これぞ仙台歴史ロマン★伊達家の謎の儀式”灰塚”とは!?【宮城歴史浪漫シリーズvol.32】
全国でもめずらしい、仙台藩独特の葬送の儀式に「灰塚」というものがあった。 政宗公は、江戸の日比谷にあった伊達屋敷で亡くなった。遺体はすぐに仙台に運ばれて、北山の覚範寺に置かれ、遺言により経が峰に埋葬され瑞鳳殿が建てられた…
全国でもめずらしい、仙台藩独特の葬送の儀式に「灰塚」というものがあった。 政宗公は、江戸の日比谷にあった伊達屋敷で亡くなった。遺体はすぐに仙台に運ばれて、北山の覚範寺に置かれ、遺言により経が峰に埋葬され瑞鳳殿が建てられた…
左右の瞳の色が違う虹彩異色症-オッドアイは、時々白猫に見ることができます。 水色とイエローの、宝石のような眼を持つ猫は、幸運を呼ぶなどといわれてますが、人間にオッドアイが生まれる確率は1%以下で、白人で0.6%、日本人だ…
宿坊ってご存じですか?簡単に言うと「お寺に泊まる」ことなのですが、これが奥が深くておもしろいのです。 歴史的には、平安時代に天皇や宮中で熊野詣(三重県の熊野三山)が盛んなころ、宿泊場所として寺が利用されたことに始まります…
前記事(vol.28)の続きです。 お寺は昔、山の中に建てられたので”山号”というものがあります。 古来より山は、神が宿る神聖な場所という”山岳信仰”と仏教が結びついたものです。(町なかに建てられた寺には山号は無い) 例…
前記事(vol.27)の続きです。 五郎八姫は晩年、師事する洞水和尚(瑞厳寺100世で天麟院1世)の手引きで落飾*しています。(*身分の高い人が髪を剃り仏門に入ること) キリシタンから仏教へ帰依したのには、幽清の影響があ…
前記事(vol.26)の続きです。 あきる野市の大悲願寺から幽清が仙台へ連れてこられたとして、どこへ匿われたか。 伊達家の隠れ里根白石としか考えられません。古内主膳重広の別荘”福沢御殿”で養育されたのではないか。坊さんと…
前記事(vol.25)の続きです。 大悲願寺(だいひがんじ) 東京都あきる野市横沢にある真言宗豊山派の寺院。山号は金色山。院号は吉祥院。本尊は大日如来。寺伝によると創建は1191年(建久2年)で、武蔵国平山(東京都日野市…
政宗公には、父輝宗と正室義姫(保春院)の末子で、実弟の小次郎がいました。 政宗は、母義姫が小次郎に家を継がせようとしたことに、母の実家最上家の陰謀を感じ取り、会津黒川(若松)城下において小次郎を斬殺した。 守役の小原縫殿…
仙台の北西に位置する泉区根白石(ねのしろいし)は、泉ヶ岳を一望にする田園地帯で、住宅は中心部にありその中に古刹満興寺(前記事vol.23参照)があります。 政宗は祖母栽松院の墓参りにたびたび立ち寄りお泊りにもなったという…
久保姫は、陸奥国磐城領主・岩城重隆の娘で、伊達政宗の祖父・晴宗の正室となり、政宗公の祖母にあたります。 久保姫は奥州一の美少女として名高く、えくぼが出ることから「笑窪御前」とも呼ばれていました。 当初白河城主・結城氏のも…
毎年、伊達政宗公の命日(5/24)月である5月に、2日間をかけた市民参加の最大規模「青葉まつり」が開催されます。 定禅寺通りをメインに、城下は山鉾巡行や神輿渡御、仙台すずめ踊りや武者行列などで賑わい、毎年90万人以上の来…
政宗の功臣の中でもとくに功績を残した【伊達の三傑】と呼ばれる、片倉小十郎景綱・伊達成実・茂庭綱元。 3人のうち一番年上の茂庭綱元は、あまり歴史上に登場しませんが、政宗公の右腕として地味~に大活躍した人物です。 政宗公は、…
戦国武将総選挙で第3位。不動の人気を誇る伊達政宗。 仙台藩は他藩に比べて、主君が亡くなった時に後追いする家臣の数が、圧倒的に多かったようです。 それだけ忠誠心が厚いということになりますが、政宗公の時はもとより、二代藩主忠…
国内の観光・レジャーでは、「温泉旅行」がダントツトップの人気ではないでしょうか。 もともとは湯治(病気や傷の治癒)を目的にした医療として人々に認知されており、温泉での滞在は7日間を一回りとして長期滞在するのが主流だったよ…
戦国時代の合戦の作戦に、火攻め、水攻め、投石攻めなどありますが、一番確実でダメージが大きいのは「兵糧攻め」でしょう。 兵糧(ひょうろう)とは、戦争時の兵隊の食料のことです。食(じき)攻めともいいます。 食糧補給の道を断っ…
沖合からも一目でわかる、昔から漁師たちのランドマークとしても親しまれてきた三角のお山「太白山」。 世界中にて、ピラミッド型の山にはUFO伝説がありますが、ここ茂庭台付近の子供たちの間でも、UFO目撃談が絶えない時期があっ…
【北山の光明寺】 仙台では、京都五山や鎌倉五山に倣って、5つの仏閣を建て城下の北の守りとしました。 光明寺、満勝寺、東昌寺、覚範寺、資福寺。これを「北山五山」という。 光明寺は伊達氏始祖である朝宗夫人(光明寺殿)の菩提寺…
こんにちは、歴史の真相発掘人ユーホーです。前記事(vol.14)の続きです。 道の駅おおさとで偶然見つけたその本がこれです。歴史研究において、このような貴重な研究書に出会うことも醍醐味です。 支倉常長は、黒…