こんにちは、キッドです。
11月に突入しました!寒くなるにつれて、大好きなお魚ちゃんたちが、ググっと身が締まり甘みも増して美味しくなります。そして宮城には素敵なお店もたっくさん。これだから東北・宮城・仙台は最高なのです♪
さてさて、今回はこちらの新店さんをご紹介いたします。
名前は『定禅寺おおくら』さん。仙台、東京の地で修業をされた店主が、地元仙台に戻られて開業された和食のお店となります。
どうぞご覧ください。(^^)/
定禅寺おおくら
お店の場所は地下鉄【勾当台公園駅】から徒歩1-2分ぐらい。定禅寺通りを西公園方面へ歩き、右側に見える松屋が入る建物の2階となります。
お店へはエレベーターか階段を使ってお上がりください。
祝!10月15日開店。この度はオープンおめでとうございます!!パチパチパチパチ~☆
この日はランチ営業後のお時間にお邪魔をさせていただきました。
店内はカウンター席にテーブル席との造りで、和の温もりを感じる落ち着いた雰囲気となります。
営業時間は、
- ランチ 平日 11:30~14:00
- ディナー 17:00~22:00(予約制)
*定休日は不定休となるため、お店のInstagramを参考にされてみてください。
夜は予約制のおまかせコースとなります。
さぁて、お腹はペコペコです。ランチではどんな料理が食べられるのでしょうか。
ランチ 鯛茶漬け 1,500円
うわ、スゴイ!鯛茶漬けを中心とした御膳料理ではありませんか。
・土鍋ご飯
・鯛の自家製ゴマ和え
・鰹出汁
・茶碗蒸し
・小鉢
・お漬物
器もそれぞれ可愛らしいデザインで、ついつい目がいっちゃいます。
ご飯は専用の土鍋で炊かれた宮城県産の「ひとめぼれ」を食べることができます。しかも、おかわりが出来るんだとか。
表面はキラキラと輝き、お米の粒が立ち、見るからに美味しそうです。
もう、ガマンが出来ません。
まずは鯛のゴマ和えから頂いてみます。パクっ!
うんうん、こりゃ美味しいって。ゴマの香ばしい風味、甘みとクリーミーな味わい。そこへモチっとした食感の鯛の旨味が重なります。
たまらず、土鍋ご飯も口へ。う~ん、最高!
もうお米が甘い。おかずが無くてもついつい口へ運んでしまいますね。
お次は鰹出汁を注いで、鯛茶漬けとして頂きます。
フワっと香る鰹の風味がたまりません。出汁は鰹節だけのシンプルな味わいとなるので、鯛の切り身を2~3切れ入れるぐらいがオススメです。
付け合わせのお漬物と一緒に食べても美味しかったですよ。
この日の茶わん蒸しは、梅のあんがけとなりました。
これがまた新鮮な味わいで驚きました。茶碗蒸しと聞くと、出汁と卵の優しい甘みが広がるような印象ですが、梅のアクセントがまた面白い!
口の中に残るゴマダレの甘さを、さっぱりと中和してくれるような存在感ある一品でした。(*^-^*)
茶碗蒸しの内容は日によって変わることもあるそうです。次に来た時にはどんな茶わん蒸しに会えるのか!?楽しみ~(*^-^*)
小鉢は鶏つくねとなります。
ふわふわ食感で優しい味わいの中にも、鶏自体の味がギュギュっと濃縮されています。思わずほっこりしちゃう美味しさでした。
付け合わせのお漬物も、ちょうど良い塩梅でお口のオアシスちゃん。
食後にはデザート付き
食後にはデザートまで付いてくるなんて至れり尽くせりですね。
内容も日によって変わることもあるんだとか。この日は「巨峰を使ったゼリー」となります。
一口食べると、口の中で弾けるこのプチプチは何!?
巷で噂の【フィンガーライム】が入っているんだとか。うわ~、もう楽しいもん。いろんな食材にも出会えるランチタイムだなんて。
ランチメニューは12月ぐらいまでは「鯛茶漬け」を続けるそうですが、徐々に落ち着いてくれば2~3種類のメニューも作っていきたいとのことでした。この美味しい土鍋ご飯を、いろんな料理と一緒に食べてみたいですね。ヒヒヒっ
番外編 気になる夜メニューの一部をご紹介!
今回は特別に、夜の「おまかせコース」の料理を食べさせていただけることになりました。ありがとうございます!!
