【宮城観光】新緑の松島を巡りパワーチャージをしてきました!

おでかけ

こんにちは、キッドです。

宮城県ももう少しで本格的な梅雨入りでしょうか。気温も高くなるようなので、モワっとした日々が続きそうです。

さてさて、先日天気も良かったので、松島町へおでかけしてまいりました。仙台の中心部からもとっても行きやすい宮城県の観光名所。ぜひ、休日の使い方の参考にされてみてください♪

どうぞご覧あれ (^^)/

今回の旅のしおり

仙台中心部からのアクセス

西行戻しの松公園

松島離宮

国宝 瑞巌寺

ランチタイム「表禅房 おりこ乃」

円通院

 

仙台中心部からのアクセス

今回は朝早い時間からスタートして、有意義に見て回ろうというプランになります。電車ではなく車を使用して松島へ向かいました♪

スタートは午前8時半。松島町は仙台の中心部から【車で30-40分程】で行くことができる好立地となります。

時間帯によっては、利府街道が混み合うこともあるので、時間に余裕をもって行動されてみてください。(利府街道はいつも混んでいるイメージ…。)

電車を利用する場合にはJR仙石線【仙台駅⇔松島海岸駅間】でおよそ40分、料金は片道420円となります。

 

西行戻しの松公園

松島海岸駅へ向かう道中、『西行戻しの松公園』へ立ち寄ります。

西行戻しの松とはいったい!?

歌人西行(1118~1190)がこの地にて
「月にそふ桂男(かつらおとこ)のかよひ来てすすきはらむは誰が子なるらん」
と一首を詠じて悦に酔っていると、山王権現の化身である鎌を持った一人の童子がその歌を聞いて
「雨もふり雲もかかり霧も降りてはらむすすきは誰れが子なるらん」と詠んだ。

西行は驚いてそなたは何の業をしているのかと聞くと
「冬萌(ほ)きて夏枯れ草」を刈って業としていると答えた。
西行はその意味がわからなかった。童子は才人が多い霊場松島を訪れると恥をさらすとさとしたので、西行は恐れてこの地を去ったという伝説があり、一帯を西行戻しの松という。

(公園内看板より)

平安時代の歌人「西行法師(さいぎょうほうし)」が松島へ向かう途中、松の木の下で出会った童子の禅問答を受け、その内容が分からず恥ずかしさのあまりに引き返したという由来がある場所のようです。

うわぁ~、なんて綺麗なんでしょうか。

この日は風が少し強いものの、木々たちが太陽の光を受け新緑の緑をより濃く映します。

少し歩いた高台からは松島の海を眺めることができます。

西行法師もこの景色を見たのかもしれませんね。

鐘があったので、旅の思い出にカーンと鳴らしてみました。

 

住所 宮城県宮城郡松島町松島犬田2

 

いざ松島観光へ

松島へ来るのは久しぶりでした。

コロナウイルスの影響で閑古鳥が鳴いていると聞いたことがありましたが、比較的お客さんも多く、徐々に観光客が戻ってきているのかもしれませんね。

 

松島海岸駅の近くにある有料駐車場に停めて、いろいろ歩いて巡ってみようと思います。駐車料金は1時間300円程となります。少し距離はありますが、近くには無料の町営駐車場もあるので、チェックしてみてくださいね。

松島離宮

2020年10月にオープンをした『宮城県松島離宮』。様々な種類の草花を植えた庭園をはじめ、お土産処、飲食店が入ります。

し、し、しかーし!!

残念なことに、今は工事業者が入り足場や仮設などがあって、見た目的には悲しい気分。本来であれば庭園も見てみたかったのですが、今回は遠慮しておきます。

「茶屋勘右衛門」というお土産屋さんは朝の9時半から営業をされていたので、少し覗いてみました。

店内では宮城県各地の商品が売られていて、見るだけでも楽しかったです。

せっかくなのでソフトっクリームを食べて休憩タイム。

海を眺めながら、ゆっくりとした時間を楽しみます。

松島離宮入場料金

1dayパスポート ・松島湾岸最高峰
9.99m屋上
・離宮庭園/離宮博物館
一般
(中学生以上)

600円
小人
(小学生)

300円
幼児
(小学生未満)

無料
離宮1dayパスポート
+
「松島遊覧船」
・離宮1dayパスポート
・松島遊覧船チケット
一般
(中学生以上)

1,500円
小人
(小学生)

700円
幼児
(小学生未満)

無料
離宮1dayパスポート
+
「木工体験」
・離宮1dayパスポート
・こけし絵付け体験 又は 竹箸作り体験
一般
(中学生以上)

2,000円
小人
(小学生)

1,700円
幼児
(小学生未満)

1,500円
住所 宮城県宮城郡松島町松島字浪打浜18番地
電話 022-355-0330

ホームページより引用)

 

国宝 瑞巌寺(ずいがんじ)

松島に来たのなら『瑞巌寺』へ立ち寄らなくてはなりませんよね。

関ヶ原の戦い後、仙台に治府を定めた伊達政宗公は、仙台城の築城と併せて、領民の精神的拠り所とするため盛んに神社仏閣の造営を行いました。

(中文省略)

