルモンばかり食べていたそうですよ。

この背中、すごく素敵ですよね。

私の親と同世代の方が、まだ現役で働いていらっしゃるということに、なんだか胸が締め付けられ涙が出ちゃいました。今、この写真を見ても泣きそうですよ。

お肉を切るときには、包丁をちゃんと研いでいました。その姿もとってもかっこよかったです。

会計の時になり、量りが壊れていたのか、ホルモンを随分と多くビニールに入れちゃったみたい。

でも、そのままでいいよといって、購入させてもらいました。

 

味付けホルモン1キロくらい?+牛タン3人分で3千円でした。

牛タンは、味はついていなかったです^^。切り落としたときに出る端っこも入れてくれました。右側の小袋ですね。

今晩の夕ご飯は、ホルモンと野菜の炒め、それに牛タンです!

ホルモンの味付けは薄味でした。気仙沼ホルモンなんて、すごく味が濃いですよね?ホルモンだけを焼いて食べるのなら、そのままでよいかもしれません。

野菜と炒めるときには、塩かみそなどをちょっと入れた方がおいしく頂けると感じました。

たくさんあったので、残りのホルモンは冷凍庫へ。

牛タンは、塩と味噌にそれぞれ、夜まで漬けていました。端も一緒に焼きましたよ!特にみそ味がおいしかったです。

 

おんぼろ(失礼!)な外観のお肉屋さんですが、素敵なおじいさんがやっている、そしてちゃんとしたお肉を売っている精肉店でした。三国さん、これからもお元気で、美味しいお肉を販売してください!

店名:山形屋精肉店 宮城野支店 (看板を見ると(有)三国食品??)
住所:宮城県仙台市宮城野区萩野町1-17-1
電話:022-231-5869
営業時間:決まっていない
定休日:決まっていない