しっかりみなさんへお伝えせねば。(*´Д`)
お造り
旬の魚をお造りで頂きます。
左から、鯛と数の子、バチマグロ、アジ。
盛り付けも綺麗で絵になります。箸置きも素敵でした♪
【鯛と数の子】
淡白な白身ながらも噛むほどに甘みが広がり、数の子の塩気がより甘さを引き立ててくれます。そこへプチプチとしたアクセントが面白い。
【バチマグロ】
味が濃く赤身の旨味が広がります。ムッチリとした弾力はいつまでも口の中に入れておきたくなりました。鉄火丼などの料理でも食べたくなります。
【アジ】
アジがまた美味しいのなんの。臭みなど一切なく、昆布〆でもしてるんじゃないかと思わせるぐらい、素材の甘みがあり適度な脂がのり、もう最高の一言。
前菜料理
【戻りガツオの和風ドレッシングがけ】
脂が乗った戻りガツオにたっぷりの薬味が添えられ、そこへ和風ドレッシングがかけられます。
ピンク色の綺麗な赤身。表面は軽く焼かれています。
薬味好きとしては、たっぷりと乗せて一緒にパクっと。う~ん、幸せすぎる、、、、、♡
カツオの脂が優しく口の中で溶けていきます。そこへさっぱりとした和風ドレッシングとの組み合わせでより高みへ。シャキシャキの薬味とミョウガ特有の風味がいい仕事ぶり。
焼き物
【ノドグロの塩焼き】
皮目を香ばしく焼いたノドグロに春菊のゴマ和え、すだちを添えて。
口へ入れた瞬間に、細胞のひとつひとつが歓喜の雄たけびを叫びます。これぞ和食の真骨頂!
食べたと同時に脳へと走る旨味の衝撃。体中に染み渡るノドグロの美味しさで言葉を失います。シンプルな味付けだからこそ、素材の味わいを引き出すことができるのでしょう。
そこへ春菊のクセのある風味。すだちの爽快感や酸味。いろんなノドグロを楽しむことができました。
肉料理
【仙台牛のフィレステーキと大根ステーキ】
仙台牛のフィレステーキには麴醤油を使った特製ソースをかけて。
麹醤油を使った甘めで芳醇なソースと仙台牛の脂がとても良く合います。噛むほどに相乗効果で口の中が幸福感で満たされます。
大根ステーキの適度な辛さも、なんだか憎い演出。それでいて、ジュワっと溢れるみずみずしさもありました。レンコンチップのパリパリ感も良き。
日本酒は好きなお猪口で
ご主人は、徳利やお猪口を集めるのが好きでいろいろ集まってしまったんだとか。日本酒の種類や季節によって使い分けたり、お客さんに選んでもらったりと、いろんな楽しみ方をして欲しいそうです。
日本酒は充実のラインナップで、宮城・東北をはじめ、日本全国津々浦々の銘酒を飲むことができるみたいですよ。私もついつい飲みたくなっちゃいましたもん!
おわりに
ランチメニューの『鯛茶漬け』と夜の『おまかせコース』の料理はどれも美味しく、素材本来の味を【和食】の技巧を使って最大限に引き出されていました。
店主曰く、
『 和食を食べてほしい 』
格式が高いと思われる和食をもっと身近に感じてもらえるようなお店にしていきたい。
まずはランチタイムから気軽に来てもらえると嬉しいです、と素敵な笑顔と一緒に話をされていました。
夜のコース料理は、
- 7,000円コース・・・7~8品ぐらい
⇒いろんな料理とお酒を楽しみたい方にオススメ - 11,000円コース・・・9~10品ぐらい(食事付き)
⇒食事付きやグレードを上げた料理が食べたいという方にオススメ
*何かあれば気軽にご相談くださいとのこと。
記念日やデート、接待や自分へのご褒美に。落ち着いた雰囲気の中、丁寧に作られる和食料理と一緒に充実した時間を過ごすのはいかがでしょうか。
とっても美味しかったです。
ごちそうさまでした。
おしまい。
店舗詳細
店名:定禅寺おおくら
住所:仙台市青葉区国分町3-3-5 リスズビル2F
電話番号:022-207-4229
-営業時間-
ランチ 平日 11:30~14:00
ディナー 17:00~22:00
定休日:不定休
〇Instagram:@jozenji_okura
〇食べログ:@定禅寺おおくら