こんにちは、POCHIです。
昨日は雨でしたね。POCHIは1日中、タイトル文字などのデザインの勉強をしてみました。早く他のライターさんのようなクオリティが高い記事に追い付かなければ!と日々思い勉強しております♪
まだまだ精進中ではございますが、本日は勉強の成果を出すべく、
『宮城や東北独特の言葉 × 標準的言い回し』
の違いををお伝えしようと思います。
仙台に来て「?」と思ったこと
皆さんが「お先しま~す」と言うことでした。
「お先します」とか初めて聞く言い方!
POCHIの両親は福島県出身なのですが、自分が東北に住んだのは数年前からの仙台が初めてです。
転勤族という環境で育ったので、普通の人よりも方言か方言でないか判別する能力が多少高いらしく、学生時代の国語の授業なんかでは先生に「POCHI、標準語に言い換えてみて」とか重宝に役に立っていたこともありました。
ズーズー弁レベルなら『方言』ってすぐわかるかと思いますが、普通の言葉っぽいとなかなか地元の方は気が付かないようで、東北に来てから言葉の違いで驚くことも多かったんですよね~。
ということで!
*ズーズー弁は一般には東北方言の俗称(Wikipediaより)
生粋の東北の方が気付きにくい方言をいくつか挙げてみました!
これからみなさんにご紹介をする方言や言い回しは、私の個人的な見解もあるかと思いますので、温かい目で読んでもらえたら嬉しいです。
1.「お先します」
基本の言葉は「お先に失礼します」なのだと思うのですが「お先します」という略し方は、東北でしか聞いたことがないのです。
お風呂を先に入った時「お風呂、お先にいただきました」って言い方はあるのですが「お先します」っていうのは東北独特の言葉だなあ、と思います。
2.「のんべえ」
「のんべえ」と「酒飲み」の言葉の境界線が日本のどのあたりかわかりませんが、西日本で「のんべえ」ということはないですね~。
関西で「のんべえ」言うたら「酒飲みのおっさん」をさす感じがするかもしれんなあ。若い女の子に「のんべえだね」って言うたらムカつかれるかもしれん
確かにそうかも!
3.「ご馳走するよ」
標準語でも西日本でも「今日、おごりな!」とか「お金ないから、おごってよ~」って感じだと思うのですが、東北だと「ご馳走すっから!」と言われることが多くて本当に何かのご馳走が出てくる印象を持っていました~(≧▽≦)
というか、かなり長い間「ご馳走=おごり」だと理解出来ませんでした。
*いろいろ調べてみると、ご馳走(馳走)とは「客人をもてなすため食事の用意に奔走した」という意味合いもあるそうな。
4.「電話来てさあ~」
これは、難易度が高い違いだと思います。
実は、POCHIの両親が子供の頃から「電話来て」と言っていて、普通の言葉だと思っていたのですが他地域ではまず聞かない言葉で、仙台に住むようになって「電話来て」が耳に復活!!標準語的でないことを知りました!
5.「甘じょっぱい」
おそらくこの「甘じょっぱい」は、東北の若い方でもそれが方言だと認識しておられないと思います。
関西人からしたら意味は理解は出来るけど、なかなかインパクト大の言葉やなあ。初めて聞いた時、一瞬止まったわ
6.「お世話様です」
この「お世話様です」はちょっと説明が難しいのですが。。。
(対面時の挨拶的使い方)
東北や東日本的な言い方:「お世話様です」
標準語的な言い方:「お世話になっております」「ご苦労様です」
関西弁的な言い方:「毎度!」「毎度おおきに!」
(去り際の挨拶的使い方)
東北や東日本的な言い方:「お世話様です」
標準語的な言い方:「よろしくお願いします」「ご苦労様です」「ありがとうございます」
関西弁的な言い方:「ほな、おおきに!」
これは個人的見解なのですが『お世話様です』は、全国区で使う場合は言い方が難しいかな?と思います。
実際に目撃した事なのですが、去り際の「お世話様です」を愛想なく言われて複雑な表情になっている方がおられました。
「お世話様です」だけに限らず、使い方、言い方によっては同じ言葉でも相手へ伝わる意味合いも変わってきます。同じ挨拶、言葉の結びであるのなら、しっかり相手を敬って気持ちを込めて挨拶をしたいですね。
感想
情報のデジタル化や拡散量のスピードがどんどん上がっているので、世の中の皆さんが標準語に近い言葉を上手に扱われている時代になりましたが、それでも変わらない方言ってあるんだなあと思いました。
方言って、そこで生活する人々に寄り添った言葉の成り立ちなのかもしれませんね。
仙台は東北だけでなく、全国から人が集まっている場所なので色々な地域の方言についても掘り下げてみたくなりました!
みなさんは宮城仙台のどんな方言が気になりますか♪