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2020年2月掲載「本物のタコで凧揚げしたい【2日目】」
皆さんこんにちは。ウラロジ仙台・編集部の恐山らむねです。
さて、前回 タコを凧揚げしてくれる人物を探すべく、東北大学に潜入した我々。
1日目の様子
日を改めてペットボトルの試打を見せてくれたサークル・FROM THE EARTHの代表・冨江響(とみえ・ひびき)くんのもとへ突撃!
※「FROM THE EARTH」の役職・体制は2020年2月取材時のものです。
冨江響(とみえ・ひびき)
東北大学 工学部 機械知能・航空工学科 2年生 ※2020年2月取材時
宇宙・衛星関係に関心があり、1年生からFROM THE EARTHに所属。
2019年、代表に就任。
冨江代表!お願いします、どうかロケットでタコを空に打ち上げてください!
我々とスケールのでかい凧揚げしようよ~
え〜、どうしよっかな〜
焼き土下座でもなんでもするから、頼むよ!
焼き土下座、ちょっと見てみたいかもしれません
うーん、そこまでお願いされたら、しょうがないですね。やってみましょう!
やったー!
まずサークルのことを紹介していただきました
では、本格的にタコの打ち上げ準備へ入る前に少しサークルのことを教えてください。現在、だいたいメンバーはどれくらいいるんですか?
2020年2月現在、70人ほどです。
70人!?全員黒ギャルだったら良かったのに!
らむね先生は黙っててください。メンバーにはそれぞれ役割があり、班に分かれているともお伺いしていたのですが?
役割は大きく二つに分けて『班』と『局』。それぞれのチームに1人1つ以上は所属することになります。班は機構、燃焼、機体、電子の4つ。主に製作を行うのが『班』ですね。『局』と言うのが企画、事業、事務、広報の4つに分かれています。たとえばSNSなどで広報をしたり、集まりについて企画したり、という役割を担うのが『局』の役割になります
なるほど。今後新入生も入ってくるとなると、かなりの人数になるから、そうやってチーム分けしないと大変だもんね。主な活動って、やっぱり黙々とロケット製作?
まず、年に数回あるコンテストなどの時期に向けて、ハイブリットロケットの製作に日々励んでいます。他には、子どもたちでも作れるペットボトルロケットの作り方を教えてあげる機会も多いです。ただ、ロケット制作に関しては安全性も含め、まだ認知度が低いのでその辺りを外部にもっとアピールしていけたらと思っています
たしかに私も、今回の件がきっかけで学生さんたちが日々ロケット制作に熱を注いでいることを知りましたしね
ちなみに今回のような「ロケットを作ってくれ」という依頼は、僕の代では初めてです。正直依頼いただいた時は、びっくりしました。今回のような感じで他の団体さんなどとも交流が欲しいですし、制作依頼なども随時お待ちしています!
とのことです。F.T.Eの皆さんにガンガン ロケットを作らせましょうね。
今回はホタルイカで打ち上げ実験
こちらの押しの強さにより冨江代表の首を縦に振らせることができましたので、焼き土下座せずに済みました。
早速、タコをパイロットにしたペットボトルロケットを試しに打ち上げてもらおうと思ったのですが、イイダコの手配が間に合わなかったので今回はホタルイカ(ちっさ!)で打ち上げ実験をしていただきます。
美味しいですよね、ホタルイカ。
うまくいけば、打ち上げたペットボトルロケットからホタルイカがパラシュートで降りてくるはずなのですが…
今回、試しに2発打ってみたものの…
なかなかうまくいかず!
ホタルイカ、空高くはばたけず!
どうなる東北大学F.T.E!ウラロジ仙台編集部の過度なプレッシャー(技術面丸投げ)に耐え、ロケット凧揚げを実現できるのか!?次回、3日目乞うご期待!
タコ打ち上げ本番・3日目(2021年4月20日 更新予定)もお楽しみに。
※今回使用したホタルイカは我々が美味しくいただきました
(ウラロジ仙台 掲載日:2020年2月23日)
協力:東北大学 FROM THE EARTH の皆さん
執筆:恐山らむね
企画/撮影協力:@O_ZI3
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