【実は新しい味わい?】ダシで蒸す。上品食感の茶色麺。後からソース~石巻焼そばを作ってみた~

グルメ

こんにちは、POCHIです。宮城に来てからずっと『石巻焼きそば』を食べてみたくて、イベントなどで買って食べてはみたものの「ソースが薄めで目玉焼きがのっているだけの焼きそばでは?」としか思えずにいました。

詳しい方にも「石巻の店じゃないとちゃんとした味は出せないかも」と言われたのですが、タイミングが合わず石巻のお店にも食べに行けないうちにコロナ拡大になってしまい、いつ行けるかな?という感じに。。。

でも、基本的に仙台駅近辺のどこのスーパーでも茶色の『石巻やきそば麺』っていうのは販売されていて、宮城の皆さんは常に食しておられる模様。

それならば!ということで、POCHIは自分で『石巻焼きそば』を作って食べてみましたので、本日はその件をお伝えしたいと思います。

石巻焼きそばとは?

石巻焼きそば(いしのまきやきそば)は、宮城県東部の石巻都市圏で広く食べられている焼きそばである。

特徴
・二度蒸しして茶色くなった生麺を用いる。
・焼き上げ時に、だし汁を加えて蒸し焼きにする。
・目玉焼きがトッピングされる。
・食べる直前にソースをかける(必須ではない)。
・石巻焼きそばの最大の特徴は、調理前の麺が元々茶色いことである。生の茶色い麺を焼きそばに使っているのは、この地域だけとされる。

一般的に強力粉と呼ばれる粘りの強い小麦粉を用いて中華麺は作られるが、石巻焼きそばでは「中力粉(普通粉)」と呼ばれるやや粘りの弱い小麦粉を用いて麺を作る。

これを一度蒸し上げると麺は黄色化し、一般的な焼きそばで使用される中華麺のようになるが、それを水で洗い、もう一度蒸し上げることで麺は茶色くなり、石巻焼きそばで用いられる麺となる。

麺が茶色くなる理由については、「麺に含まれるかんすいと熱の作用」とされるが、詳細は分かっていない。

麺は、二度蒸しによって一度蒸しに比べてふっくらとするが、これにより液体を吸収する能力が高まるとされる。

この特徴を利用して、調理の最後の焼き上げ時にだし汁を加えて蒸し焼きにし、味に深みを与える。

最後に目玉焼きをトッピングして出されるが、目玉焼きの代わりにハムエッグやベーコンエッグがトッピングされることもある。

調理された石巻焼きそばは、褐色の見た目に比べてだし汁の影響により味がマイルドになっているため、ソースを掛けて自分好みの味付けにして食べるのが一般的である。

多めにソースを掛けるのが石巻流とされる。

引用元:Wikipedia

『石巻焼きそば』作りスタート!

ご自宅で『石巻焼きそば』を頻繁に食していらっしゃる方のアドバイスの元、今回は出来る限りシンプルに作ってみました。

まず、専用の『茶色い麺』を購入!

今回は、税込86円の『茶色い麺』をチョイスしました。価格としては安い麺ではない印象。

どんな麺か、まずはお皿に出してみました。

手触りがなんと輪ゴム!二度蒸しにより、しっかりしているから?

炒めてから、お出汁で蒸します

今回はあえて具材を入れず、さらっと炒めてお出汁で蒸してみました。調理はすぐに完成!

 

同時に作った目玉焼きを乗せて、焼きそばソースを用意!

それでは、いただきます!

まず、ソース無しの焼きそばを食べてみます。お出汁が効いていて、とっても美味しい!これだけでも完成した感じです。

 

焼きそばソースをかけてみまーす。

美味しいです!ソースあった方が良いです。これが『石巻焼きそば』なんですね。

 

さらに、追いソースをして食べ進めていくと・・・。

「何かに食感が似ているぞ?」

考えた結果、食感が何に似ているか判明しました。それはそば!

しかも「瓦そば

熱が入ってまだ焦げない部分のそばの食感とそっくりです。焼きそばを食べて、そばを感じるなんてレアかと~。

総評

いやー、ハマりました!

麺が上品で、お出汁の味が良くて、そこに追いソース。めちゃくちゃ美味しかったです。B級グルメとして有名になったことに納得!

今回作ったように麺の炒めを少なくして、お出汁での蒸しに重きを置いた方がPOCHIは好きかも!

麺の炒めを少なくすることで「瓦そば」的なそばに近い品の良い麺の仕上がりになって、そこにソースを絡めることで、とてもお洒落な麺料理になって、焼きそばというカテゴリではないみたいです。

 

二度蒸しの特製茶色い麺じゃないと絶対に出ない味なので、宮城県のどこのスーパーでも販売されていることに頷けます。

これは我が家の新しいヘビロテメニュー決定です。今後も色々なパターンを試して行きたいと思います。

「美味しかった~!ありがとう宮城!ありがとう石巻焼きそば~!」