【知られていない郷土食】『めかぶ和え』をご紹介!『亘理のいちご』と共に春の味を満喫

グルメ

こんにちは、POCHIです。POCHIは宮城県出身ではないので、色々な方に宮城の美味しいものを教えていただくことが多いのですが、あまり知られていない郷土食に時々巡り合うんです。

本日はそんな、知られていない郷土食の一つ『めかぶ和え』をご紹介したいと思います。

出会いはスーパーの試食

今はコロナで試食販売が禁止になってしまいましたが、POCHIがヨークベニマルに買い物に行ったときに、小さな子供が「めかぶ和え食べた~い!」とお母さんに、とある試食をせがんでいました。

POCHI

めかぶ和え?聞いたことがないなあ

気になってみていると、ねばーっとした試食を子供もお母さんも美味しいそうに食べていました。

見れば、マグロと刻んだめかぶを和えたもののよう。

思わず、試食販売をしている方に聞いてみると

「めかぶ和えとは、マグロと刻んだめかぶとお醤油を混ぜたもので、宮城では昔から一般的に食べられているメニュー」とのこと。

めかぶ』とは、わかめの根っこの部分のこと。

先日ご紹介したわかめしゃぶしゃぶの時にもお伝えしたように、わかめ漁師さんと親しくしているので、確認してみたところ

「えー!めかぶ和え、知らないの!!」と驚かれました。やはり、『めかぶ和え』とは、マグロとめかぶとお醤油を混ぜた食べ物だということでした。

しかも、具材はマグロとめかぶ限定。

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日常茶飯事的に食べる郷土料理らしくたぶん、宮城では『笹かま』みたいな存在で、今更注目しないのでは?とも仰っていました。

確かにネットにも一切出ていません。

でも、スーパーでは小さな子供が大きな声で「めかぶ和え食べたーい!」とはっきり叫んでいました。こんな不思議なこともあるんですね。

生マグロで『めかぶ和え』を作ってみました~!

先日、生マグロをゲットしましたので、そのマグロで作りました。

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本日は、湯通しして刻んであるめかぶを買ってきました。この粗みじん切りが『三陸』って感じですね。全国に出回る「めかぶ」って基本的に細切りですからね~。

作り方は、説明する程のことはなく・・・・。

切ったマグロとめかぶとお醤油を混ぜるだけ!本日はワサビも少々入れました。

ごはんにかけて美味しいのは当然!

POCHI

これは確かに、子供がはまる!

おつまみにも良いですね♪

基本的に『めかぶ和え』には、ネギや海苔は入れないということでしたが、確かにめかぶの風味とネバネバがマグロの美味しさを引き立ててくれます。

毎日食べても飽きないメニューです。しかも、超健康食!

本日のデザートは『亘理のいちご』

頂き物でして、1ケースもいただきました。

POCHIが他府県から来た人なのを知っている方が「宮城はいちごが美味しいのよ!」と、打ち合わせているかのように、毎年交代で誰かがくださるので、近年いちごにお金を払ったことが無いという幸せ者です(感謝)

何故か、箱はJA島原雲仙♪(笑)

あ!購入して1年は経つ冷蔵庫の青いテープ、まだ剥がしていない!!この撮影で気付きました~(≧▽≦)

確かに宮城の山元町や亘理町のいちごって、切って白いところがあっても絶対に甘いですよね。

宮城の人が「いちご!いちご!」と推す理由がよくわかります。

『めかぶ和え』と『亘理のいちご』に出会った感想

宮城の人はとても美味しいものを、日常的に食べているんだなあと思いました。

めかぶ和え』にしても、水っぽいマグロでは全然美味しくないそうです。

地域によっては絶対に水っぽいマグロしか手に入らないところもありますから、そうなると『めかぶ和え』は不成立。

それ以前に生めかぶなんて食べたことがない人の方が多い筈。

 

宮城のいちご』だってそうです。

いちごは酸っぱい部分もあるのが当たり前だと思ってきましたが、『宮城のいちごは全部程よく甘い。基本的に今まで当たりとかハズレなし!これって凄くないですか?

あらためて、美味しい食の宝庫である宮城に出会えたことを感謝です!

「今年も宮城の美味しい春の味、ご馳走様でした!」