驚愕必須!これ以上のお店が仙台にあるのか ~十肴 とみぞう~【キッド版】

グルメ

こんにちは、キッドです。
出会いは突然、いや必然だったかもしれません…

先日のこと、宮城県の情報発信の第一人者”仙台マニア”さんから嬉しい食事のお誘いを受け、待ち合わせのお店へ向かいます。

待ち合わせの場所は、県庁裏にひっそりと佇むお店『十肴 とみぞう』さんです。

店名:十肴 とみぞう
電話番号:022-796-2672
住所:宮城県仙台市青葉区本町3-6-9 コーポ菅原 1F
営業時間:[月~金]11:00~15:00 17:00~23:00
     [土] 17:00~23:00
定休日:日曜日
参考:Facebook食べログ

何やら知る人ぞ知る名店という噂を聞いて、お店に入る前から胸が躍ります。ワクワクっ

外観の雰囲気もいい感じですね♪

外にはこんなポップを見つけました。『晩酌セット/1,500円』也。

うわ、これスゴイね。お刺身にポテサラ、揚げ物に飲み物が2杯ついてこのお値段なんて!!ついでにもう一杯飲んだとしても、2,000円ぐらいで済んじゃうって魅力的。いいじゃん、いいじゃん。早速お店へGOGO!!

店内はカウンター席にテーブル席、全部で30席弱程の広さとなります。この日は平日の19時半ぐらいに予約をしての来店。ほとんどの席が埋まり、どの席のお客さんも楽しそうです。

そんな楽しい雰囲気を目の当たりにしてしまったら、もう飲むしかありませんね。ではまずは冷えたビールで乾杯といきますか。今日も一日お疲れ様でした、カンパーイ♪くぅ~、んまいぜ。

さぁて、何を食べようかな~。と言いつつ、今日のお目当ては決まっているのです。

『十肴盛合せ/1,500円』

実は今日の会食は、仙台マニアさんも気になる『十肴盛合せ』を食べてみようと集まった面々。何やら値段に対してのボリュームや品数がスゴイんだとか。気になるね~。

ちなみに”特上/2,000円”にはお寿司がつくみたいですよ。

他にはおすすめメニューはこんな感じ。鮮魚からお肉に野菜までいろいろ。個人的にはツブ旨煮が気になります。なんせ、貝好きなもので。うふふっ

店内が混んでいることもあり料理の到着までちょっと時間がかかりました。それでもやってきた料理を見たら、そんなことは一瞬で吹き飛びました!!






今日のお目当て『十肴盛合せ/1,500円』になります。

ちょ、ちょ待てよ。
す、スゴ過ぎませんか!?

えええ、1,500円だよね!?
なのに、このボリュームで素敵なラインナップ。

・塩ゆで落花生
・桃の果肴
・イカの小鉢
・あん肝
・鶏団子とすいとんの煮物
・ナスの煮びたし
・野菜スティック 田舎みそ
・ホッキ貝の天ぷら
・お刺身三種
・ローストビーフ

以上、十種の肴盛合せでございます。
常々私が言っているのは、旅館の御膳料理でお酒が飲みたいと。美味しい料理を少しずついろんな種類を食べるのが理想なんです。まさにその理想の形が目の前に。

いや、大切なのはその味。まだ焦っちゃいけません。

では、【お刺身】から頂きます。パクっと、くぅ~美味しいなぁ。ムチっとした舌触りにマグロの旨味が広がります。タコもブリブリでずっと口の中で楽しんでいたくなるお味。付け合わせのゴボウも柔らかくシャキシャキと良き歯ごたえ。もう、これだけでもお酒が進んじゃいます。

【ローストビーフ】には酸味があるバルサミコソースを添えて。弾力のある肉質は噛むほどに赤身特有の味わいが溢れ出ます。お刺身のワサビ醤油をつけて食べても美味しかったです。

【桃の果肴】
桃の甘い香りと味には、塩気の効いた薬味が添えられることで、果物が肴へと姿を変え、見事にお酒の相棒となっていました。おすすめ料理にも「梨とオリーブ」があったので、上に添えられたものは刻みオリーブかもしれませんね。

【イカの小鉢】
角の取れたやわらかめのお酢で和えたイカと青菜のお漬物との組み合わせ。イカのコリコリとした食感に、青菜の塩気とお酢とのバランスがちょうど良く、箸休めにもなる一品。

