こんにちは、出身は宮城ではないPOCHIです。そんな他府県人POCHIが宮城に来て「おいしい！」と一番驚いたのが『新物わかめのしゃぶしゃぶ』
宮城県では食べなれている方も多いかと思いますが、ぶっ飛ぶほどに美味しいですよね♪
個人的には『牛タン』より美味しいと思います。地味ですけど～(>_<)
本日は、今が旬の『新物わかめしゃぶしゃぶ』をお伝えしたいと思います。
只今、色々な場所で販売中！
今、どこのスーパーへ行っても『新物わかめ』がたくさん販売されていますよね。価格もたいへんお手頃です。
宮城にお住まいの方は「新物わかめって、そんな珍しい食べ物？」と思われるかもしれませんが、実は『新物わかめ』って全国的に見ると簡単に手に入るものではないのです。
これが新物わかめ
とても大きい！あまりに大きいのでアウトドア用の折り畳みまな板を出してこないと撮影出来ませんでした～。
基本的には、こんな風に収穫したまま売られていますが、ごくまれに茎を取って販売されているものもあります。
収穫作業のお手伝いをしたことがあるんです！
実は、POCHIは塩釜の越の浦漁港停泊の釣船『十七こうりょう丸』の船長さんご一家と親しくしているのですが、こちらの船長さんは『わかめ漁師』でもあるので、この時期は大忙し。手が足りないとPOCHIも越の浦漁港で『新物わかめ』の収穫のお手伝いをしていたんです。
専用の彫刻刀みたいなアイテムで、茎とわかめをわけて出荷の準備をして行きます。
画像は、ごく少量ですが実際の作業でもこんな感じで『普通のわかめ』と『茎わかめ』に分けて行きます。
越の浦漁港での作業では10個以上のコンテナの『茎わかめ』が出来たりしますから「重い」「寒い」「腰痛くなる」「長時間座ったまんま」な、結構な重労働です。
そんな漁師さんの重労働のお陰で、美味しい『新物わかめしゃぶしゃぶ』が簡単に食卓でいただけるわけですから、感謝ですよね。
『新物わかめしゃぶしゃぶ』いただきます！
『新物わかめしゃぶしゃぶ』とわざわざ『新物』をつけていますが『わかめしゃぶしゃぶ』は新物じゃないと成立しないんです。
塩蔵わかめや乾燥わかめでは、しゃぶしゃぶは出来ないんです。
能書きはさておき『わかめしゃぶしゃぶ』作っていきます！
『茎わかめ』と分けた『普通のわかめ』を水洗いしてお皿に並べます、ぽん酢の用意もお忘れなく！
お皿にわかめを並べます。お鍋には水だけでOK！
わかめしゃぶしゃぶ開始！
このマジック並みの色の変化も楽しいですね。
実食！
では、では、ぽん酢につけて、いただきまーす！薬味なんかなくても美味しいですよ！
うーん、春の味！海の味！日本人の魂に響く食べ物です。
「スシ！」「テンプラ！」「フジヤマ！」「ワカメシャブシャブ！」と、今後海外の方にこのように教えて行こうと心に決めました。
本日は豆苗も添えました。シャキシャキ感が、わかめに合う！
画像の豆苗の量が微妙なのは、あまりに美味しくてバクバク食べから「あら？豆苗の撮影してない！」と撮ったからです。
その魔力、恐るべし！
まとめ
三陸の春の味は、海の風味を伴ったシャキシャキ食感で、どんな優秀な料理人さんもマネできないお料理です。
新物わかめを冷凍した場合、すこーし風味は落ちますがシャキシャキした食感と、わかめのお味は楽しめますので、今のうちの冷凍も良いと思います。ただし、その際は『茎わかめ』と分けて冷凍した方がいいかなあと思います。
解凍の方法や解凍の具合によっては『茎わかめ』だけが、やけにやわらかくなったりすることもあるんです。
本当にパワーチャージ出来るんですよ！
昔から「新物を食べると75日長生きする」と言われていますが、新しい物のパワーって最近色々と実証されてきていて、75日とは言わなくても「誕生のパワーをいただく」って、人をとても元気にしてくれるそうです。
しかも、さらにパワーをくれる地産商品でもあります。地の物をいただくと良いっていいますからね。
とにかくめちゃくちゃ美味しいので、是非是非『わかめしゃぶしゃぶ』をいただいて、元気も上げて行きましょう！
