こんにちわ、ユーホーです。
泉区はとくに、ドライブしながら花見ができる桜の隠れた名所が点在しています。
ここ長命館公園は、駐車場の台数が少ないため、この時期駐車出来たら超ラッキーな、最高のお花見スポットです。
▼オススメスポットその1
長命館跡~歴史公園(風の子公園)
*北入口設置看板より
中世以降、この地の領主であった長命氏(国分氏の家臣)が築いた館跡で、現在はその歴史を後世に残すため公園に整備され、地元の人に愛される自然豊かな散策コースになっています。
中世とは、古代よりも後、近代または近世よりも前の時代を指し、日本史では鎌倉・室町時代をさします。
現在NHK大河ドラマで放映中の『鎌倉殿の13人』は、まさに源頼朝が創設した武家政権『鎌倉時代』の始まりの物語です。
国分氏は、伊達政宗公が入府する以前の支配者で、政宗公に攻められ敗れたあとは国分町に商人として住まわされた謎多き一族。
泉区だけでもこれほどの館跡がわかっており、絶大な勢力を誇っていた豪族だったことが伺えます。
無料駐車場は、南入口と北入口に数台ずつあり、私は北入口に停めることができました。
北から上っていく途中の両側には、紫色の可憐なカタクリの群生が見られます。
10分もかからず、物見岡に着きました。
ここから少し南に進むと、平地が広がりここが館跡になります。
当時は仙台平野が一望に出来、彼方に太平洋。さぞかし素晴らしい眺めだったことでしょう。
さらに南へ下ると、南入口の正面に冠木門が見えてきます。
室町時代から山城の入り口に作られるようになったそうで、2本の門柱の上に横木が貫いています。
門の横にトイレと水飲み場があります。
そしてお花見広場が広がります。
もう言う事ありません。ど満開です!
近所の人たちが、お散歩がてら静かに桜を楽しむ風情がなんとも贅沢で、穴場大賞決定!
そして気づいたのですが、散策路に群生する桜の木は、細くて長く天に向かって伸びています。
空に吸い込まれそうな…淡いピンクと水色がとても美しい景観です。
これでもかとモコモコ咲き誇る花弁もいいけれど、高い空に咲く桜もなかなかにオツですね♪
施設:長命館公園
〒981-3122 宮城県仙台市泉区加茂2丁目
〇八乙女駅北3出口から徒歩約40分
〇泉中央駅西1出口から徒歩約42分
〇黒松(宮城県)駅出入口から徒歩約57分