親しくなりたての方との会話でよく話のタネに
なんて質問をかなりの高確率でしてしまうケロなのですが
(温泉宿でなくとも、食事するところだったり、山やキャンプ場や公園だったり、食べ物だったり…)
以前ケロ夫の同僚家族と一緒にご飯を食べたときに同じ質問をしたところ
ご夫婦2人とも揃って即答で、ものすごく良かったと言っていたお宿がずーーっと気になっていて。
ちょうどお部屋が空いている日にお休みがとれたので、岩手の温泉宿に泊まりに行くことにしました。
お宿へ向かう前に冬の岩手といったら…
今年は山沿いを除いて宮城は雪が少ないですよね!?
(先日の大寒波でやっと積雪がありましたが)
昨年末まではちょぴっとしか降らず、ほんの少し降った雪をかき集めてケロ太が遊んでいたので(笑)
宿へ向かうまでの1日目の予定はとにかく雪遊び!!
ケロ夫もケロも、しばらくスキーやスノーボードから遠ざかっているので、そり滑りで雪を満喫。
あまりに楽しかったようで、宿に連絡をしてチェックインを30分ほど遅らせて到着しました。
安比八幡平の食の宿「四季館 彩冬」
松尾八幡平ICから車で約20分(15㎞)。
道中の景色がものすごく綺麗でした。
雪原と岩手山!さすが日本で2番目に面積の広い県!って感じの景色ですよね♪
慎重に雪道を運転して…無事に到着しました!
(四季館 彩冬HPより)
仲居さんがすぐに車のところへ来て下さり、ロビーまで案内してくださいました。
ふわっとお香の香りがする館内は、優しい灯りがともされた、とても暖かい雰囲気。
丁寧に館内を案内していただきながらお部屋へ!
今回はスタンダード客室の綿帽子館を選択しました。
和室で、トイレ・洗面台付き(風呂なし)タイプのお部屋です。
館内を少しお散策①
荷物を置いて、まずはケロ太の浴衣をとりに行きながら館内を少し散策!
水が湧きだし、落ちる音も癒される水辺のラウンジには、雑誌や新聞などがたくさん置かれていて、ゆっくり読書が楽しめそうな空間。
お次は
ロビーを通って
正面玄関近くの森の寛ぎ処へ。
入り口にはケロ太の大好きな…
このままだとここにずっと居座ることになるので、早く中へ入りましょ!(笑)
どこかレトロな雰囲気が漂う森の寛ぎ処には
17:30までウェルカムドリンクが提供されています♪
ここで早速、日本酒と甘酒をいただきました♡あ~幸せ(*´ω`*)
お茶請けに漬物があったり♪うれしいサービスですよね(^^)
(ウエルカムドリンクから飛ばしてしまいそう…(笑))
さあ、できあがってしまう前に浴衣をとりまして、お風呂へいきましょう!
温泉・美肌の湯「だんぶりの湯」へ レッツゴー!
温泉は夜中に清掃や暖簾替えが行われるところが多いと思うのですが、
彩冬さんでは19:30~20:00に清掃も兼ねた暖簾替えが行われるので
翌朝入れなくてもその日のうちに2か所の温泉を楽しむことができます。
夜中に入りたい方にもいいですよね♪
(ちなみに朝は10:00~11:30にも清掃も兼ねた暖簾替えが行われるようです)
お風呂はこのような感じ
(四季館 彩冬HPより)
こちらが内湯で↑、露天はこのような感じ↓
(四季館 彩冬HPより)
とにかくこの露天風呂の寝湯が素晴らしかった…!
雪の降り積もった森の中にいるような感覚で
夜空と目の前に広がる雪景色を眺めながらゴロンと温泉に浸かる 寝っ転がる…
(この寝湯の角度も絶妙なんですよ~!)
ただただ贅沢な時間…
ケロ太と入るお風呂も楽しいんですけどね…静寂は訪れませんから(笑)
お風呂はぬるめとあつめが2つずつあり、ケロ太も温泉を満喫することができたそうですよ~♪
全18室のお宿なので、温泉で一緒になった他のお客さんもこのときは1人、2人(ケロは貸し切り状態)でした。
タイミングもあるかとは思いますが、混雑することなくゆっくり楽しめますよ(^^)
館内を少しお散歩②
お風呂からあがって合流したケロ家。
夕食までは少し時間があったので館内のお散歩を再開!
お次に向かったのは足湯処です。
こちらはなんと足湯にテーブルがあるので、本を読んだり、会話を楽しみながら足湯ができる場所となっています♪
そこには玉砂利が敷いてあって、それもまた気持ちいい~(*´▽`*)
足湯処の近くには、森のライブラリーという詩集や童話、写真集など、ほっと和む書籍を集めた小さな図書館もあります。
館内や客室など、どこで楽しんでもいいそうで、ベンチも近くにあります。
ケロ太が「これ読んで~」と絵本を持ってきたので、ベンチで少し絵本の世界へ…
こうしてゆっくり夕食前の時間を楽しむことができました。
いよいよ夕食のお時間です!
