古き良き時代の昭和を思わせる駄菓子屋「やまだ屋」~塩竈市~

おでかけ

こんにちは、はまみーです。

皆さまは、塩竈神社っていつ頃からあったと思いますか?

先日何気に調べてみたら、平安時代初期にはすでにあの地にあったそうです。すごいですよね~。

それだけ歴史のある神社の近くには、昔からお店を構えているところがたくさんあるのは当たり前なのかもしれません。

今回ご紹介するのは、そのうちのひとつの「やまだ屋」さんです。

店名:やまだ屋
住所:宮城県塩釜市本町10-29
TEL:022-362-0054
営業時間:9:30~17:00
定休日:水曜日(営業時間・定休日は変更となる場合があります)

「やまだ屋」さんは、なんと今年創業143年! 明治8年から営業しているそう!

元々は呉服店としてお店を開いたのですが、時代の変化ともにお店としても変化していき、いまでは額縁屋と駄菓子屋になっています。

全国のテレビ番組でも取り上げられていて、サンドウィッチマンさんはもちろんのこと、「モヤさま」のさま〜ずさんもいらしている、塩竈有数の有名スポットでもあります。

「はじめてのおつかい」にも登場していますよ。

塩竈の方だったら、必ず一度は訪れた事があるのではないでしょうか。

何を隠そうこの私も幼き頃に、仙石線に乗り親戚たちと塩竈神社にお花見に行った際、こちらで叔母に駄菓子やおもちゃを買ってもらっていたという、思い出深い場所でもあるのです。

当時と変わらぬ姿で営業を続ける貴重な駄菓子屋さん、本当にすごいことですよね。

お店の建物は、かなり年季が入っていますね。それがまた良い味を出しています。

おもちゃが上からひもで垂れさがっていたり、お面が売っていたりと、毎日が縁日のようではないですか!

戦隊系のお面やゴムボール、そしてHey!Say!JUMPなどのジャニーズのプロマイドとシール…。
時代は変わっても、このあたりの品ぞろえは、今も昔も子どもが好むものって変わらないんだなあと感じます。

ALWAYS三丁目の夕日感ハンパない、昭和の駄菓子屋さん!心がときめきます♪

横に細長い店内はいろんなもので溢れかえっており、言葉に表せないカオス。

駄菓子やオモチャの他にも、かなり昔の切手や古銭、記念硬貨、外国の貨幣、古文書なども売られていて、見ているだけで楽しい!

掘り出し物も結構ありそうです。お宝鑑定団に出してみたら、いい値がつくのも多いかもと思いました。

お店の前のショーケースには、道路を挟んで向かい側にある「カフェはれま」さんが写っていますね。

■過去記事 気分はまるでハイカラさん⁉~カフェはれま(旧ゑびや旅館)~【塩竈市】

 

額縁屋さんの方は、お店の方がいらっしゃらなかったので、入りませんでした。

右側に半分写っているポスト、これがまた貴重なものみたい。

すごく珍しい6号のポストがある!

このポストですが、足がありませんよね?もしかしたら珍しいものなのではと思い調べてみました。

郵便ポストは正式名称を郵便差出箱といい、そのデザインには基本的に1号から14号までの14種類があります。

もっとも少ないのが5号と6号で、関東地方には一本もなく、全国にも数本しかない超レアポストらしいんです。

■郵便差出箱 6号

  • 昭和34年4月1日より使用
  • 前送郵便物の一時保管庫を兼ねた郵便ポスト。扉がポストの両側にあるのが区別のポイント。 ポストマップ» 差出箱6号
  • 足が無いのが特徴。
  • 本体の高さが約130cm。
  • 投函口に向かって右側の扉は配達郵便の一時保管用、左扉は差出郵便物の取集用。
  • 設置当初はひさしが付いておらず、昭和46年6月より一斉に取付られた。
  • 容量は郵便物約500通。
  • 残存数は僅少(数年前の資料だと6本)ポストマップでは5本、うち2本は撤去が確認されている。

写真: やまだ屋まえ

引用:ポストマップ 非公式Wikiより

 

すごく景色になじんでいますよね。昭和34年からあるなんて驚きです。今度ここから懸賞を投函してみたいと思います!当選する確率が上がるかもしれません(*^^)v

こちらに来ると、昭和にタイムスリップしたような感覚になります。いつまでも頑張って続けていただきたいお店です。みんなで応援しましょう!

店名:やまだ屋
住所:宮城県塩釜市本町10-29
TEL:022-362-0054
営業時間:9:30~17:00
定休日:水曜日(営業時間・定休日は変更となる場合があります)