こんにちは、マニアック路線を突っ走るユーホーです。
青葉城跡の魅力は、なんといっても城下を一望に出来ることですよね。山城ですから。「天守はいらぬ」byマサムネ (←実は作ろうとしていた)
【青葉城跡】
400年後のこのビル群を、政宗公が見たらおったまげーでしょうね。
仙台っ子にとっては「仙台城」よりも「青葉城」のほうが馴染みがありますよね。
青葉城本丸会館資料展示館では、コンピューターグラフィックスによる青葉城復元映像が見れたり、フードコートが出来たり、最近は「仙台城VRゴー」というバーチャルリアリティでタイムトリップすることもできます。(えらい世の中になったもんじゃのぉ byマサムネ)
私はVRゴーをQRコードからスマホで見ました。大広間跡の真ん中あたりで、上段の間に座る政宗公が突然降臨し、びっくりしました。この時夜明け前の風景を撮影しに、ひとりポツンと真っ暗闇の中だったので、異次元に迷い込んだ不思議な感覚に。(なんかもうね、空気が違うんだでば、あの場所はやっぱし)
青葉城跡は、18時以降も出入りできるようです。入り口に車が1台通れるすきまを開けてくれて、奥の駐車スペースまで進むことができます。
この粋な計らいに、至極難有仕合に奉存候(しごくありがたきしあわせにぞんじたてまつりそうろう)!
この場所からの夜景は本当にすばらしい。夜景写真はvol.2をご覧ください。
『懸造』想像図。京都の清水寺のような構造。
青葉城の特徴は、崖にせり出した「懸造-かけづくり」という建物でした。ここから城下を一望でき、城下からは北目町から柳町に入って西に向かうと、この懸造の城が見えました。
政宗公が生まれ育った米沢城と、その後移った岩出山城にも、この懸造があったと記録にあります。
伊達氏にとって、天守に匹敵する重要な建造物だったと想像できます。
懸造から仙台市街を見た想像図。
私が一番好きな風景は↑この石垣の向こうにビル群が見えるスポットです。
なんだってまず石垣の曲線がうづぐすぃごど!んで、その向こうに、いぎなり現代の光景が浮かんでるわけですよ。400年の時間差コラボだっちゃね!ここぞまさしくタイムトリップスポットだわ!
青葉城跡に行ったら、是非この風景が見える場所を探してくださいね。仙台城見聞館(無料のガイダンス施設)もおすすめです!
イラストは、仙台城下町百景(画:土橋征史氏)。仙台の街並みをあらゆる視点から描いてらっしゃいます。懸造から街並みを見下ろす想像図なんて素敵すぎる!(ソ-キタカ!)
仙台城下町百景は水彩画や絵葉書でも購入できます。
六芒星の神社だけをセット(7枚)にした絵葉書もありますよ。マニアックな仙台土産にいかがでしょう。歴ヲタさんにウケること間違いなし!
青葉城本丸会館でも販売しています。
次回は【城下で一番の聖なる山は青葉山です!】へつづく
出典:星の街仙台
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