慶長14年(1609)、5年の歳月を経て工事が完了し、以後江戸時代を通じて伊達家の菩提寺として領内随一の規模格式を誇りました。

(引用元:日本三景松島より)

伊達家の菩提寺とあらば、宮城県民として参拝しなくては!!(*^-^*)

以前であれば、両側に凛々しく立ち並ぶ、杉並木の姿が圧巻でしたが、東日本大震災の影響で今では違った景色となっています。

それでも本堂へ向かう道が自然と気持ちを高ぶらせます。

この左右対称のシンメトリーが、言葉では言い表せない美しさ。

本堂の正面では工事が行われていました。

写真手前に見える、このご神木の圧倒的な存在感に言葉が出ません。

 

この地、この場所でいったいどれだけの歳月を過ごしたのでしょうか。

見るだけでもパワーをもらえた気がしました。

 

本堂の造り、職人の技巧、装飾品の美しさ。わずかな時間ではありましたが、とても楽しく見ることができました。ただただ感動の連続です。ぜひ、この感動をみなさんも感じて欲しい。

ちょっとした一休憩やお腹を満たしてくれる甘味処もありましたよ。

松島のお食事とおみやげ処 洗心庵

甘味メニューの中から「白玉あんみつ」が食べたくなりました♪

〇洗心庵ホームページ:http://www.sensinan.co.jp/

 

瑞巌寺 施設料金

区分 個人 団体
(30名以上)
団体
(100名以上)
大人
(大学,各種校,高校含む)
700円 650円 600円
小人
(中学校,小学校)
400円 350円 300円
住所 宮城県宮城郡松島町松島字町内91番地
電話 022-354-2023

ホームページより引用)

 

表禅房 おりこ乃

お昼ご飯は松島海岸駅からも程近い場所にある「表禅房 おりこ乃」さんで食べようと思います。

お店の場所は、パンセ松島店の「牡蠣カレーパン」が売られている同建物の2階となります。

牡蠣カレーパンも食べてみたいなぁ。帰りにお土産として買ってみようっと!

メニューはこちら

お寿司や海鮮丼、天丼やあなご丼・牛たんなど、気になるものがたくさんあります。せっかく松島にきたので、何か海を感じられるものが食べたいなぁ。

店内はテーブル席、カウンター席、お座敷があるので、いろんな使い方ができると思います。午前10時半から営業しているのも嬉しい。

『芭蕉路花ちらし 1,950円』

ちょっと奮発して、こちらの海鮮丼をお願いしました。10種類以上のネタが綺麗に盛られています。

どのネタも新鮮でムチっとした弾力と、噛むほどに素材の甘さが溢れてくる美味しいものでした。お味噌汁の出汁が弱かったのは、ちょっと残念だったかな。

奥さんが頼んだカキフライ定食には大きな牡蠣フライが5個入っていました。

噛んだ瞬間に溢れるクリーミーな海のミルクがたまりません。思わずご飯も進みます。

子供用には冷たいうどんをお願いしました。ボリュームも結構あります。

チュルンとのど越し良い冷たいうどんは、これからの季節はより一層食べたくなりますね。美味しいけど、つけ汁はちょっと味が薄めかなぁ~。これまたもう少し出汁を感じたい。

コスパはちょっと高め、全体的に観光地価格でした。

住所 宮城県宮城郡松島町松島町内75-14 玉手箱館 2階
電話 022-355-1755

 

円通院(えんつういん)

お腹を満たしたら、瑞巌寺の隣にある「円通院」にやってきました。

円通院は、伊達政宗の嫡孫「光宗公」の菩提寺となります。また縁結びのお寺でもあるんですよ。

あぁ綺麗。

一歩中へ足を踏み入れると、瑞巌寺とはまた違った空気感が漂っています。

この場所だけ時間の動きが止まったような感覚を受けました。まるで桃源郷!?

ひとつひとつの庭木がキラキラと輝いています。

今の時期も綺麗だし、秋の紅葉時にはどんな姿になるのか見てみたいものです。雪化粧をまとった景色もいいでしょうね。

今はバラが咲いていました。

ミツバチちゃん達がせっせと花粉を集める姿も可愛らしい。この場所は甘い香りがしましたよん。

円通院では、世界に一つしかないオリジナルの数珠作り体験ができるようです。また結婚式もあげられるみたい。気になる人は相談してみてくださいね。

 

円通院 施設料金

区分 個人 団体
(15名以上)
団体
(100名以上)
大人 300円 6250円 200円
高校生 150円 100円 70円
小人(中学校,小学校) 100円 70円 50円
住所 宮城県宮城郡松島町松島町内75-14 玉手箱館 2階
電話 022-355-1755

ホームページより引用)

 

おわりに

 

ひさしぶりに訪れた松島でしたが、とっても充実した時間を過ごすことができました。

もう少し時間があれば、遊覧船に乗ったり、牡蠣小屋に行ったり、何なら温泉宿に泊まったりもしたかったです。それでも普段では味わえないような空間でゆったりと過ごすことができて楽しかったです。

ぜひ、みなさんも行ってみてくださいね。(^_-)-☆

 

マチプラでもいろんな松島を紹介していますので、ぜひご覧になってください!!

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