仙台から世界へ!今海外が大注目の仙台味噌【宮町】~阿部幸商店~

おでかけ

こんにちは、自宅に置く調味料は極力少なくしたいきょおとです。

平成の間に国内消費が激減した調味料を皆さんご存知ですか?

それは味噌

毎日お味噌汁を飲む人が減り、消費量は右肩下がりになる一方だそうです。しかしここ数年、国内消費が冷え込む一方で輸出量はうなぎ登り!和食ブームと共に海外で味噌のブームが起きはじめているのです。経済産業省の記録によると数量金額ともここ数年過去最高を塗り替え続けています。

そんな海外にも注目され始めている味噌ですが、宮城仙台は日本三大味噌の1つ「仙台味噌」を有しています。これは仙台味噌を手に入れないわけには行きません!!

というわけで本日は仙台駅から徒歩圏内、宮町にある「阿部幸商店」さんへやってきました!



店名:阿部幸商店
住所:仙台市青葉区宮町2-1-47
電話番号:022-222-5016
営業時間:9:00~18:30
定休日:日曜・祝日
参考:webサイト食べログ

日本三大味噌と呼ばれているのは八丁味噌(いわゆる赤出し)と白味噌、そして仙台味噌です。

その中で辛口の赤味噌である仙台味噌は風味が高くそのまま食べる事もできるので「なめみそ」とも呼ばれているそう。

創業は元治元年、味噌造り歴150年以上を誇るここ阿部幸商店の秘伝味噌は「タニカゼ」味と香りが特に優れているそうです。

お店の中はどこか昭和の懐かしい感じがします。鯨やぶり大根の缶詰のせいでしょうか?キレイに並べられた商品に、扱いの丁寧さが伺えます。

神棚にはだるまさんがいっぱい。贈答用の商品も展示されています。

こちらのわいわい漬けは色々な野菜が味噌漬けになっているもの。すごく美味しくてお気に入りです。味噌漬けされた野菜がすぐに食べられてそのままおつまみにしても、ご飯にも合います。特になんばんがお薦めです♪

こちらは特製の田楽味噌。これから旬を迎える夏野菜にすごく合うんです!特に冷やしたきゅうりにそのままつけて美味しい、冷奴に乗せても美味しい。

優秀でいて万能!家庭に1つあると便利です。

そんなたくさんの商品がある中で阿部幸商店さんの一押しがこの味噌味のスウィーツ!

特にこのマドレーヌとカステラは大人気で訪れた時は棚が空っぽになっていました。

香ばしい味噌の風味がほんのりと薫る和風洋菓子はクセになる味わいで、贈答用にと広く購入されているそうです。

そしてメインのお味噌!

仙臺味噌と書かれた年季の入った樽の中。

赤身を帯びてきれいに均された味噌。

仙台味噌は仙台藩祖の伊達政宗が仙台城下に設置した味噌醸造所で作らせた味噌が始まりで、豊臣秀吉の朝鮮出兵の際に仙台味噌だけが腐らなかった事から、その名前が広まりました。政宗の時代のお味噌が今の時代にも味わえる、よく考えるとすごい事です!

関西の白味噌や信州味噌と比べると辛口で塩分濃度が高い仙台味噌ですが、その分お味噌汁に使う時等は量を調節するので、摂取する塩分量はほぼ変わらなくなるそうです。

おすすめはもちろん「タニカゼ~谷風~」

阿部幸商店さんでは量り売りをしてくれるので、必要な量だけ買う事ができます。

どのお味噌が自分に合うのかわからないという場合は、好みの味や作る料理等を伝えると店員さんがベストなお味噌を教えてくれますよ♪

今回はおすすめの「タニカゼ」を購入して、お家で豚汁を作ってみました!


仙台味噌タニカゼを使用した豚汁。

味噌色が濃く見えますが風味が強く塩気は控えめです。しっかりとした味が野菜にしみ込んで、豚の油でさらに汁が美味しく感じられます。いつもより味噌のコクが感じられて飲み終わった後にしみじみ美味しさを噛み締める、そんな汁物になりました。

仙台味噌は製造過程で加熱処理はしておらず、発酵止め用のアルコールも使用していません。だから味噌の中の酵母や酵素が残っていて他の味噌よりもたんぱく質が高めです。

つまり健康や美容にもとっても良いのです!
お手軽な味噌スウィーツもありますので、ぜひ皆さん仙台味噌を日常生活に取り入れてみてください♪



店名:阿部幸商店
住所:仙台市青葉区宮町2-1-47
電話番号:022-222-5016
営業時間:9:00~18:30
定休日:日曜・祝日
参考:webサイト食べログ