こんにちは。ライターのすずき・ちえです。
今日は、仙台市青葉区北山にあるコーヒー店「アニーコーヒーロースター」をご紹介します。
こちらのお店との出会いはイベント出店。
香り高いコーヒーと笑顔で接客してくれたオーナーご夫妻に惹かれ、店舗にも足を運ぶようになりました。
東北福祉大学に近い、丘の上にあるコーヒースタンド
アニーコーヒーロースターは、2021年6月にオーナーの奥村さんご夫妻がオープンした自家焙煎のコーヒー店です。
場所は、仙台市街地が一望できる丘の上、東北福祉大学近くの閑静な住宅地の一角にあります。
敷地内には焙煎小屋が建ち、キッチンカーが停まり、間に飲食スペースとなるアウトドア用のテントが張られています。
では、早速注文してみましょう。
メニューはキッチンカーの窓に貼られています。
学割(何と自己申告!)があるところが、学生の街ならではですね。
カウンターではコーヒー豆の購入も可能。お店では自家焙煎のコーヒー豆を扱っています。
キッチンカーの前に豆売りのメニューが置かれ、窓ガラスには、それぞれの豆の特徴や風味について書かれたものが。
取材当日は、テイクアウトの「ドリップコーヒー」と「カプチーノ風」の2種類をオーダーしました。
奥村さんがキッチンカーで淹れてくれます。
とても明るくて気さくなお人柄で、話が弾みます。ハンドドリップで美味しく淹れるコツや、コーヒーミルの選び方を教えていただいたことも。
楽しい会話に、時間があっという間に過ぎていきます。
テイクアウトメニューからドリップコーヒー(ホット)とカプチーノ風
さて、お待ちかねのドリンクが出来上がりました。
ドリップコーヒー(ホット) 350円(税込)
今回の豆は「インドネシア マンデリン ビンタンリマ」。
カップを手渡されると、淹れたてのコーヒーの香ばしい香りが立ち上ってきます。大地を思わせるような風味で、飲むと地に足がついたような、どっしりとした落ち着いた気持ちになりました。
カプチーノ風 400円(税込)
ホットのドリップコーヒーにフォームミルクをのせ、キャラメルパウダーをふりかけたものです。「カプチーノ風」に使うコーヒー豆は基本、焙煎度合い深めのマンデリンを使っているとのこと。
フォームミルクはスプーンですくえます。キャラメル味のミルクを味わった後にコーヒーを飲む人、最初から混ぜる人、人それぞれだそう。
私はミルクの後にコーヒーを飲みました。ホッと一息つきたいときに飲みたい味です。
「コーヒーを通して喜んでもらえる場を」オーナー夫妻の想い
店には、大学の学生や教員、近隣住民の他、イベント出店やお店のInstagramで知った人など多くのお客さんが訪れます。
ご夫妻のお店作りの原点は、「コーヒーを通じて人に喜んでもらい、集まれる場所を作りたい」という想い。
その想いが表れているのが、飲食スペース用のテント。中には、10席ほどのイスがストーブを囲むように置かれています。
「学生客が、偶然居合わせた親世代のお客さんたちと世代を超えて話に花を咲かせるなど、和気あいあいとした光景が見られることも多いです」と奥村さんは笑顔で話します。
私も取材時に、コーヒーを飲んでいたところ、初対面の方と飲食店の話で盛り上がり、楽しいひと時を過ごしました。
温かく穏やかな空気の中で美味しいコーヒーを飲んでいると、自然に気持ちがほぐれてくるようでした。
店では近隣店舗とのコラボ商品の販売や、焙煎体験(要予約)など、様々な取り組みを行っています。3月には新商品「グアテマラ」が発売予定(※2月まではカフェインレスのみの販売)など、今後も楽しみなところ。
オーナーが淹れた美味しいコーヒーを手に、テントの中でゆっくりと過ごせる場所・アニーコーヒーロースター、ぜひ一度行ってみてはいかがでしょうか。
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店舗情報
自家焙煎珈琲 アニーコーヒーロースター
住所:仙台市青葉区北山3丁目8-18
電話:080-5221-0202
営業時間:11:00~18:00
定休日:火曜日(イベント出店時は店舗はクローズ)
駐車場:店舗より50m先、専用駐車場3台(写真参照)
〇Instagram:https://www.instagram.com/acr_kitayama/