これぞ仙台歴史ロマン★羽生結弦選手と仙台六芒星つながり!?【宮城歴史浪漫シリーズvol.35】

おでかけ

伝説の陰陽師・安倍晴明を演じ、フィギュアスケート界に伝説を刻んだ仙台出身の絶対王者・羽生結弦選手。

羽生選手の偉業はここに書くまでもなく、その名を知らない日本人は皆無ではないでしょうか。

「SEIMEI」で使用された曲は、映画「陰陽師」のテーマ曲ですが、過去のフィギュア界ではアジア人が勝つことはほとんどなく、ましてや日本の音楽で金メダルを取るというのは歴史的快挙だそうです。

スケートの起源は、1742年にイギリスでクラブが発足し、ヨーロッパ全域でフィギュアの競技会が開催されていました。

日本では1800年代終わり頃とされ、150年ほども遅れをとっていたのでした。

そんな日本のフィギュア界で羽生選手の「SEIMEI」は、振り付け、衣装に至るまで本人がこだわり抜き、”日本人のこころ”を表現して世界を感動させました。

日本のフィギュアスケート発祥の地は仙台にあり

国際センターの道路を挟んで向かい側(仙台市博物館入り口)の五色沼で、外国人たちが滑り始め、子供たちに教えたのが始まりとされます。

 

仙台国際センター駅には、仙台出身の金メダリストのモニュメントが設置されています。

期間限定!羽生結弦ゆかりの聖地が出現

国際センター付近は、レイラインが交差する最強のパワースポット【vol.13参照】で、フィギュアスケートゆかりの地でもありますが、もう一か所、星の街仙台が推す聖地をご紹介したいと思います。

羽生選手がかつて練習を重ねた『勝山スケーティングクラブ』は、1978年12月に、仙台市青葉区上杉に開場しました。

1階は駐車場で2階がリンクになっており、スポーツ店なども併設され年間を通してスケートを楽しむことができました。

開場当時は、年間18万人の利用者で賑わったといいます。

ボーリング場(1972年)も隣接し、とくに昭和世代には懐かしい、華やかなりし頃の娯楽の聖地ではないでしょうか。

スケートリンクは2009年に閉鎖、ボーリング場も2011年に閉場解体され、その後跡地は平面駐車場として利用されていました。

その場所は現在、新たな建物の建設現場となっています。

敷地をグルリと囲む工事用仮塀の東側面に、【仙台六芒星】が登場しました(資料提供:星の街仙台プロジェクト)

陰陽師が張った結界・仙台六芒星の中に在ったスケートリンクで、金メダルを夢見ていた少年が、奇しくも、陰陽師を演じて金メダルを取り世界に羽ばたくという…

しかも、そのリンク場跡の工事現場の方からの要望で、仙台六芒星の設置に至ったという経緯も、なんとも不思議な無意識の繋がりを感じてしまうのです。

400年前、未来永劫栄えるようにと仙台城下に施された呪術は、現代まで生き続けていると思わざるを得ません。

工事期間中の仮塀ですが、通りすがりに是非立ち止まって見てくださいな。夜はライトアップされるそうですよ。

 

これぞ仙台歴史ロマン★羽生結弦選手が演じた陰陽師の子孫が仙台へ来ていた!?【宮城歴史浪漫シリーズvol.01】

これぞ仙台歴史ロマン★国際センター駅付近は最強のパワースポット!?【宮城歴史浪漫シリーズvol.13】

参考:星の街仙台


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