こんにちは、うさこです。
薬師堂の境内を抜けると、え!? こんなところにお店が?
という場所にある、すてきな隠れ家的な和菓子屋さんに行ってきました!
蓮坊から薬師堂に移転したモリヤさん
強風で耳がちぎれそうな寒さ。
でも、お花はきれいですね~^^
こちらは、国指定の重要文化財、陸奥国分寺薬師堂。
こちらの奥に、小さな和菓子店があります。
店名:菓心 モリヤ
住所:宮城県仙台市若林区木ノ下3丁目10−7
電話番号:022-257-1415
営業時間:9:00~売り切れ次第終了
定休日:不定休
参考:webサイト
てくてく歩いて、ふと下を見るとかわいい看板が。
そしてこちらは入り口付近。
ウーバーイーツもやっているんですね~!
そして民家の扉の向こうには…
小さな美しい和菓子の世界が広がっていました。
四季折々の練り切り。
そしてアマビエ様。
お店に入るとすぐに、明るくお優しい奥様が出迎えてくださいました。
先日、「河北ウィークリーせんだい」にお店のことが載っていましたが、さらに色々な取材に追われているそうです。
なので、売り切れ続出!
CMに頼らなくても大人気なのは、本当にお客さんに愛されている証ですね。
お店では、おしゃべりをしながら買うという昔ながらのスタイル。
ちょっとした会話がうれしいな~と思います。
実家に帰ったみたいにホッとするお店の空間でした♪
『桜餅』と『いちごの森のみるく大福』
そしてこちらが桜餅。
桜の葉の塩漬けが、本当に良い香り~♡
道明寺粉のみずみずしさ。
やわらかい葉っぱの塩加減で、甘さが引き立っています。
こし餡は、甘すぎず上品。
心がほっと安らいで、思わず
とってもおいしいね~♡♡
と笑みがこぼれます。
つぎは、いちごの森のみるく大福。
練乳をかけたイチゴをイメージしているそうです。
生のイチゴがコロンと入っています。
イチゴは宮城県産とちおとめが中心。
切ってみると、白い餡とイチゴが、雪の中に咲く山茶花のようで美しいです。
純白のイチゴ大福というところに、美意識を感じます。
食べてみると、とっても柔らかくてクリーミー。
白餡に練乳を練り込まれているのが珍しいです。
裏の成分をみたらレモンが入っていて、通りでくどくなく爽やか。
イチゴの甘酸っぱさと、餡の甘さに幸せを感じます♡
余談ですが、お店の奥様が
「育児中はごはんもろくに食べられないから
すぐに口に入れられる和三盆のお菓子を食べてね」
とお菓子のお心遣いを…。
大人になると優しくされることも少なくなりますから、感動して泣きそうになりました。
もったいなくてなかなか食べられません…!
モリヤさんは、明日も、いや毎日行きたくなる和菓子屋さんです。
すごく寒い日でしたが、人とのあたたかさと桜の香りに、春を感じました。(*^^*)