歴史的ロマンをくすぐる御朱印までもが美しい天神さま【仙台市宮城野区/榴岡天満宮】

おでかけ

こんにちは!こはくです。新しい元号「令和」の幕開けですね。

令和最初の記事では、わたしの願いを叶えてくれた「杜の都の天神さま」をご紹介します。

その「願い」とは?!記事後半に…


神社名:榴岡天満宮(つつじがおかてんまんぐう)
電話番号:022-256-3878
住所:宮城県仙台市宮城野区榴ケ岡105-3
参考:じゃらん>宮城県神社庁

JR仙台駅から徒歩15分
JR仙石線 榴ヶ岡駅から徒歩3分
地下鉄東西線 宮城野通駅から徒歩10分

東北自動車道 仙台宮城ICから車で約20分
仙台東部道路 仙台東ICから約15分

とてもアクセスしやすい天満宮です。

ビルや住宅の間に参道のはじまり、入り口が!

ゆるやかな階段をのぼっていきます♪

階段を登りきると見えてくる風景がとても不思議な印象です。

周りはマンションに囲まれているのに、目に鮮やかな朱色が飛び込んでくるのです。

境内にはたくさんの歌碑・句碑があります。

有名なものもありますので、きっとご存知なものがあるはず。見つけられた時、とてもテンションが上がりました。

参道の左側に、少しこぢんまりとした手水舎(てみずしゃ)があります。

真ん中に立っている木彫りのお人形は「鶯(うそ)」といって、天神さまにゆかりのある鳥です。

榴岡天満宮では今年1月14日(どんと祭)・25日(初天神)の日に「鷽替え神事(うそかえしんじ)が行われました。この神事は、前年にあった良くないことを「嘘」(うそ)のように良いことに取り替えると言われているそうです。

とても素敵ですね。又、その両日限定でのおみくじなどもあるようです。

手水舎から振り返ると(参道の右手側)撫で丑が。

どこの天満宮でも丑の像を見かけますよね。撫で丑が祀られるようになったのは、天満宮の御祭神である菅原道真公が生まれてから亡くなるまで丑をこよなく愛されたからなのです。

道真公が丑年の丑の日、丑の刻にお生まれになられたことで丑をこよなく愛したと言われています。

そのことから道真公の御使者(おししゃ=命令や依頼をうけた使い)として丑の像を全国の天満宮で祀られるようになり、この像を撫でることにより道真公の御神徳(ごしんとく=ご加護やご利益)をいただけるようになるという意味から撫で丑と呼ばれるようになりました。

参道でも目を引いていた、目に鮮やかな唐門(からもん)。

現在は唐門だけが本殿・拝殿などを整備した1695年の当時の姿を留めているとされています。

右側を見ると狛犬さんと、たくさんの絵馬。天神さまが多くの方から愛されていることが伺えます。

本殿(幣拝殿)です。街中にあるとは思えないほど、静かで厳かな雰囲気です。

こちらの総欅造りの社殿は再建されたものですが、照星閣と呼ばれ明治天皇が御参拝された御宮でもあります。又、仙台城構築の際の有力な候補地とされ、松尾芭蕉も参拝し句を残しているんですよ。

更にこちらは、全国に数多くある天満宮の中で唯一、落雷による火災がありました。

本殿・拝殿・楼門・神楽殿・鳥居と多くの歴史的建造物が焼失したそうですが、菅原道真公が高天原からこの地に降神なされたのでは、という歴史的ロマンをくすぐる唯一の天満宮と言われています。

境内、本殿前にも丑の撫で丑があります。本殿向かって右側には「勇の丑」が。丑の周りの自分の干支の文字に触れ勇の丑を撫でて願い事をします。

こちらは、合格必勝・学業上達・連戦連勝・成績向上をご祈念ください、と書かれています。

反対側の本殿向かって左側には「優の丑」があり、こちらは自分の生まれ月に触れてから優の丑を撫でて願い事をします。

こちらは無事合格・英才開花・親子安全・子孫繁栄をご祈念ください、と書かれています。

願い事を書いて奉納する「願い叶い筒」初穂料300円。

わたしはこちらに願い事を書いて奉納し、翌週にその願いが叶う方向へ動き出すことになり今に至ります。願い事が叶った時、すぐに天神さまの願い筒のことを思い出しました。

願い叶い筒を納める場所が設けられています。色とりどりの筒が並んでいますね。みなさんの願いが叶いますように!

今回は黄色を選んで、願い事を書いて納めました。願い叶い筒に書いたからには叶うでしょう!その時を楽しみに…

本殿横に社務所があり、こちらで御朱印がいただけます。

こちらで御朱印をお願いすると、こういった御朱印帳お預かり駒札というものを渡していただけます。

それぞれの駒札のお花が違い、どれをお借りできるのか楽しみにもなります。以前は「蓮」をお借りしました。

御朱印は300円を納めます。

こちらの御朱印はとても華やかに見開きに書いていただけます。一緒に書かれている和歌は、菅原道真公が京都から太宰府に左遷される際、日ごろ愛していた梅の木を前に詠んだものとされています。

その後、この梅は太宰府の道真のもとへと飛んで行ったという伝説もあるのですよ。梅が咲く頃になると思い出す和歌なのでとても嬉しく思いました。

この道真公の愛した梅の花が、全国の天満宮の神紋となっています。時期により限定の御朱印もいただけるので、榴岡天満宮のサイトやSNSをチェックしているとわかりやすいです。

駐車場もあります。お車で来られる場合は、階段を上ることなく参拝出来ます。

駐車場へは境内に入り、参道を横切るので最初はとてもびっくりしました。

さて、最後にわたしの叶えていただいた「願い」ですが、願い筒に「とてもいい形で仙台に戻ることが出来ますように」と書いて奉納したところ、翌週には仙台へ戻るお話がきて今に至るのです。

大好きな仙台、マチプラでも記事を書かせていただけることになり、本当に良いご縁を結んでいただいたと思っています。

仙台に戻ってきてすぐに、お礼参りをしました。仙台に戻ってきて4か月ほどが経ちますが、もう何度も参拝に訪れています。梅や桜もとてもきれいな美しい天神さま、雪さえも神秘的にみせてくれどんな時に来ても優しく迎えてくださいます。

令和になって1週間ほどがたちました。気持ち新たに天神さまへご参拝に訪れてみてくださいね。

 

こはくの御朱印集めは続く…


神社名:榴岡天満宮(つつじがおかてんまんぐう)
電話番号:022-256-3878
住所:宮城県仙台市宮城野区榴ケ岡105-3
参考:じゃらん 宮城県神社庁