こんにちは、キッドです。
ここ最近、仙台の街中でもクラフトビールが飲めるお店が増えてきたような印象があります。先日勾当台公園で行われた【仙台クラフトビールフェスティバル2019】でもいろんなビールが勢ぞろいしていて楽しかったなぁ。そして、おつまみとしてホヤの唐揚げが最高でした。また、食べたい♪
てかてか、そもそもクラフトビールって普通のビールと何が違うの!?
■クラフトビール とは
英語で「職人技のビール」「手作りのビール」などを意味する表現で、大手のビール会社が量産するビールと対比して用いられる概念。日本語ではクラフトビアと表現されることもある。地ビールとも呼称される。(Wikipediaより)
なるほどね~。
いろんなサイトでも確認してみましたが、「規模が小さい」や「個性的」などいろんな条件があるみたいですね。確かにクセがあるものが多い気がします。そこがかえって魅力的だったりもするんですけどね。
さてさて、小話はここらへんにしておいて、本日みなさんにはこちらのお店『アンバーロンド(Amber Rondo)』さんをご紹介させていただきます。仙台でクラフトビールと言えば、最初に名前があがるほどの有名店ではないでしょうか。以前より気になっていたお店なので楽しみ~。
店名:アンバーロンド(Amber Rondo)
電話番号:022-211-5686
住所:宮城県仙台市青葉区国分町2-5-7 YS51ビル2階
参考:Facebook・Instagram・Twitter・食べログ
お店の場所は国分町通りから一本路地へ。以前、ラーメン国技場(現:仙台夜市)があった方面へ通りを入った左側に見えてきます。目印はすぐ隣のビルに居酒屋の「東北みちのえき」の看板があるのをチェック。
早速このビルの2階へ。エレベーターを使ってレッツラゴー!!
お邪魔しまーす♪
キャー、念願かなっての『アンバーロンド』さんにやってきました。う、嬉しい。泣
店内も想像以上に素敵な雰囲気ですよ。この日は平日の19時頃にお邪魔をさせていただきました。先客は1名様。私たちもカウンター席にジョイントっと。
早くビールを飲みたいのですが、ちょっとだけ店内をご紹介。
手前には調理場を目の前にしてカウンター席が配置され、窓側には2名掛けのテーブル席。奥にはグループでも楽しめるテーブル席があり、全部で22席程の広さとなります。
壁に置かれた可愛らしいラベルのボトルが目を引きますね。ゆっくり見たくなります…(◎_◎)
はっ!!(我に返る)まずはビールビール。さぁて、何を飲もうかなっと。
せっかくなので最初は樽生タイプを飲んでみたいですね。店主の田村さんとも相談をして、1杯目は『レフ・ブロンド樽生/330ml』をお願いしました。
満を持してビール先輩の登場です!!
ひゃー、グラスが可愛い♪
持ち手の柄の部分が華奢なワイングラスなどとは違い、しっかりとしているのが特徴。
ではでは、今日も1日お疲れ様でした。カンパーイ!!グビグビグビっ、くぅ~美味い美味い♪
お店人気No.1の称号通りの美味しさ。爽やかな飲み口にすっきりとした飲みやすさと、のど越しをじっくり楽しみます。いいね~、素敵な滑り出しではないでしょうか。
お通しにはスナックが登場。タコスチップスって美味しいよね。
夜ご飯がまだでしたので、ちょっとビールの相棒が欲しくなり、今日は上杉にあるハム・ソーセージ専門店「アインベルグ」さんのソーセージ3種盛りをお願いしました。
およそ1年半程前に取材をさせていただきましたが、またあのお肉の余韻を感じたくなっちゃいました。ハムも美味しいんだよなぁ。ぜひ行ってみてくださいね。
2杯目はどうしようかな~。
困ったときはやっぱり店主の田村さんに相談しちゃいます。
やくらい&アンバーロンドのコラボビール『ホップザベーションIPA/400ml』が良さそうですね。やくらいビールの醸造所の建物の中にはボルダリングジムが有るんですって。面白いですね!!
