「ユーホー」の記事

おでかけ

これぞ仙台歴史ロマン★明智光秀の菩提寺「恵光院」(高野山)に泊まってみた【宮城歴史浪漫シリーズvol.30】

宿坊ってご存じですか?簡単に言うと「お寺に泊まる」ことなのですが、これが奥が深くておもしろいのです。 歴史的には、平安時代に天皇や宮中で熊野詣(三重県の熊野三山)が盛んなころ、宿泊場所として寺が利用されたことに始まります…

歴史

これぞ仙台歴史ロマン★五郎八姫②松島四大観のひとつ「富山」の観音堂と大仰寺【宮城歴史浪漫シリーズvol.28】

前記事(vol.27)の続きです。 五郎八姫は晩年、師事する洞水和尚(瑞厳寺100世で天麟院1世)の手引きで落飾*しています。(*身分の高い人が髪を剃り仏門に入ること) キリシタンから仏教へ帰依したのには、幽清の影響があ…

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これぞ仙台歴史ロマン★根白石は伊達家のわけあり重鎮を匿った隠れ里だった!?【宮城歴史浪漫シリーズvol.24】

仙台の北西に位置する泉区根白石(ねのしろいし)は、泉ヶ岳を一望にする田園地帯で、住宅は中心部にありその中に古刹満興寺(前記事vol.23参照)があります。 政宗は祖母栽松院の墓参りにたびたび立ち寄りお泊りにもなったという…

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これぞ仙台歴史ロマン★久保姫が美女でなければ政宗は生まれていなかったかもしれない!?【宮城歴史浪漫シリーズvol.23】

久保姫は、陸奥国磐城領主・岩城重隆の娘で、伊達政宗の祖父・晴宗の正室となり、政宗公の祖母にあたります。 久保姫は奥州一の美少女として名高く、えくぼが出ることから「笑窪御前」とも呼ばれていました。 当初白河城主・結城氏のも…

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これぞ仙台歴史ロマン★たぶん伊達家臣の中で一番のご長寿!茂庭綱元公【宮城歴史浪漫シリーズvol.21】

政宗の功臣の中でもとくに功績を残した【伊達の三傑】と呼ばれる、片倉小十郎景綱・伊達成実・茂庭綱元。 3人のうち一番年上の茂庭綱元は、あまり歴史上に登場しませんが、政宗公の右腕として地味~に大活躍した人物です。 政宗公は、…

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これぞ仙台歴史ロマン★たぶん伊達家臣の中で一番のイケメン!古内主膳重広公【宮城歴史浪漫シリーズvol.20】

戦国武将総選挙で第3位。不動の人気を誇る伊達政宗。 仙台藩は他藩に比べて、主君が亡くなった時に後追いする家臣の数が、圧倒的に多かったようです。 それだけ忠誠心が厚いということになりますが、政宗公の時はもとより、二代藩主忠…

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これぞ仙台歴史ロマン★仙台の奥座敷秋保温泉は天皇から”御湯”の称号をもらっていた!【宮城歴史浪漫シリーズvol.19】

国内の観光・レジャーでは、「温泉旅行」がダントツトップの人気ではないでしょうか。 もともとは湯治(病気や傷の治癒)を目的にした医療として人々に認知されており、温泉での滞在は7日間を一回りとして長期滞在するのが主流だったよ…

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これぞ仙台歴史ロマン★腹が減っては戦はできぬ!政宗の仙台みそは兵糧に大活躍した!【宮城歴史浪漫シリーズvol.18】

戦国時代の合戦の作戦に、火攻め、水攻め、投石攻めなどありますが、一番確実でダメージが大きいのは「兵糧攻め」でしょう。 兵糧(ひょうろう)とは、戦争時の兵隊の食料のことです。食(じき)攻めともいいます。 食糧補給の道を断っ…

お寺/神社/史跡

これぞ仙台歴史ロマン★仙台城下の霊山”太白山”に登ってみたら驚いた!【宮城歴史浪漫シリーズvol.17】

沖合からも一目でわかる、昔から漁師たちのランドマークとしても親しまれてきた三角のお山「太白山」。 世界中にて、ピラミッド型の山にはUFO伝説がありますが、ここ茂庭台付近の子供たちの間でも、UFO目撃談が絶えない時期があっ…

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これぞ仙台歴史ロマン★慶長遣欧使節 支倉常長は生きていた!?その1【宮城歴史浪漫シリーズvol.14】

こんにちわ、仙台藩の重鎮蘇らせ人ユーホーです。 歴史上では、支倉常長は失意のうちに帰国し、2年後に病死した’悲劇のヒーロー’として語られています。 その史実がひっくりかえる研究書を、数年前に「道の駅おおさと」で見つけまし…