こんにちは、キッドです。
みなさんに質問です。
Q.メヒカリという魚を食べたことはありますか?
そもそも、メヒカリってどんな魚??
アオメエソ Chlorophthalmus albatrossis は、ヒメ目アオメエソ科の海水魚。 同科のマルアオメエソと同じく、目が青色に光っていることからメヒカリという通称が関東を中心に知られている。また、静岡県沼津市においては漁師言葉でアオメエソを示すトロボッチという通称を持つ。
(引用元:Wikipediaより)
というのも、そんなことを聞いた質問の理由は一つ。
だって、めちゃくちゃ美味しい魚なんだもん!!
メヒカリとの出会いは今から半年程前のこと。
国分町にある『総本家 やまこう』さんというお店で食べた【目ひかり揚】というものに出会ってからというもの、メヒカリにもう夢中なのです♪(*^▽^*)
(過去記事より)
身は歯がいらない程ふわふわの食感で、淡白な白身ながらも噛めば噛むほど、魚の旨味が溢れてくる美味しさ。余計な味付けは何もいらない、レモンをちょっと絞るぐらいが最高の組み合わせだったのです。
あの感動をもう一度!!
男の手料理開始!
ジャジャーン!!ふらりと立ち寄ったヨークベニマルで「めひかり」ちゃんを発見して思わず買ってしまいました。
今回はメヒカリの唐揚げを作りたいと思います。
メヒカリは青森県から鹿児島県まで全国的にも獲れる魚のようです。中でもお隣の福島県では古くから親しまれている魚で、海沿いのいわき市では「市の魚」として指定され、いろんな食べ方で親しまれているそうですよ。
洗います
まずはメヒカリをボウルに入れ水で洗います。水を変えながら3~4回も洗えば十分だと思います。
この時に鱗(ウロコ)も一緒にとれるみたい。心配な方は後でまたやりましょう。
さばきます
人によっては丸ごと、内臓だけ取って、頭を取って、などいろんな調理方法があるかと思いますが、今回は頭と内臓、背ヒレと胸ヒレを取りたいと思います。
あとあとの処理を簡単にするために、まな板の上に新聞紙を広げ、その上でメヒカリを捌いていきます。
頭の半分ぐらいに包丁を入れ、そのまま頭と胴体を切り離すように、ゆっくり引っ張ると内臓がスルリと一緒に取ることが出来ます。
その後背ヒレと胸ヒレを切り落とし、包丁の刃で皮の表面をこすり鱗を取ります。
処理を終えるとこんな感じ。
慣れてくると1匹の処理に10秒ぐらいで終わる簡単な作業です。
今回は6匹を処理しました。
下処理が終わったら、新聞紙をまとめてー…
ポイッ!
はい、簡単。まな板もほとんど汚れません。匂いが気になる人はポリ袋を2重にでもして捨てればオケ。
塩をふります
魚の生臭さを取るために、表面にまんべんなく塩を振って、冷蔵庫で30分~1時間ほど放置。
水洗いをし、キッチンペーパーで水気をふき取ります。
片栗粉をまぶします
袋の中に片栗粉を入れて、その中に魚を入れて、シェイクする方法も簡単でオススメです。
唐揚げなんかは結構このやり方でやったりします。後片付も楽チンだしね。
揚げます
菜箸を油の中に入れて、気泡が出てくるぐらいになったところでメヒカリを投入します。
中火ぐらいで様子を見ながら、表面が淡いキツネ色になってきたらいい感じ。
完成!
キャー!!!絶対、絶対、美味しいに決まってるー!!
見て見て見て。
もう丸ごとバクっとかぶりつきたくなりますよね。
今回はスーパーで安かったフキノトウも天ぷらとして添えてみました♪
あの苦みが春の味ですよね~。
では、早速頂きましょうか。熱々のところをガブリっと。
むふ。
むふふ。
むふふふふふふふふふー。
もう最高過ぎるんですけど~。身がふっわふわ。何もつけなくても美味しい白身の味わいと皮目の香ばしさ、ちょうど良い塩気が織りなすハーモニー。この口のままビールをグイっと。くぅ~、美味しすぎて何も言えねぇ。((T_T)
調理はこんなに簡単なのに、メヒカリさんは何故こんなにも美味しいのですか!?
今回は6本だけだったので楽しい時間はあっという間。倍の量はは余裕で食べられますね♪
ぜひ、みなさんもこの機会にメヒカリを食べてみてください。お子さんでもパクパクイケちゃう美味しさですよん。