県北の良いもの大集合!道の駅 おおさき
皆さんこんにちは!スイーツマニアのmiuです♪
2019年の夏にオープンした宮城県内15個目の1番新しい『道の駅おおさき』に行ってきました~!
古川ICから国道108号線に出て、車で4分・下道でも仙台中心部からは45分程で国道4号線をず~っと北上して、国道108号線との交差点を右折して消防署のお隣に道の駅はあります。
道の駅と言えば、山の中とかのどかな田園風景の中にあるイメージですが、
『道の駅おおさき』は、割と中心部にあり地元の方々のお買い物場所・休憩場所と賑わっていましたよ~!
世界農業遺産 大崎耕土
最近よく聞くようになった『大崎耕土』と言う言葉。
大崎耕土とは
大崎地域は「江合川」「鳴瀬川」の流域に広がる野谷地や湿地を利用し、水田農業地帯として発展してきました。
しかし、東北の太平洋側特有の冷たく湿った季節風『やませ』による冷害や、山間部の急勾配地帯から平野部の緩勾配地帯に変化する地形が原因でおこる洪水・渇水などの問題が人々を悩ませています。
厳しい自然環境下で食料と生計を維持するため、「水」の調整に様々な知恵や工夫を重ね発展してきた大地が『大崎耕土』です。
引用元:大崎耕土HPより
世界農業遺産とは
世界的に重要で伝統的な農林水産業システムを国際連合食糧農業機関(FAO)が『世界農業遺産』として認定する制度。
何世代にもわたって営まれてきた伝統的な農林水産業、そしてそれに伴い発展した文化や景観などを“生きた遺産”として次世代につないでいく取り組みを行っています。
引用元:大崎耕土HPより
東北では、この世界農業遺産に認定されているのは、ここ『大崎耕土』だけ!
他には、静岡県の『静岡の茶草場農法』・新潟県の『トキと共生する佐渡の里山』・熊本県の『阿蘇の草原の維持と持続的農業』など、現在認定されているのは全国で11カ所あります。(2020年10月現在)
世界農業遺産『大崎耕土』のお米が味わえるフードコート
さぁ、その土地の美味しいものが味わえるフードコートはこんな感じ♪
鹿島台のデリシャストマトや田尻のジャージー牛乳を使用したラインナップ!
そして、道の駅では珍しい!こんな感じの小上りも!
これなら小さいお子様と一緒でも安心♪
ゆったりとしていて、ついつい長居したくなっちゃいます。
自然豊かな大崎地域で育った新鮮食材
産直コーナーには、自慢の地場産品がずら~っと並んでいます。
天井の高い明るい店内です。
鹿島台のデリシャスファームさんのトマトの加工品たちもありました。
もちろん自慢のお米もずら~っと並んでいましたよ。
『ひとめぼれ』から『だて正夢』・『つや姫』に『ささ結』。
さすが、『世界農業遺産・大崎耕土』!!
お米のラインナップも豊富です♡
新米Get♡ササニシキ×ひとめぼれから生まれた『ささ結』
せっかく『世界農業遺産・大崎耕土』に来たのだから!
と言う事で、新米Getしましたよ~♪
品種は、『ささ結』。
『ささ結』って今まで食べたことがなかったのだけれど、どの様に生まれたのかを知って感動しちゃいました。
昔から大崎地方で作られていた『ササニシキ』。
それが気付いたら、いつからか食べるお米は『ひとめぼれ』に変わり、『ササニシキ』をほとんど見かけなくなってしまったのです。
『東の横綱』とも呼ばれるほどの人気があった『ササニシキ』を見かけることがなくなってしまったのは、1993年の冷害を機に生産量が激減し、ほとんど流通することがなくなってしまったのが原因でした。
そんな中、料亭やお寿司の職人さんたちから『ササニシキ』復活を望む声が聞かれるようになり、
そして品種改良の結果、『ひとめぼれ』との掛け合わせで『ササニシキ』のDNAを受け継いだ『ささ結』が誕生したのです!!
そんな、感動秘話で誕生した『ささ結』!
お家に帰って早速炊いてみましたよ♪
お味は、あっさりとして粘りは控えめ。
お米自体があっさりとした味わいなので、和食などと相性抜群です♪
冷めても固くなりづらいので、おにぎりにも良いですね♡
『お米の聖地』大崎市に遊びに行ってみよう!
普段、何気なく食べているお米にもそんな背景があったなんて知ったら、もっと大事に食べようって改めて考えさせられました。
そ~んな気付きを得られた『道の駅おおさき』。
新米の今の時期に、伺ったら美味しいお米との出会いがありますよ♪
宮城県に住んでいるなら、ぜひ『世界農業遺産・大崎耕土』の美味しいお米を生産地に買いに行ってみてはいかがでしょうか?♪
道の駅 おおさき
営業時間:産直コーナー 9時30分~18時30分/フードコート 10時~18時30分
定休日:元旦のみ
住所:宮城県大崎市古川千手寺二丁目5-50
TEL:0229-25-7381
参考:HP