【岩手ご当地グルメ】江戸時代創業「小角食堂」の『あんかけかつ丼』って知ってますか?~一関市千厩~

グルメ

岩手県一関市の千厩(せんまや)いう地域はご存知でしょうか?

平安時代、奥州藤原氏がこの地に厩舎を建て、千頭の馬を飼育したことに由来するのだそうです。

そんな千厩に、江戸時代から続く老舗食堂があると聞き、食べに行ってみました!

小角食堂

小角食堂は、岩手県一関市のこちらにあります▽

何と読むのかわからなかったのですが、小角食堂【こっかど しょくどう】と読むのだそうです。

こすみ?しょうかど?こかど?…これで車内はひと盛り上がり 笑

お店の正面はこちら▽

ちなみに、お店の隣の交差点には、千厩地域で育てられた源義経の愛馬 大夫黒(たゆうぐろ)のモニュメントが石碑と共に置かれています。

行きや帰りにぜひこちらも立ち寄ってみてくださいね♪

「小角食堂」の駐車場は、お店の裏側にあります▽

少し分かりづらいので説明しますと…

▽先ほどのお店正面の写真にも写っている右側の道路を進みまして

△千厩川手前の小さな交差点を矢印の方向に曲がります。

少し進むとすぐに駐車場の入り口がありますよ!

△奥へ入っていくと駐車場です。

△駐車場側(裏側)からもお店に入ることができます。(写真中央奥です)

▽裏側から入るとこのようになっていまして

どうやらお座敷(個室)があるみたいです。

△通路を進んだ奥に扉があり、そこを開けると表側の食堂とつながってますよ!

食堂内は、テーブル席と座敷席がありました。

メニューはこちら▽


ミニセットと迷いつつ…

  • あんかけひれかつ丼セット
  • あんかけかつ丼セット

これらをそれぞれ注文してしまいました~(*´▽`*)ガマンデキナイ

早速、運ばれてきたものがコチラ!

▽あんかけかつ丼セット

▽あんかけひれかつ丼セット

卵とじの通常かつ丼にあんかけがかかっている?のかと思いきや…全然違う!

ご飯の上に千切りキャベツがのせられ、その上にカツ、そして餡がかけられています。

餡のお味はというと、少し酸味の効いた甘酸っぱい餡かけ♪

ん~~♡お肉も柔らかっ!

お肉は、以前からマチプラでも何度かご紹介しているArk館ヶ森(旧 館ヶ森アーク牧場)の豚肉を使用しているんですって♪

ひれはあっさりとしていてとても柔らかく、ロースはヒレよりもジューシーな感じがしましたよ(^^)

(ロースはこの脂身が美味しいですよね~♪)

どちらもそれぞれの良さがあるなあ~♡

とっても不思議なのですが、餡がかけられているのにも関わらず、カツがサクサクなんです!

たぶん、このきっちりとろみのついた餡がそうさせていると思うのですが、そもそもなぜこのようなメニューが生まれたかといいますと…

元々は、小角食堂さんのかつ丼も一般的な卵とじのかつ丼だったのだそうです。

…が、現在の店主の母 濱子さんは、つゆがご飯に染みるのがずっと嫌だったんですって。

そんなときに、宮城県美里町や山形県でも伝えられている郷土料理「すっぽこ」を応用することを思いついて、約60年前に作られるようになったのがはじまりなのだとか。

だから、ご飯に染みないような、しっかりとろみのついた餡だったのか~!

さらに、揚げたてのサクサクも維持されるという…ナイスなアイディア!

ちなみに、ミニではないあんかけかつ丼セットを注文しまして、全部食べ切れるかな…とちょっと不安だったケロですが

△このようにご飯は浅めに盛り付けられていますし、お肉もくどくなく餡もサッパリとしているので美味しく最後まで食べきることができました♪

セットのお蕎麦は、どちらも冷(ざる)で頼みましたが、そば か うどん(冷・温)を選ぶことができますよ!

このお蕎麦もコシがあって、のど越しもよく美味しい!

そば湯もいただきました♪

は~美味しかった♡ごちそうさまでした!

ここだけでしか食べることのできない味「小角食堂」さんの『あんかけかつ丼』

冬休み中、岩手に遊びに行かれる方はぜひ食べに行ってみてくださいね(^^)/

▽以前ご紹介したArk館ヶ森さんは、「小角食堂」さんから車で約30分ほどの場所にありますのでこちらも一緒にいかがでしょうか。

【リニューアル】館ヶ森アーク牧場が「Ark 館ヶ森」となって新たにオープンしていますよ♪~岩手県一関市~

店舗情報

  • 名前:小角食堂
  • 住所:岩手県一関市千厩町千厩130
  • 電話番号:0191522319
  • 定休日:日曜日
  • 営業時間:昼 11:00~14:30、夜 17:00~19:00

【参考:一関市公式観光サイト「いち旅!」HPより】