9月の始め頃。夏の終わりになると、ケロ家では毎年道の駅や、産直などをまわりながら探すものがあります!
それはこちら
いちじく(無花果)
昔ケロ夫の実家では、庭にいちじくの木があったそうで、そのままよく食べていたそうですが、
(今は残念ながら切ってしまったらしい…( ;∀;))
ケロはやっぱり甘露煮にして食べるのが大好きなので、まだ熟していないものを購入してきます。
で、ですよ。
最近まで、これは全国的に食べるものだと思ってたのですが…
実は、宮城県の郷土料理だったのは知っていましたか?!
「いちじくの甘露煮」は郷土料理
と、郷土ネタについつい訛る(笑)ケロ夫も、そしてケロも衝撃でした(´∀`; )
郷土料理だと気づかないで当たり前に食べていたり、方言だったと知らないで普通に使っていたり…
「いちじくの甘露煮」について調べてみると、農林水産省のHPでは宮城県の郷土料理となっていますが、
秋田県や、山形県、福島県などの東北でも郷土料理として食べられているそうですよ!
「いちじく」は、「不老不死の果物」といわれるぐらい栄養価が高く、食物繊維や塩分を輩出する効能があるカリウム、骨の形成に必要なカルシウム、貧血予防に欠かせない鉄分を多く含むようで、
宮城県での旬の時期は、9月から10月にかけて。
主な産地は県南地区だそうですが、県北でも道の駅や産直スーパーなど、この季節になるとよく並んでいるのをみかけます。
ケロは今回、道の駅 上品の郷 の農産物直売所「ひたかみ」で購入しました▽
朝イチに(9:00~)入店して、ちょうど入り口の棚にあったこちらのハウス栽培のいちじくを1キロGETしたのですが
帰りにみたら、30分もしないうちに加工用のいちじくは完売していました∑(゚Д゚)
(生食用はまだたくさんありました)
全国的には完熟したいちじくを生でフルーツとして食べたり、料理に使用したりするそうですが、
宮城県では加工用が主に栽培されているそうで、そんなところからも
いちじく=甘露煮
の宮城県民の実態がうかがえますよね(^^)
さて、購入してきた「いちじく」を早速、甘露煮にしていきます!
いちじくの甘露煮レシピ
ご家庭それぞれ、入れる調味料や、量の違いがあるかと思います。
ケロが作る甘露煮は特に細かなところはなく、かなりザックリです(笑)
使用するのは
- いちじく
- 砂糖
- レモン汁
のみ!
砂糖は、白砂糖だったり三温糖だったり、きび砂糖だったり…と、そのときあったもので作ります( ̄▽ ̄)bこだわりはございません!
今回は
- いちじく 1キロ
に対し
- てんさい糖 200g
の割合で作りました。
まずは洗って、ヘタを少し切りまして
(ハウス栽培のものだったので傷もなくきれいなイチジクでした!)
アクをとるのに2分程ゆでこぼします。
水を切ったいちじくに、砂糖をザパーっと入れます。
火を入れずにコロコロすると、いちじくからどんどん水分が出てきまして…
こんな感じに多少水分が出てきたら、火を入れます。
(こうするといちじくに焼き目が付かない)
あとはひたすら煮るだけ…
(煮てるうちにレモン汁を少し入れます)
弱〜中火で加熱して、30分でこんな感じになりました▽
あとは冷めるまで放っておきます。
(たまにコロコロ転がしてみたりしつつ)
完成〜!
簡単っ!そしてザックリ!!(笑)
加熱時間でも甘さが変わりますし
レモン汁ではなく、酢を入れる方や、白ワインを入れてシロップ煮のようにする方もいて、お味もそれぞれ違うので
新たな味を追求してみるのも面白そうです。
ちなみに今回は、30分と短め&砂糖の割合も少なめだったので、コンポートのようなフルーツ感が残った、そのまま食べるのに持ってこいのスイーツ系いちじくの甘露煮となりました♪
ジャムに近い感じのいちじくの甘露煮をヨーグルトに入れるのも大好きなので、
また加工用いちじくを見つけたら購入しようと思っています(≧▽≦)b
(そしていつも大量に作っては冷凍して、しばらく楽しんでますw)
毎年作られている方も、食べたことのない方も
秋の味、宮城の郷土料理でもある「いちじくの甘露煮」を、今年もぜひ作って食べてみてくださいね(^^)