皆さんこんにちは!
宮城県のお隣、岩手県の陸前高田市に11月5日に新しくOPENした観光施設があるのはご存知でしょうか??
今回はこちらの施設をご紹介します!
陸前高田市立博物館
場所はこちらにあります。
復興道路として国が整備した三陸自動車道のおかげで、陸前高田市へ行くのもとっても楽になりました。
陸前高田長部ICから車で約8分の距離。
陸前高田市立博物館は、陸前高田市の中心市街地に、東日本大震災で被災した「市立博物館」と「海と貝のミュージアム」の2つの施設を統合する形で新たに整備された博物館なのだそうです。
専用駐車場はなく、アバッセたかた前の無料の公共駐車場を利用します。
陸前高田の町もだいぶ店舗や施設が立ち並び、また新たな活気がもどってきたように感じられました。
スーパーや市立図書館、大きな公園に、文化会館や商店街など、
駅の近くに大きな施設が集約されています。
そんなJR陸前高田の駅の隣に、陸前高田市立博物館はあります。
陸前高田市立博物館は、昭和34年に東北地方第1号の公立登録博物館として旧気仙町役場庁舎の一部を改修して開館したのが始まりなのだそうです。
陸前高田市立博物館は館内がこのように↓
①大地の成り立ち
②奇跡の海三陸
③海をあがめ 海にあらがわず 海と生きる
④資料が語る陸前高田の歴史
⑤博物学の世界
⑥宿命とともに生きる
⑦よみがえる博物館
⑧貝たちの部屋
⑨発見の部屋
という、9つのテーマにわけられていて
陸前高田の自然、歴史、文化、そして震災の記憶を未来へ伝える総合博物館となっています。
(陸前高田市立博物館パンフレットより)
実はケロ家…11月の開館以来すでに3度訪れています。
なぜかといいますと
ケロ太の大のお気に入り博物館となりまして…高頻度でせがまれるσ(^_^;) 笑
近所にあったらたぶん相当入り浸っていただろうなあ…というぐらい魅力的な場所なのです。
といいますのも…
まずは①大地の成り立ち エリアには化石が展示されていて、ここで心を掴まれ…
(陸前高田市立博物館パンフレットより)
②奇跡の海三陸 エリアで、三陸の海に棲む魚の展示に夢中になり…
(↑これがまた綺麗なんですよ)
⑧貝たちの部屋 エリアの世界各地約2,000点におよぶ、たくさんの貝類の標本に目がキラキラキラ〜
さらに海と貝のミュージアムのシンボルだった国内最大級のツチクジラの剥製「つっちぃ」の迫力に圧倒され
極め付けは⑨発見の部屋 エリア。
こちらには、釣りが出来たり、
壁には色んな魚のマグネットや、昆虫の標本
(↑この日はたまたまゆるキャラの撮影の日だったようです 笑)
中央のテーブルには、色んなタイプのパズル
海や山など自然に関する本がたくさんあり、
しかも秘密基地のような本を読む場所“ヌック”まで…!!
これは楽しいよねえσ(^_^;)
ちょうど学芸員さんと少しお話しする機会があったのですが、
「すぐにできちゃったら面白くないから、パズルは少し難しくしてあるんだよ〜(^^)」
なんておっしゃられてました。
(↑これは器官がマグネットパズルになっていて夢中でやってます 笑)
子供たちの知的好奇心をくすぐる仕掛けがいっぱいで、よく工夫されてる博物館なのです。
主に子供目線からみた博物館の魅力を書きましたが、
風化させてはいけない震災の記憶や、被災した文化財を修復する「文化財レスキュー」の取り組みを紹介する展示、今も行われている修復作業風景を見学できるブースなど、とても充実した施設となっています。
館内のエレベーター(階段)を使って上に行くと、陸前高田の街を眺めることのできるデッキもあります。
駐車場側↓
駅、海側↓
で、ですよ…
こんな素敵な施設の入館料が…なんと…無料って信じられます!?
こんな施設が近くにあるのが羨ましすぎる〜〜( ;∀;)✧いーな〜
現在、開館記念特別企画展として「ずっと ずっと ふるさと陸前高田-よみがえった ふるさとの博物館-」という文化財レスキューの取り組みについての企画展が開催中です。
今後も新たな企画展の開催やワークショップなど、どのように活用されていくのか楽しみですね(^^)
皆さまも、他県ですが気仙沼のすぐお隣なので、ぜひ陸前高田市立博物館へ遊びに行ってみてくださいね(^^)
施設情報
- 名前:陸前高田市立博物館
- 住所:岩手県陸前高田市高田町並杉300番地1
- 電話番号:0192-54-4224
- 開館時間:午前9時00分から午後5時00分まで(最終入館は午後4時30分まで)
- 休館日:毎週月曜日(祝日・休日の場合は翌日)
(12月29日から翌年の1月3日まで)
【臨時休館等のお知らせは陸前高田市立博物館HPをご覧ください】