こんにちは、あんころです!
いや〜〜〜〜〜〜〜暑い!!!!!
何もしなくてもビールが美味しい季節ではありますが、やっぱり太陽をたっぷり浴びてから飲むビールは格別でした…!
今回は、川崎町に新しくオープンした「百のやど(もものやど)」のプレオープン期間にお泊まりしたのでご紹介します♪
まるで「TOKI○」!? 百のやどは「木材作り」から始まった…!
私がこの宿を知ったきっかけは2年前。
川崎町の地域おこし協力隊が作った「百(もも)」というグループ主催のニュージーランド・マオリ族の伝統料理「ハンギ」をするイベントに参加した時でした。
*ハンギとは
地面に穴を掘り、熱した石を入れそこへ葉で包んだ食材を置き、土をかぶせて蒸し焼きにする料理。
人間の都合で植樹された杉山を本来あるべき里山の生態系に戻すことや、そのために自ら伐採、製材を行い自分たちの作った木材で宿を建てるというビジョンを聞いてオープンを待ち侘びていたのです…!
そして完成したお宿がこちら!
全3室、定員8名の小さなお宿ですが使用する木材はもちろん、土壁に使う粘土も自分たちで作ったという立派なお宿です…!
エントランスはキッチン、バーカウンターと大きなダイニングテーブル。夕飯はこの大きなテーブルで百のメンバーと宿泊者が一緒に食卓を囲み交流を深めるのだとか!
実は2ヶ月ほど前に、木材に仕上げのオイルを塗るお手伝いをしました!笑
行く機会があったら「あんころが床塗ったんだな〜」と思ってくれたら嬉しいです♪
今回私は最大4名泊まれるお部屋に宿泊!
木の香りがたっぷり!
こちらは2名用の二段ベッドのお部屋。
手前にある格子のようなものが各部屋に取り付けられており、ここに冷水や温水を通すことで空調設備の機能を果たすそう!
トイレは男女別でピカピカ&広々!
アメニティもあるので女性も安心してお泊まりができそうです。
共用ですがバスルームとシャワールームもありました!
温泉がお好きな方は、近くに「青根温泉 じゃっぽの湯」があるのでそちらを利用するのがお勧めとのこと。
よ〜し! 宿探検もしたので「百のやど」独自のプログラムに参加してきます♪
「農業体験」を通して「百」の活動に触れよう!
チェックイン前かチェックアウト後に、メンバーの畑で農作業体験がプランに含まれています。
今の季節はお昼にかけてグングン暑くなるのでチェックイン前が断然オススメ!
どんな作業をするかは、季節や日によって様々。汗だくになって気持ちいい温泉とビールを楽しむぞ〜〜!
手ぶらでOK! 長靴・手袋の貸し出しあります♪
長靴や手袋の貸し出しがあるので、わざわざ購入したり持参する必要は無いようです。汚れてもいい服装、日焼け対策だけ万全に!
自然が豊か! まるで「ぼくのなつやすみ(プレステのゲーム)」みたい…!
作業の前にフィールドを案内いただきました!
草木が生い茂っていますが、よく目を凝らすとタラの木があったり、ヘビイチゴが足元にいっぱい!
宿のシェフ倉田さんが夕飯に使う山菜を収穫していました!
天ぷらにしてくださるようです(たのしみ〜〜!)
立派な田んぼもあります。
気持ちいい青空もあいまって、なんだか夏休み気分…!
私たちの農業体験は「ニンニクの芽」の収穫!
正確には「ニンニクの芽かき」という作業のようです。
この一帯が作業目標…!?(果てしない)
茎とお花の間の濃い緑の部分が、普段私たちが目にする「ニンニクの芽」です。切る場所や捨ててもいい条件などの説明を受けて作業スタート!
しゃがんでの作業なので膝や腰が大変…。
最初はどこを着ればいいかわからず確認しながらの作業ですが、慣れてくると長い芽にテンションが上がったり、美味しそうなものを見つけて喜んでしまいます!
1時間くらいの作業で畑の1/3を収穫!
少し休憩を挟んで、次は夕飯に使う食材の収穫に向かいました。
まずはルッコラの収穫。自分が美味しそうだな〜と思うものを選んで根本をカット。サラダにしてくれるそうです♪
そして最後にカブの収穫!