スタッフさんはさぞかし腕っぷし自慢が多いことでしょうね。ふふふっ
では『ホップザベーションIPA』を頂きます。
グビっと。うぉ、これまた全然違った味わいで面白い。先程のレフ・ブロンドと比べると、どっしりとした飲み口で、麦芽の風味と味わいを楽しむことができます。
ビール好きやちょっとお酒が入ったぐらいで飲みたくなるタイプですね。うん、これまた美味い。
友人のオススメでベーコンのグリル焼きをお願いしました。こりゃ絶対、ビールが進むやつ~!!はぁ~脂が美味い。そのままでもマスタードを付けてもウマし♪
いい感じでお酒も入ってきました。楽しくなってきたよ~。ウキウキっ
ここでちょっと気になるメニューを発見しました。
なになに、”中世ドイツの鍛冶屋が発祥の飲み方”だと!?いいじゃないの。よし、次は『ビアスパイク』に決定!
ビアスパイクは2人で飲むのがオススメとなります。理由としては、1本のボトルで250mlの量を2杯作れるんだそう。ジョッキはコンパクトな造りながらも、どしっとした存在感があってカッコいいですね。
百聞は一見に如かず!
なぜ「ビアスパイク」は鍛冶屋が発祥の飲み方と言われるのか、下の動画(音付き)をご覧ください。
見ました?見ました?
もう、スゴくないですか!!黒ビールに熱々に熱した鉄球を入れて、瞬間的に焼き入れを行うことで、カラメルを焦がし風味をプラスするとともに、飲み口もクリーミーになるんだとか。くぅ~、早く飲みたい。
ちなみに鉄球はこんな感じ。
ジョッキからあげても、まだまだ熱々なのです。試しに水の入ったグラスに入れてもらうと、すぐさま熱湯にかわるぐらいの熱量があります。スゴイね、興奮します。ふんふんっ
そしてそして、この鉄球はこのためだけに、知りあいの職人さんにお願いをして作ってもらった特注品となるそうですよ。ということは、ひょっとしたら、宮城県ではもちろん、日本国内でも”ビアスパイク”が飲めるお店は『アンバーロンド』さんだけかもしれません。どひゃー。本場ドイツではスプーンを熱して入れたりするお店もあるようです。面白いなぁ。
その気になるお味はというと。
うわ、美味しい~。一口飲んで虜とはまさにこのこと。そして、面白いのよ!!
というのも、表面のクリーミーな泡は温かくて、中の液体は冷たいまま。この温度差のギャップがたまらない。カラメルが焦がされたことにより、香ばしさが鼻から抜け、まろやかな飲み口で味わいに奥行きを感じます。ビアスパイクに関しては、おつまみ無しで会話と一緒にじっくり飲みたくなる一杯ですね。もう好きになっちゃいました。ほんと、オ・ス・ス・メ♪
他にもビールに関する知識や、店主田村さんのクラフトビールにかける思いなど、いろんなお話が聞けて濃密な時間を過ごすことが出来ました。大満足!
お店には仙台ビールマップが置いてあって、宮城県内でクラフトビールを飲めるお店が紹介されています。マップ片手にはしご酒も楽しそう。
おわりに
ずっと気になっていたお店『アンバーロンド(Amber Rondo)』さんに初めて行くことが出来ました。普段では飲めないようなビールを可愛らしいジョッキグラスで飲むことで、また違った楽しみ方を味わえるお店です。お酒や料理はもちろん、ご主人の田村さんとの会話も美味しい肴の一つでもありました。お客さんの中には県外から、一人で来られる方もいるそうで、場合によってはここでの素敵な出会いもあるかもしれませんね。
今回は大人2人で10,000円程でした。
ビール好きはもちろん、ゆっくり飲みたい、ビールを好きになりたい、会話を楽しみたい。いろんな楽しみ方を体験できる素敵なビールバーのご紹介となりました。ぜひみなさんも行ってみてくださいね。ごちそうさまでした♪
店名:アンバーロンド(Amber Rondo)
電話番号:022-211-5686
住所:宮城県仙台市青葉区国分町2-5-7 YS51ビル2階
参考:Facebook・Instagram・Twitter・食べログ