松島の眺望を楽しみながら食べる穴子ひつまぶし ~松島 田里津庵~

おでかけ

こんにちは、キッドです。
週の始まり月曜日、今日の仙台は天気も良くて最高です。中盤ではちょっと天気が崩れるようですが、今週も張り切ってまいりましょう!!

今日のお届けする記事はちょっと遠出のマチプラです。目指すは松島、絶品の穴子料理を食べにいざ向かわん♪

松島といっても仙台の街からは1時間もあればピョピョイっと行けるのがいいですよね。海にも山にも行きやすくて本当に素敵な街です。



本日目指すお店の看板が見えてきました!!今日はこちらの『かきとあなご 松島 田里律庵』さんとなります。お店はちょっと松島の街からは離れ、山の中へ進んで行きます。

店名:田里律庵(たりつあん)
電話番号:022-366-3328
住所:宮城県宮城郡利府町赤沼浜田132
参考:ホームページ食べログ



先程の看板から車を進めること5分、ちょっと小高い場所にお店の入り口が見えてきました。こんな場所にあるんですね。へぇー、まだお店が見えないので期待が膨らみます。



駐車場から坂道を下ってお店へ向かいます。



途中には何やら気になるものが。『浜田洞窟遺跡』!!なんだそりゃ、帰りにちょっと覗いてみようかな。。。

※注釈※ 縄文時代晩期末~奈良時代にかけての遺跡。海水の浸食によってできた天然の洞窟で、生活の場としてだけでなく、墓地としても使用されていた。(全国観るナビ参照



ようやくお店が見えてきました。外観は平屋の木造建築様式になります。



な、なんと入口には顔ハメパネルがあります!!いいですね、顔ハメパネルマニアとしては興奮しちゃいます。みなさんオススメの顔ハメパネルがありましたら、マチプラまでご連絡くださいね。

この日は11時に席を予約してきました。せっかく来たのに入れないとか悲しいですからね。さて、早速中へ入りましょう!Go!Go!



うわー、店内はとても綺麗で趣があっていい感じです。窓から差し込む光が気持ちいいですね。



和洋折衷のインテリアはどこか昭和の古き良き時代の面影を感じます。どこかホっとしてしまう自分がいます。



そして、窓からは松島の海の眺望を楽しむことが出来ました。この日は天気も良くて海が綺麗でしたよ。春の様子も綺麗ですが、冬の雪景色も一興がありそうで気になります♪



花より団子というわけではありませんが、一旦綺麗な景色は置いといて。もうお腹もペコペコです。メニューはこちら。お店自慢の穴子のひつまぶし究極の牡蠣フライ。どっちも食べたーい!!



オープン時間とあわせての入店だったので、料理は待つことなく到着しました。注文をしたのはもちろん、お店名物穴子のひつまぶしがメーンの『福浦島コース/2,850円』になります。



もう説明は要らないですよね。この見た目をご覧ください!!美味しそう~♪♪



メーン料理以外の副菜や小鉢も充実しています。向かって左から薬味、お漬物、お浸しになります。美味しいのに一口サイズなのが寂しくなります。



小鉢にはアスパラを使ったお豆腐になります。アスパラの青臭さなどは一切なく、アスパラと大豆の奥深い味わいに自然と笑みがこぼれます。



このお吸い物が本当に美味しいんです。出汁の旨味がギュッと詰まった一杯に舌づつみ。具材には牡蠣が丸ごと一個入っています。ワカメも普段口にするものより厚みがあり、磯の香りがたちこめます。あ~、幸せ。



では、早速お目当ての穴子のひつまぶしを頂きます。まずは、そのままパクッと。うわ、美味しい!!三陸産をメインに使用される国産穴子はふわふわでタレとご飯のバランスも最高です。これだけで何杯でも食べれてしまえそうです。思わず、おかわり!



ネギや西洋わさびなどの薬味を加えて、一通りそのままの食べ方を堪能した後は、もちろん出汁をかけて頂きます。本来は海苔が付いていましたが、うちのチビ助に食べられてしまいました。早速、ズズズっと。はぁ~、体中の細胞が喜んでいますね。ひつまぶしの美味しさはもちろんですが、この出汁の美味しさには驚かされます。あまりの美味しさに、タンブラーに入れて持ち歩きたいぐらい。みなさんにもぜひ食べて欲しいな~っと、しみじみ感じます。



ひつまぶしの他に、せっかくなので究極の牡蠣フライ『松島コース/2,850円』もお願いをしました。ひつまぶしの薬味が、別の副菜に変わっています。



牡蠣フライは中ぶりのものが5個ついてきます。早速頂きましょう。レモンを軽く絞って、タルタルソースをつけてパクッと。薄めの衣で噛んだ瞬間にサクっ、次の瞬間には口いっぱいに牡蠣のミルクが溢れだします。牡蠣フライって本当に美味しいですよね。私も牡蠣を好きになったきっかけは牡蠣フライでした。田里津庵さんの牡蠣は、牡蠣自体の味が濃いような気がします。5個なんて、すぐになくなっちゃいます。。寂しいよー

穴子のひつまぶしも牡蠣フライも両方楽しみたいという人向けには『夏のぜいたくコース/3,320円』と、どちらも味わうことが出来るメニューもあるのでご安心ください。もちろん、牡蠣フライを単品で注文することも可能です。その他には三陸産殻付生ウニや穴子の天ぷらなど、いろんな料理もあるので合わせてチェックされてみてください。



美味しい料理の後には、食後のデザートがついてきました。ラズベリーとブルーベリーが添えられた杏仁豆腐になります。甘過ぎず優しいお味は口休めにはもってこい。ほうじ茶とも良く合います。そして、器がスゴクおしゃれ。球体の3分の1を切り残したような斬新なデザインです。ますますデザートを美味しく感じます。



お子さんには『お子様ランチ/1,200円』がオススメです。品数も豊富で、大人が食べたいぐらいです。箸置きの鳥さんはお土産にどうぞとのこと。嬉しい♪



海老フライをはじめ、穴子の卵焼き、レンコンの挟み揚げ、酢の物にブロッコリーのサラダとミニトマト。笹の葉に包まれているのは、カスタードクリームが入ったくず餅でした。どれも美味しそうにチビ助もムシャムシャ食べていましたよ。



お子様ランチにも食後のデザートが付いてきます。このボリューム、凄すぎませんか!?アイスシャーベットに手前の冷凍フルーツで、もう少し暑い季節なら良かったかも。ちょっと食べ過ぎもお腹が緩くなっちゃうかもね。それでも1,200円でこの満足感は本当に嬉しいですね。箸置きのお土産も付いてくるし♪

初めて食べる田里津庵さんの料理の数々、どれも美味しくて大満足でした。値段はいつものご飯よりかはお高いかもしれませんが、たまにはこんな贅沢もいいですよね。両親を連れて何かのお祝いなどで訪れるのも良さそうです。

ちなみに、田里津庵さんの店名にはちょっとした理由があるようです。

田 = ふるさとの美味しい米
里 = 健やかな野の野菜 山の山菜
津 = 津々浦々のとれたて魚介

まさしく店名が表すように最高に美味しい料理でした。また松島に来る時はお邪魔したいな~。あ、来る時には予約されることをお勧めします。12時にもなると満席でしたので。土日、シーズン中の予約をお忘れなく!美味しかったです。ごちそうさまでした!!

店名:田里律庵(たりつあん)
電話番号:022-366-3328
住所:宮城県宮城郡利府町赤沼浜田132
参考:ホームページ食べログ