【あん肝】
臭み無く、コクと旨みが凝縮されたあん肝は一口食べて、日本酒の口でもう一口食べたいと思わせてくれる味わい深さがありました。徐々にあん肝の美味しい季節へとなってまいりましたね。

【ホッキ貝の天ぷら】は、ちょっと歯ごたえがあり冷たかったですが、スルメのような噛むほどに味が染み出る美味しさがあって、個人的にはアリでしたね。これはビールだな。

【ナスの煮びたし】
だしがふんわり香るぐらいの優しい味付けで、サクッと箸が通るほどの柔らかいナスを堪能します。素材の味を最大限楽しむなら、薄味ってこともあり最初の方に食べた方がより美味しく感じるかも。

【野菜スティック 田舎みそ】
ちょっとしょっぱめの田舎みそをちょこんとつけて食べる野菜は最高でした。里いもとたらこの組み合わせは勉強になりますね。家でも試してみようっと。メモメモっ

そして酒好きの面々は、田舎みそを肴に日本酒が進むのでした。こういうのがいいんだよね。笑

ここ最近食べる機会が多い【塩ゆで落花生】は、ホクホクというよりかは、シャキシャキとした歯ごたえが印象的。ゆで時間によって食感がこんな感じで変わるのかと、新しい発見がありました。面白い♪

どの料理も抜群に美味しいのですが、この日は外が寒かったということもあり、温かい煮物はより美味しく感じることができました。そしてなんと言ってもおだしが美味過ぎ!!

残ったおだしに、うどんやご飯を入れて食べたくなります。なんならタンブラーに入れて持ち帰りたい。ひさしぶりに食べるちくわぶがいい感じ。たまに食べると美味しいよね~。

ビールもそこそこに日本酒へとシフトチェンジ。
だって、日本酒に合う料理ばかりなんですもの。ご主人もわかってらっしゃる。

日本酒のメニューはこちらになります。隠し酒もありますので、気になる方は店員さんに聞いてみてくださいね。いろいろ飲んだ中でも個人的には『宮城 綿屋』『秋田 まんさくの花』が美味しかったなぁ。

いつも忘れちゃうから、マチプラで書いておこっと。ここでもメモメモっと。

旬のものは旬の時期に食べなくてはと言うことで、『秋刀魚の炙り刺し』をお願いしました。

表面を炙ることで香ばしさと皮目の脂がじんわりと溶け、秋刀魚の旨みが口いっぱいに広がり最高。やっぱり秋刀魚って美味しいなぁ。普通の塩焼きでも食べたくなります。

店員さんからのオススメで、『舞茸の天ぷら』も頂きました。舞茸の天ぷらってほんと美味しいですよね。サクッとした衣とジュワっとみずみずしい舞茸との組み合わせ。最高なんだよなぁ~。

一通り料理とお酒を楽しんだら、〆には『しじみ汁/200円』を飲んでフィニッシュとなりました。このしじみ汁がほんとに美味い。しじみは小ぶりなあさりぐらいの大きさがあって、素材のだしもしっかり。県内産のしじみを使った〆の汁物。ぜひ、みなさんもどうぞ召し上がれ。

初めての『十肴 とみぞう』でしたが、出会っちゃいましたね。こんな素敵がお店が宮城県庁裏のひっそりとした路地裏にあったなんて、もうこれは”出会い”ですね。

平日の19時までは晩酌セット、十の肴が楽しめる名物盛合せ、お昼には日替り弁当にちらし寿司。笑顔が素敵で気が利く店員さんとほがらかで丁寧な仕事のご主人。

こちらリピート決定でございます。

教えたくないけど自慢したいお店がここにあり。ぜひともみなさんも行ってみてくださいね。美味しかったです。ごちそうさまでした♪



店名:十肴 とみぞう
電話番号:022-796-2672
住所:宮城県仙台市青葉区本町3-6-9 コーポ菅原 1F
営業時間:[月~金]11:00~15:00 17:00~23:00
     [土] 17:00~23:00
定休日:日曜日
参考:Facebook食べログ

※連続での『十肴とみぞう』さんの紹介ですが、たまたまキッドときょおとでお店がかぶってしまいました。せっかくなので両方の記事からお店の良さを感じ取ってもらえればと公開しております。