『そうめん』と『うーめん』の違いは長さだけじゃない!作り手の優しさ勝る味と理由~白石温麺~

グルメ

こんにちは、POCHIです。「お家ごはん」も、夏メニューがチラホラ登場していませんか?

そんな時には、是非宮城の名産品である『白石温麺』を召し上がっていただきたいなと思います。

温麺」と書いて「うーめん」と読みます。

うーめん』のことを「短いそうめん」だと思っていませんか?実はPOCHIも、かつてはそう思っていたんです。

でも、食べて知ってびっくり!!「そうめん」とは、結構な違いがあるんです。

本日は、そんな宮城の特産品である『うーめん』をお伝えしたいと思います。

『うーめん』とは『白石温麺(しろいしうーめん)』のこと

完全なる宮城県白石市の特産品です。

 

宮城では夏だけでなく、一年中食されるのも「そうめん」と少し違う点です。

温かいそうめんメニューとして「にゅうめん」がありますが『温かいうーめん』は、宮城の一般家庭ではもっと身近なメニューのように感じます。

「そうめん」と「うーめん」の大きな違いは?

茹でると「そうめん」と見分けはつきませんね~。お味もそうめんという感じでツルツル美味しいです。でも、大きな違いが二つあります。

一つ目は長さが全然違う!

「そうめん」は30㎝程度の長さがありますが『うーめんは基本的に約10㎝の長さが一般的です。
(※うーめんの中には、麺の長さが長い高級品もありますが、一般的には手に入りません

二つ目は製造の際に油を使用していない!

白石温麺』のお店で食べるとわからないのですが、自分で茹でるとその違いがとてもよくわかります。茹でる時とザルに上げる時『うーめん』の方が圧倒的にくっつきやすいのです。

油を使用せずに製造することで、もろく割れやすくなった可能性もあり、短いうーめんが一般的になったとも言われています。

『うーめん』は胃腸の弱い人の為に作られたという言い伝えアリ!

■白石温麺の誕生

いまから約400年前、白石の城下町にいた大畑屋の鈴木浅右衛門(のちに味右衛門(みえもん)を襲名)という青年により白石温麺は誕生しました。

当時、浅右衛門は胃腸が弱く病弱な父親・久左衛門のため「消化が良く父が元気になる食べ物はないか」と、毎日方々を探し回っていました。
ある日、旅の僧から、油を使わず消化に良い麺の製法を授かります。浅右衛門は、早速麺作りを開始し、苦心の末この麺を作り上げました。
膳に盛った麺を勧めると、食べやすくまことに美味しい麺に父親の食欲は増し、病状も回復していったそうです。

■人を思いやる「温かい心」から温麺と名付けられた

大畑屋の鈴木浅右衛門が作った麺は、評判を呼び、白石の武将片倉小十郎にも献上されました。
味もさることながら、誕生秘話に感銘を受けた小十郎は、「人を思いやる温かい心を持つ麺」という意味を込め、この麺を「温麺」と名付けました。
また、この功績により、浅右衛門は「味右衛門」と名乗ることを許されたと言われています。

(引用元:白石興産株式会社ホームページより抜粋)

優しさから生まれた温麺。宮城に歴史あり、温麺に歴史ありですね。

胃腸の弱い方や、お子様にも食べやすい『うーめん』ですが、高齢者社会の今の時代では高齢者食としても良いのでは?と思います。

そして、一般家庭でお料理する時も、麺の長さが短いとたいへん使い勝手が良いです。

まとめ

ただの短いそうめんに見える『白石温麵』ですが、遥か昔の優しさで商品開発され、現在に受け継がれている「深い麺」だと思いました。

宮城県内では、どのお店でも簡単に手に入ります。

お値段も本当に色々です。お店によってはサクラ色のものや、それ以外の色のもの、わかめが練り込んであるもの等もあって、色々揃えたくなります。

 

こんなかわいい紅白の温麺も販売されています。

食べた感じは確かにそうめんと似ていますが、実はそうめんとは少し違う油が入っていなくて、短い、優しい麺『白石温麺』をお家ごはんでいかがですか?

*参考*

奥州白石温麺協同組合:ホームページ

黒酢でさっぱり!彩り豊かな白石温麺レシピ♪【お家で料理】