“食の宿”と謳っている旅館だったので、ごはんをとっても楽しみにしていました。
(オススメと教えてくれた同僚ご夫婦も食事を大絶賛していたので)
夜は本格懐石膳&特選メイン食材、朝は手間をかけられた田舎料理ビュッフェがいただけます。
お部屋によって最初から部屋食となっているプランと、ダイニングでいただくプラン、有料で1日1組限定の森の寛ぎ処でいただけるキャンドルディナーがあります。
ケロ家が泊まったお部屋の場合は通常ダイニングでの食事なのですが…
というわけで、有料ですが事前に部屋食に変更してもらいました(^^)
(子どもも大人もこれが平和!(笑))
夜の懐石膳は、お部屋のグレードで2つの懐石膳にわかれています。
今回は彩冬懐石膳です!
先付けの石垣南瓜卵豆腐
こちらが前菜
クリームチーズでできた小雪ちゃん♪
鮟鱇とも合え と ホタテチャンジャ だけでお酒がすすむ~(笑)
お酒は地酒の飲み比べを♪
あ~うんま♡
酢の物の若芽とオクラの和え物でサッパリしつつ
本鮪と鯛、帆立のお造りも新鮮で臭みもなく美味しかった~(*´▽`*)♪
(もちろんケロ太に半分奪われました(笑))
手間のかけられた色んな種類のお料理を少しずついただけるって、それがもう贅沢ですよね(*´ω`*)
幼児用の子プレートも色んなものが少しずつプレートにのっていて食べるのが楽しかったみたいです(^^)
こちらは蛤真丈の吸物
焼物の大根ステーキと寒鰤味噌幽庵焼きも脂のりが◎
煮物の百合根巾着や豚角煮も味が染みた上品なお味でほっこり♪
温かいものはその都度 丁寧に運んでくださり、より美味しくいただくことができました(^^)
さて!
先ほどのお品書きにはメインのお料理が載っていません。
というのも、全7品の特選食材からプランによって3〜4品を選ぶというのが彩冬さんのディナースタイル!
選べる食材は季節によって違います。
ケロ家はこちらの4種類 ↑ を予約時に選んでいました。
そんなわけで先ほどのお料理以外に、
まずは霜降り前沢牛のサーロインステーキ
やーわらかっ!そしてジューシー!!
こちらが霜降り前沢牛ロースのしゃぶしゃぶ
ん~今度はワインだー!お酒もどんどんすすみます(笑)
そして霜降り前沢牛のにぎり
絶妙な焼き加減!とろける~(*´ω`*)
上に乗った薬味がまた良い♪
最後は…本場下関産ふぐちり鍋!
ポン酢でサッパリといただきまして、
いいお出汁が出たお鍋に…
ふふふ…ご飯と卵を投入!
シメはふぐちり鍋の雑炊~♪
そのぐらい、贅沢を食べ尽くした感じ…幸せ過ぎました…♡
デザートをいただく頃にはお腹パンパン…はちきれそうに…(笑)
早めに食事時間をスタートしたので、暖簾替え後すぐにまた温泉を満喫!戻ればお布団!
…心底帰りたくないって思いました(笑)
ビュッフェ形式の朝ごはんは…
朝ごはんは、ビュッフェ形式となっています。
ダイニングでいただくのですが、コロナ禍ということもあり取り分けた食事を部屋に運んで食べることもできるとのことでした。
(宿泊前日までに予約すると「朝食膳(550円)」を用意すしてもらうこともできるようです)
昨日あれだけ食べたのに…どれにしようかみていたら、いつの間にかたくさん取ってる…(笑)
ご飯も白米だけでなく雑穀米があったり、お茶漬けにアレンジできるよう出汁や、入れると美味しそうな具材(たらこ等)がありました。
ほうれん草のしゃぶしゃぶがあったり、近所のお豆腐屋さんの出来立て豆腐、
岩手牛の野菜炒めや、一つ一つ丁寧に器に盛られ湯煎された厚焼き玉子
飲み物も八幡平スムージーなどなど…
お部屋がダイニングに近かったので、部屋に運んでゆっくりいただきました(^^)
写真用に控えめにとったけど…↑これ×3は食べたんじゃなかろうか…(笑)
そのぐらい朝から美味しい食事をいただくことができました(^^)
おわりに
教えてもらった同僚ご夫婦の言う通り、贅を尽くした美味しいごはんをいただけて、温泉も満喫できて大満足の宿でした。
また、滞在中の仲居さんのおもてなしもとても丁寧で大変気持ちよく過ごせたのも良かったです。
こちらの彩冬さんでは、宿泊だけでなくランチもやっているそうで、そちらも気になるところです。
皆さまもぜひ四季館 彩冬さんへ泊まりに行ってみてはいかがでしょうか。
冬季は休業となっているオープンテラスや、開放的な森の足湯、ガーデンなど…今回は利用できなかった場所もあるので
今度は季節を変えて、ケロ家もまたうかがいたいなと思います(^^)
施設情報
名前:四季館 彩冬
住所:岩手県八幡平市赤坂田254-9
電話番号:0195-72-5344(電話受付時間 9:00~22:00)
参考:四季館 彩冬HP
他にもInstagramやFacebook、Twitterなどで情報発信をされていますので、そちらもぜひチェックしてみてくださいね。