本来「小カブ」として販売しているものが少し大きくなってしまったということで「全部抜いていいよ〜!」とたっぷり収穫。
こちらは朝ごはんで食べさせてもらえるよう。多い分は朝市で販売したみたいです。こちらも食べるのが楽しみだな〜!
「じゃっぽの湯」で汗を流そう♪ ビールはもうすぐそこ…♡
農作業でたっぷり汗をかくので、スッキリ汗を流したい。土埃も浴びるし、腰も痛い〜〜!
ということで、川崎町民の憩いの公衆温泉をオススメしてもらいました♪
じゃっぽの湯
住所:宮城県柴田郡川崎町青根温泉9-1
営業時間:6:30〜21:00(最終受付21:00)
その他:シャンプー、ボディーソープ完備・タオル販売あり
参考:じゃっぽの湯 公式WEBサイト
熱めのお湯が沁みる〜!
夜は町民が集うので「こんばんは〜」「おやすみなさ〜い」と挨拶が飛び交う感じもまたいい!!備え付けのドライヤーはそよ風レベルなので、皆さん持参をしているもよう。
お宿までは車で5分程度なので、タオルをぐるぐるっと巻いて宿のドライヤーで乾かした方が早そうです!笑
ご褒美のビールだ〜〜!!
バータイムまで我慢ができなかったので、先にビールをいただきました♪
シェフが夕飯を作っているのを眺めながら、バーカウンターでグイッと1杯!
一緒に行った方はお部屋でお仕事。夕飯までは自由な時間を過ごせるので、ワイナリーや森の美術館に行ったり、里山の散策路を探検したりしても良さそう。
待ちに待った夜ご飯、お腹ぺこぺこ〜〜!
いただきます!の代わりに、百のやどではマオリ族のお祈りを唱えます。
KARAKIA (New Zealand語 でお祈り, prayer)
Mongamonga noa iho Te hiriwa- me te koura I te kurukurutanga O ta-ku raukura e E kai e!
(もがもが のあ いほて ひりわーめて こうら いて くるくるたんが おーたーくろくらえー えかいー!)
(わからないから最後の「えかいー!」だけみんなで復唱していただきます!)
炊き立てのご飯に、揚げたての天ぷら。
里芋のポテトサラダやタケノコの土佐煮などほっこりする和食がメイン。
ニンニクの芽はご飯とお酒が進む味噌炒めになりました♪
ビールもいっぱいおかわりして、ごちそうさまのあとは消灯の時間までバータイム!(まだ飲む)
川崎町といえば「Fattoria AL FIORE(ファットリア アル フィオーレ)」。
「momo」という宿の名前と同じワインがメニューにあったのでいただくことに♪
フルーティーだけどほのかな酸味あり。気がついたら一本すっからかんに…笑
たいへん気持ちよく爆睡しました!
朝ごはんの前に「実験ノート」!?
翌朝は7時頃目が覚めて宿の周りを散策してみました。
朝ごはんを作っているところを眺めていたら「実験ノート」を書いてほしいとの依頼を受けて渡されたのがこちら…!
これまでの宿泊者からのメッセージや日記などが記載されています。
どんな作業をしたか、どこからきたか、何を食べたかなどなど人それぞれの宿の過ごし方を知ることができて面白い。
キッチンでは昨日収穫したカブが美味しそうなことになっていました。
朝ごはんが待ちきれない!
そうそう。百のやどで使う食材のほとんどは川崎町のものなのだそう。
お味噌もメンバー自家製のお味噌で、お野菜だけでなくお豆腐や卵も地域の人が作っているもの。そんなエピソードを聞きながら食べるといっそう美味しく感じます♪
まとめ
アメニティとしてあったもの
・シャンプー、トリートメント、ボディソープ
・タオル(バスタオル、フェイスタオル)
・ドライヤー
・生理用品
・お水(伏流水飲み放題!)
持参したもの
・寝巻き(部屋着)
・歯ブラシ
・ヘアアイロン
・化粧落とし
ホテルのように完全手ぶらでの宿泊は不可能で、近くにコンビニもなく少し不便ではあります。
ところが、、、
以前から完成を楽しみにしていたという点を抜きにしてもそんな「不便」が非日常感を演出する楽しいお宿でした♪
土いじりした後の温泉と酒は最高!!!!
施設情報
名称:百のやど(もものやど)
住所:宮城県柴田郡川崎町大字前川字六方山18-51
予約:予約サイト
参考:WEBサイト・Instagram